2018フィレンツェの旅⑨~日帰りトリップPart1/サン・ジミニャーノ | 「書く」を仕事に

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オモロくてキビしくて愛しい、ライター生活。
取材・文/有留もと子
お問合せ/moco_moco_moco@hotmail.com

ライターの有留です。

いつもお世話になっております。

 

むー、帰国してから1週間以上が経ち……。

 

記憶が薄れてしまわないうちに

どんどん書かねば!と焦り気味です。

 

 

さて、今回のフィレンツェ旅行は

11/21(水)~11/29(木)

という、かなり余裕を持ったスケジュールでした。

 

その間、宿はずっとサンタ・マリア・ノヴェッラ。

 

ホテル「サンタ・マリア・ノヴェッラ」についてはこちらをどうぞ。

Part1

Part2★★

 

まるまる一週間はフィレンツェに滞在できるので、

ちょっと気分を変えて日帰り旅行もしてきました。

 

まずは“美しき塔の街”サン・ジミニャーノへ!

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「美しき塔の街」として、1990年に世界遺産に登録されています。

 

 

実は、サン・ジミニャーノ(San Gimignano)は

まったくノーマークでした。

行きの飛行機で隣に座ったWHOのおじさんが

「塔のある、きれいな街だからぜひ行くといいよ!」

と教えてくれたのです。

 

おじさんとのエピソード

Part1

Part2★★

Part3★★★

 

というわけで、行ってみることに。

(根が素直なものでして真顔

 

 

フィレンツェからサン・ジミニャーノに行くには

バスが便利。

 

フィレンツェ中央駅の横

(サンタ・マリア・ノヴェッラ教会を背に左手側)

にあるバスターミナル (Stazione dell'autobus)

で切符を買います。

往復で6.8ユーロでした。

 

窓口のお兄さんが、なにやら奥のお姉さんと口喧嘩していました。

早く売ってくれないと、バスに乗り遅れちゃう!

私は超イライラしながら

「ミスクージ!」

を連発していたのですが、

お兄さんはお構いなし。

 

お姉さんとのバトルがひと段落したところで

ようやくこちらを振り向いてくれました。

私の後にはずらーっと人が並んでいました汗

 

ま、ここはイタリアだしね。

気にしない。

 

 

さて、サン・ジミニャーノに行くまでには

一度バスの乗り換えがあります。

 

乗り換えるのは

ポッギボンシ(Poggibonsi)

という停留所。

 

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な、なんにもない……滝汗

 

サン・ジミニャーノ行きのバスは、降りたところに停まるので

迷うことはないと思いますよー。

 

フィレンツェからサン・ジミニャーノまでは

バスの乗り継ぎ時間を含めて2時間弱でした。

 

 

 

サン・ジミニャーノに着き、城壁をくぐったら……

いきなり中世の世界!

 

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古い街並みがそのまま残っています。

 

 

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中央にそびえているのがグロッサの塔。

いちばん高い塔だそうです。

どうです、この陰鬱な空。映画の1シーンみたいラブラブ

 

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ドゥオウモを正面から見たところ。

みなさん、左手に注目していますよね。

実は、この横では結婚式を終えて出てきた新郎新婦が

ハネムーンに出かける車に乗り込むところだったのです。

 

新郎新婦と書きましたが、御歳の頃は私と同じくらい?

人生の後半を共にする伴侶に巡り合ったのかなラブ

(おめでとう!!)

 

 

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写真だとわかりづらいのですが、結構な急勾配の坂道が続きます。

雨が降った後で石畳が濡れていて滑りやすかった。

 

 

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どこを切り取っても風情のある街並みでした。

 

 

フィレンツェにもどるバス停は、城壁を出て左手、

道路を渡ったところにあります。

(緑色の屋根がついていました)

 

バスを待っていたら、雨が降ってきました。

するとそこに、さきほどの新郎新婦の車が

クラクションを鳴らして通り過ぎていきました。

 

私たちも拍手をしたり口笛を吹いたりしてお見送り。

 

どうぞお幸せにラブラブラブラブラブラブ

 

ほっこりした気持ちになってサン・ジミニャーノを後にしました。