こんにちは。



パパとママがケンカ中と先日ブログに書きました。



御両親の介護や家族とのできごとに悩む方に



「こんなのもあるよ〜」と仲間意識で楽しんでいただけたらうれしいですw



ではそのお話を書いてみたいと思います。



ケンカの前、2週間くらい、ママは私にあることをグチり続けていた。



それは「家庭ゴミのこと」。



パパは肺癌で弱ったママの身体を気遣い、



キッチンのゴミ袋を交換したり、ベランダに重いゴミを持っていきまとめたり、お手伝いをしてくれる。



しかし、その袋の種類が毎回間違えていたり、やり方が雑というところにママは納得がいかないとのこと。



しかーし!



パパは自由人間でちょっぴりアスペっぽいところがあるので、



行動に指摘されるとダダこねる、何でも自分のやり方でやりたい。



という「特性」があります。



ママがゴミのことを毎日私にグチるので、



私も「早く解決したい」と思い、



パパにいつものワイロのお金を渡してみたw



「パパ、とってもありがたいんだけど、ママがゴミのことは自分で全部やるって言ってるからこれで我慢して」



「うん!わかった!」とすんなり受け取った彼www



で、母はここで懲りずに、



「ここはやってもいいけど、ここはやらないで欲しい。あと、これはやらないで。アソコだけやって欲しい」



などと細かいリクエストを出してきた(笑)



私「あのね、普通に話が通じる人なら臨機応変にできると思うけど、パパはそうゆうの対応できないってわかるでしょ?だから、自分の思い通りにならないのが気に入らないのだから、だったら全部自分でやるしかないの」



母「そんなに難しいこと言ってないのに...」



私「ママ、そうゆうところだよ。自分にとっては難しくない常識でもそれができない人もいるの。だから妥協点を探らないと」



母「わかってるけど.....」



お金を渡して父に手を出させない、母に全てやらせてストレスを減らさせる。



これで解決!



と思っていたわたし(笑)



で、週末にビール飲んでご機嫌なパパが部屋でのんびりしているときに事件は起きた。



母「もう!触らないでって言ったのに!」



ベランダから謎の怒り声が聞こえてきたw



私「どうしたの?」



母「ゴミ触らないでって言ってくれたんだよね?!ベランダにゴミ移動させて自分の部屋の前に置いてるんだけど!」



私はすぐに状況を察知した。



通常はキッチンのゴミが一杯になったらベランダのゴミ箱にまずまとめる。



ゴミ出し日の前日にゴミ箱から出してベランダの見えるところに置く。



しかしそこに対して、



「リビングから見える位置にゴミがあると不潔っぽくて嫌だ」と言い出したのは母(笑)



父はおそらくそこを気遣い自分の部屋の前のベランダにゴミを置いたのである。



しかし、「お金あげるから触らないで」という指示は「ゴミに関する作業に一切関与しないで」



という意味であり、部分的にまだ関与してくる



「やさしさという名の余計な動き」



に対して母が腹を立てているのであるwww



正直「くだらない」と内心思っておりました(笑)



母「もう〜!これはまだまとめちゃダメなやつなの!こっちが出す方なのに...」



ゴミ出し日とスタンバイしているゴミの「不一致」にも怒り始めたwww



わたしは父の部屋に行き、コンコンとノック。



私「パパ〜。ゴミなんだけど、触らなくて大丈夫だからね。ママがやるから」



父「あ、触るのもダメだったの?お母さん重いのはキツイかなーと思って」



私「触らない契約でお金を渡しましたw」



父「あー!そっか...え、お母さん、なんか怒ってるの?」



私「いや....まぁ...触らなければ大丈夫だよw」



伝えることは伝えた。



母はカリカリしながら、ゴミを自分のやりたい



「常識のやり方」で片付け、不機嫌マックスで部屋に戻っていった。



その後、リビングでわたしが一息ついていると、



いきなり父が部屋からバタン!ドタドタ〜!と私のところに勢いよくやってきた。



私「どしたの?」



父「お父さんもう家のこと何も手伝わないから!お母さんの送り迎えももうしない!あったまきた!!」



と興奮しながら吐き捨てて部屋に戻っていった(笑)



.......え?



え、待ってw



どうゆうこと?(笑)



私の脳内、スピード整理してみた。



先ほどパパの部屋にいき、改めて「ゴミを触らないでね」と伝えた

自分の行動に指摘されたと受け取る

いじける

ムカついたので「お母さんの送り迎えもしない」と勢いで言った。



たぶん、こんな感じ(笑)



お酒も入ってボルテージ上がった人に近づくのは危険ですw



母に事のいきさつを伝えた。



母「なんで、ゴミの話から送り迎えしないに繋がるの?私のことがそんなに憎いの?」



私「いや、興奮して勢いで言ってしまっただけだと思う(笑)」



母「わかりました。送り迎えはもう結構です。自分で何とかします。わたしが全て悪いんですね」



2人とも直接だと話し合いできなくて揉めるからといって、



お互いがスネて私に当たってくるwww



め、めんどくさい(笑)



