「台詞は才能、構成は努力」② | 「書く」を仕事に

「書く」を仕事に

オモロくてキビしくて愛しい、ライター生活。
取材・文/有留もと子
お問合せ/moco_moco_moco@hotmail.com

ライターの有留です。

いつもお世話になっております。

 

The・冬!って感じの、

カキーンと冷えた空気キラキラキラキラキラキラ

なんだか懐かしいです。

 

さて、先日書いた

「台詞は才能、構成は努力」。

(未読の方はこちら→☆)

 

シナリオではなく、

一般的なライター仕事における台詞って

何を指すのでしょうか。

 

私見ですが、言葉のセンスだと思います。

 

特に、「例え」が抜群に上手な人や

「言い換え」が面白い人は

言葉のセンスの持ち主。

 

これは、やろうと思ってできることというよりは、

ある程度天性のものだと思うんですよね。

 

一方構成とは、話しの並べ方です。

人を引き付ける構成、

読ませる構成、

わかりやすく説明する構成などは

後からいくらでも学べると思います。

 

「じゃあ、どうやって学べばいいの?」 

という話ですよね。

 

 

 

結論から言いますと。

 

既存の構成を研究してください。

 

※コンテンツが違いますから、

構成をパクッても同じ文章にはなりません。

 

ブックライティングの場合だったら、

自分で読んで面白いと思った本や

わかりやすいと思った本、

売れている本の目次を片っ端から研究するのです。

 

一冊分のストーリーをどうやって流しているのか。

 

時系列だったり、

問題定義から始めて、解決策A、B、Cと並んでいたり、

基本的なことから徐々に難しい内容に進めていたり、

シチュエーション別だったり……。

いろいろなパターンがあると思います。

 

そして自分が関わる本には

どのパターンが最もふさわしいのかを

考えてみてください。

 

他にもインタビュー記事なども同様に

文章の構成に注目しながら読むといいですよ!

 

 

シナリオを勉強していたころは、

DVDで映画を見まくって、

やはり構成を分析していたものでした。

 

分析っていうと大げさですが……滝汗

私は「3幕構成」で考えていたので、

どこまでが1幕で、どこから2幕が始まるのか、

2幕目がどう終わって3幕目につながるのか、とか。

 

たくさん見ると、

だいたい似たようなパターンであることが

わかってきます。

 

同時に、自分の書いているシナリオに

なにが足りないのかも

わかります。

 

1本や2本見たくらいじゃダメで、

やっぱりある程度数をこなすことが必要ですよね。

 

でも、繰り返しになりますが

構成は学べます!

 

構成ができるようになれば

ライターとしてなんとか食べていけるくらいにはなりますラブラブ