2010年4月
会社に完全に足が向かなくなり心弱った私に、「辞めるなら迷惑かけないように辞めなさい。」という言葉がかけられました。
「辞める…!?自分が!?会社を!?」
全く想像していなかった選択肢に戸惑いましたが、もう仕事ができないと思った自分は辞職を選びました。上の人達にその旨を伝え、あとは辞表を出すように言われました。
会社を辞める前日まで私はほとんど欠勤し、誰とも話せませんでした。
そんな時退社後電話をくれた一人の先輩。
その先輩は飲みニケーションができる唯一の先輩でした。
先輩は最後まで自分の辞職をひきとめようとしてくれました。
退社後、先輩と2時間くらい話しました。
そして今更気づきました。
紳士次長や課長は、経営者としての指導しかできないこと、現場を経験しているので現場の大変さもよく分かるが、上からの言葉しか言えないということ。
でも先輩のような人は、上からではなく、次長から怒られても「そんな時もあるさ」という言葉をかけられるポジションにいる人。そんな人には素直に愚痴ってもいいこと、どんなことでも相談していいこと。息を抜いてあげられる人。
先輩と話したおかげで、同期とも少しずつ話せるようになりました。
同期にも迷惑をかけた。。。
何も言えなくて本当にごめん。。。