ジブリ美術館で、喝! | 「書く」を仕事に

「書く」を仕事に

オモロくてキビしくて愛しい、ライター生活。
取材・文/有留もと子
お問合せ/moco_moco_moco@hotmail.com

ライターの有留です。

いつもお世話になっております。

 

2020年に入ってもう20日が過ぎたことと、

2019年のクリスマスからまだ1カ月経っていないことに

驚きを禁じ得ない今日この頃。

 

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

 

私は先週、三鷹の森ジブリ美術館に行ってきました。

その体験がすごく良くて、
今も時々思い返しているのです。
 
 
image
どうです、この“森感”満載の入り口。
正式名称は「三鷹市立アニメーション美術館」です。
 
 
この美術館をつくるにあたり、宮崎駿監督は
“名前貸し”みたいな関わり方はしない! と
決意したそうです。
 
実際に、美術館の隅から隅まで、宮崎監督の
思いとエネルギーが満ち溢れていました。
 
私が特に心を奪われたのが
「映画の生まれる場所(ところ)」
という常設展示です。
 
たとえば作品のアイディアを思い付くコーナーでは
壁一面に宮崎監督が描いたイメージボートが貼られていたり、
バイオリンや飛行機や本や、いろいろなものが
所狭しと置いてある少年の部屋があったり。
 
動画、彩色、撮影のプロセスを解説するコーナーでは
それぞれの担当者が今まで仕事をしていたかのような
デスクを再現していたり。
そのデスクの上も、資料や本の山、ちびた鉛筆、
タバコの吸い殻、なぜか巨大なラジカセ(懐かしい!)
などなどが。
 
どこもかしこも、
シンプル、効率的、簡単、ミニマリズム
といった最近主流になっている
キーワードとは真逆を貫いていて。
 
混沌、雑多、複雑、時間がかかる……という
世界観を見せつけているわけです。
 
でも、
そもそもクリエイティブって、そういうものだったよね
と改めて思いました照れ
 
ゼロから何かを産みだすことって
泥臭いんだよな。
 
 
そして私はいつの間にかずいぶん長い時間、
クリエイティブさから離れていたなあ。

 

……そんなことを思いながら、美術館を後にしました。

 

 
 
宮崎監督、御年79歳。
あの枯れることのない創作意欲はどこから湧いてくるのか。
妥協を知らない強靭さはなにゆえか。
 
ぼやっと過ごしていた私に宮崎監督から
喝!
をプレゼントしてもらった感じでした笑い泣き
 
 
というわけで、今年もいろいろチャレンジして参る所存。
 
 
三鷹の森ジブリ美術館
〒181-0013 東京都三鷹市下連雀1丁目1-83
開館時間:10:00~18:00
定期休館日:火曜日
入館料:大人・大学生…1000円/高校・中学生…700円 
 小学生…400円/幼児(4歳以上)…100円(税込)
チケット購入方法:日時指定の予約制です! 
 事前にローソンチケットで購入を
その他美術館についての情報はこちら→