こんにちは。
母の脇腹激痛→救急→翌日。
朝から病院に電話して、
母の症状を説明した上で、担当先生への直通をお願いしてみた。
「午前中オペで取次出来ないので、外来なら明日になります」と言われた私。
こんなに母が苦しんでるのに、待てない!
ここは交渉頑張らねばと思い、
私「他にもいろいろな方がいるのは重々承知しているんですが、オペ終わり次第、先生とお話することは可能でしょうか?どうしても難しければ、ブロック注射(脊髄麻酔)でも良いので、対応できる先生はいらっしゃいますか?」
受付「現状かなり痛がってらっしゃるんでしたよね」
私「そうなんです。昨日の救急での臨時対応も効果が一時的で、吐いたり苦しんでいるので何とかしたくて」
受付「確認取りますので、折り返しご連絡いたします。」
私「ありがとうございます」
それから2時間くらい待機して、電話がかかってきた。
そこで受診科の呼吸器科受付へ繋いでくださり、
次は呼吸器科の受付の方へ改めて説明。
私「〜という状況でして。明日の先生の外来まで持たせるのは本人がかなりつらそうなので、何とか先生に診ていただけないかなと」
受付「わかりました。私◯◯と申します。オペ終わり次第、先生に必ず伝えて外来に来ていただきますので、あとどれくらいで来られますか?」
私「すぐに連れていきます。30分くらいで行けます」
受付「1時間後くらいでも大丈夫ですか?それくらいだと先生対応できると思うので。外来に来てください」
私「わかりました。お忙しいところ無理言ってすみません。宜しくお願いいたします。」
やった!
先生の外来担当日ではないのに、オペ後でやっと集中きれたところに本当に申し訳ないと思いながらも、
母を診ていただけると決まり、即動きました。
父は反省からスタンバイしていたので運転お願いし、
母を乗せて病院へ。
車が揺れる度、激痛で悶えていましたが、
揺れが少なくなるよう身体を支えました。
苦しむ母の後部座席をチラチラ見ながら、心配そうな気まづそうな顔の父(笑)
あなた、こんな状態の人を放置して、遊びに出かけたんだからね!
と言いたくなりました。
病院でおろしてもらった後、父は帰ってもらい、
母と外来で待機していたら、
「気分が悪い...」
と顔色が悪く、トイレに連れていくと、
しばらく嗚咽。
食べてないから出るもの出なくて、ほんとにツラそう。
落ちつくまで背中をなでなでし続けました。
また吐き気がくるといけないので、母をトイレ近くのイスに座らせ、
私は外来で呼ばれるのを待ちました。
「◯◯さ〜ん」
やっと呼ばれて、スタッフさんを母がいるところまで案内したのですが、かなりフラフラ状態だったので、
診察室の裏にある部屋のベッドに横にならせてもらい、そこに先生を呼んでくださるとのこと。
ありがたい。
横になってからも嗚咽が止まらず、スタッフさんが3人ほどテキパキとタオルやトレーなど用意してくださり、背中をなでなでしてくださり、
昨日から私が1人で何とかやっていたことを瞬時に対応してくれて、とても助かりました。
そんなところに通称サバサバ先生登場!
先「こんにちは〜。どうしたの?苦しかったの?」
母「うっ...も...もう無理...い、痛い...おぇっ」
嗚咽しながら泣きながら言葉にもならないので、
私が昨日からの状況を説明し、
私「オペ終わったばかりのところ無理言ってほんとにすみません。先生に会えたら何とかなるかもと思って」
先「全然大丈夫ですよ〜。でもかなり苦しそうだね」
私「術後の肋間神経痛ってこれくらいが通常ですか?程度がわからなくて」
先「いや、こんなに苦しむのはあまりないかな。この間外来に来たときに元気そうだったから、強い薬をそれから減らしたから、もしかしたらそれが効いてたのかもね」
私「なるほど。そのお薬復活させたら改善しますかね?」
先「たぶんね。CTも見たけど肺は正常だし異常は一切ないキレイな状態だしね。睡眠取れてないのはきついだろうから点滴の痛み止めとかお薬もあるし、回復するまで数日入院してみます?」
母「う....はい...っ。もう...娘...オェッ」
もう娘に迷惑かけたくない。と言いたかったのだろう(笑)
私「家に連れて帰っても良いんですけど、多分本人が気を遣うし病院にいた方が確実性もあるだろうから、お願いしたいです」
先生「わかりました。そしたら連絡入れとくのであとはスタッフとお話しくださいね。大丈夫よ〜治る治る」
相変わらずサクサクとした口調だが、
判断早いところは最高。
この先生にオペしていただき、本当に良かった。
弟もまた来てくれて、
再度のCT検査に付き添い、入院手続きやタオルなどのレンタル手続きなど、手分けしてささっと片付け、
「お父さん、こんなこと出来ないよねぇ」
と2人で呆れ笑いをした。
できるできないより、やるかどうかなんですよね。
私だって呼吸器科のことや手術のこと、術後のことや手続きなど全てが初めてだったけど知らなきゃ始まらないしやらなきゃ理解できない。
この一歩をいつも踏みださないから父は永遠に幼児のままなのだ(笑)
点滴で痛み止めを打った母は少し落ちつき、
私は弟の運転で家に帰り、入院準備。
服や洗面道具、充電器など揃えたあと一旦休憩。
正直この2日間、仕事に全く手をつけれずだったけど、
こればかりは仕方ない。
在宅ワークで良かった。と心から思った。
父も苦しむ母を見ていたので、
父「入院で回復してくれるといいね。心配。」
私「そのわりにはカラオケの後、爆睡してたじゃん」
父「すみません。だってお父さんがなぐさめても嫌がるし」
私「まぁ、それはそうだね...」
父「お母さん何か食べたいものあるかな?◯◯(私)にも迷惑かけたし、食べたいものとか言って」
私「私は大丈夫。お母さんも病院食あるから大丈夫だよ」
彼なりにできることはやろうという気持ちは見えるので、コノヤロー!と思いながらも憎みきれない。
弟「なんだかんだ、お母さんって謝りながらも家族振り回してるよね。」
痛いところ突くな、弟よwww
母が父を嫌いという感情には確かに私たち3人振り回されている(笑)
今日も病院に着いたとき、
「お父さん、待たせるの悪いし、帰っていいから!」
と気遣った風に言っていたけれど、
本心は「恩着せたくないからお迎えは弟がいい」
なのだ。
察することが苦手な私でもだいぶ慣れてきたので、
弟に早い段階で連絡を入れていました(笑)
父の「嫌われてるからどうしようもない」って気持ちもわからなくもないんだよな。
母ももう少し好き嫌いじゃなくて、目的重視で動いてくれるとありがたいんですが、
更年期と歳なのもあり、駄々っ子ちゃんなんですよねー(笑)
弟とサバサバ先生とはコミュニケーション上手くいくのになw
この日の夜LINEが届き、
「嘘みたいに痛みがひいたし眠れた!ご飯も食べたよ!お医者さん凄い〜!明日◯◯と◯◯持ってきて〜」
と既に元通りwww
病院と医者はやはり凄い。
痛みがピークの時に「おっぱい切除して!」とか「どうしたら痛み取れるの?何とかして〜!」とかムチャブリで泣きまくってた母が嘘のよう。
嵐の後の静けさとはこのことか。
今日はリクエストの荷物を届けます。
私ならとことん甘えられるという蜜の味を覚えた母が若干おそろしいですが、
退院したら美味しいスイーツでも買ってもらおっと(笑)