おじさん天使現る | 主婦だって恋したっていいじゃない

主婦だって恋したっていいじゃない

だって一生女性ですもの

こちらに来る飛行機の中でのこと、

3人並びの通路側の席におじさまが先に座っておりました。

 

心の中では、

「おっさんかぁー」

とほんの少しだけお口が悪いIKEKOは思ってました。

 

奥の席に座りますと伝えると、おじさまはすぐに席を立ってくれました。

ここまではある意味普通ですが、

私がボストンバックを持ってるのを見て、

「上に乗せましょうか?」

と、乗せてくれました。

 

さらに、

「荷物の向きとかありますか?」

と、細かい心配りも忘れずに聞いてくれました。

 

降下前にCAさんが、

「間もなくシートベルト点灯サインがでますと、お手洗いに行けなくなりますので、お子さまはお早めに行かれて下さい。」

と伝えに来てくれると、

おじさま曰く、

「いつでも遠慮なく、おっしゃって下さい。」

 

結局、お手洗いには行かずに済んだのですが、

他にもドリンクサービスの時なども含め、

こんなに細やかに私と息子に配慮してくれるって、この人、夫だっけ?と危うく錯覚を起こしかけました。

まぁ、実在の夫はこんな配慮は致しませんが。

 

着陸してから、おじさまはまたさっと立ち上がって、何も言わず荷物を優しく下ろしてくれました。←PCが入っているので。

 

私はこのおじさまが航空会社の人か天使にしか見えなくなりました。

 

この一期一会にしっかり感謝の思いを伝えなければと、

「ご親切にありがとうございました。」

としっかり目力に感謝の思いを込めてお礼をしました。

 

おじさまは名乗ることもなく(←当たり前)去っていきました。

 

赤の他人がこんなにも親切にしてくれるのね。

 

私は「ありがとう」と受け取ればいいのね。