これも「介護の一部」だと思い、ポットは前向きに冷静にいきたいと思いますw



私「全てママが悪いってことではないよ。ただ、お互いに譲らないところが似てるからお互い様かな」



翌日から母は職場まで交通機関と徒歩で行くようになった。



そして、その2日後。



父「ポット、お母さん体調大丈夫かな?送った方がいいよね?」



私「キレて送らないっていじけたの自分じゃんw」



父「そうだけど....お父さんが全部悪いけど....お酒飲んじゃってたし...お母さん...細かいし....」



私「まぁ、パパが自分ルール以外対応できないってのはわかるよ(笑)指摘されてブーたれただけでしょ?」



父「う....うん.....」



反省を見せてることが珍しいwww



さすがに「マズイ」とは思ったんだろうか?



私「直接謝ってみたら?」



パパは不器用なので、謝罪のやり方も下手くそ。



母にニコニコしながら謝罪www



そして根に持つ体質の母は、



「もうけっこうです。ご自分を大切に暮らしてください。私は身体がきつかろうが自分で通勤しますので」



と強烈な嫌味パンチを喰らわせていたw



そんなくだらないケンカがあり、



その数日後、なんと父が熱中症で倒れた。



お気に入りルーティンのお散歩中にいきなり倒れたらしく、



気づいた親切な方が救急車を呼んでくださり、



私は父の携帯から着信があり、すぐに切れたので折り返したら、



救急隊員の方が出て、病院に運ばれたとのことだった。



とりあえず弟、母とも連絡を取り、



弟が「すぐ行くわ〜」と名乗りを上げたので、



対応をお願いした。



その間に私と母はまだ「熱中症」だとはこの時点ではわかっていなかったので、



入院のケースを考えて、いろいろと準備し、



弟におくすり手帳とともに荷物を運んでもらった。



母「あの人はいつもこうなのよ!私を平気で見捨てるくせに自分は家族を頼るのよ!」



私「気持ちはわかる(笑)理不尽だよね」



母「前に倒れて家族に迷惑かけたあとも、オレはもう倒れないとかえらそうに言ってまた倒れてるし。結局迷惑しかかけないのよ」



プリプリが止まらない母(笑)



確かに母の立場からすると、



ガソリン代払って「送り迎え」の契約をしていたのに、



それを機嫌で投げ出されたあげく、



自分は旦那を助けないといけないわけ?



に納得がいかないのだろう。



でも全てを観察している「私」からすると、



断って意地を張っているのはあなたでは?



と思うわけです(笑)



父は父なりに「反省の色」は一応見せたわけで、



母の身体のことは心配している。



だけど、こうゆう「繰り返し」を何度も経験している母は「信用できない、ウンザリ」というのが本音なんだろう。



切り替えがうまくできれば良いのですが、



彼女は根に持つとマジで長いwww



特に「常識、思いやり」に関することは、



自分ができるから、世間もそうだから、相手もできないのはおかしい。



というのを押しつけがちなところがある。



結局、入院もせずに「ケロっ」とした顔で家に戻り、



弟に買ってもらった「お寿司🍣」をほうばりまくる自由な父(笑)



父「家族にご迷惑をおかけしました。ごめんなさい!倒れてびっくりしちゃった!」



私「寿司モグモグしながらニコニコして言うのは地雷(笑)」



母「わたし、疲れたので部屋にいきます...」



弟「お父さん、こうゆうとき家族いないと自分じゃ何もできないんだからもっとお母さんを大事にしなよ?」



父「はい!わかりました!あ、でもお父さん、送ろうか?って言ったし、謝ったけど、お母さんがまだ怒ってる」



私「まぁ、私は2人のサンドバッグみたいで1番ハードだけどね(笑)」



父「...ごめんなさいっ!お父さん、言葉が下手くそだから....」



私「とりあえず3か月くらい様子見なよ。ほとぼり冷めたら身体キツイって言ってまた車乗ると思うし(笑)」



父「うん....お母さん、キレたら長いからなぁ」



私「自分は悪くない、お母さんが悪いってワードは禁止ね!(笑)」



父「わかりましたっ!言わないようにしますっ」



私「切り替え早すぎるパパを半分あげたいくらい(笑)ママ、切り替え下手だもんねー」



弟「ねーちゃん、お父さんとお母さんのこと、いろいろありがとね。またなんかあれば連絡ください」



私「りょーかい。病院対応ありがとね。助かりました」



話し合いと妥協ができない父母のもとに生まれると、



話し合いと妥協ができる私と弟が存在しているから不思議なものです(笑)



実家に帰ってきてからというもの、



いざというときに頼れるおねーちゃんでありたいし、



できるだけ弟の手を煩わせないおねーちゃんでありたい。



そんな思いがあり、日常の父母のいざこざなんかを弟には言わないようにしている。



私の年下男好きルーツはやっぱり幼いころの私を頼る「弟」からきているんだろうなーと思います。



みなさんのご家庭での「くだらないケンカ」はどんなのがありますか?



ぜひ教えてください〜。



ではまた〜!