昨日、母の病院に付き添い、
癌の進行状況の結果を聞く日でした。
内心ドキドキでしたが、気持ちを悟られないよう普通にふるまいつつ病院に向かったのですが、
病院についた途端、フラつきだした母。
大丈夫?と身体支えたのですが、平気と言うので手を離して待合のところまで一緒に並んでゆっくり歩きながら向かってたら、
またいきなりフラついたので、片腕をパッと握ったのですが、身体全てを支えることが出来ず、そのままバタンと床に倒れてしまった母。
ビックリして声をかけるも、
お尻を打ったようですぐに周りにいたスタッフさんたちが数人反応して下さり、
タンカーで受診科の横にあるベッドに移動し、
脈やら計り出しました。
私はとっさといえど、身体全てを支えれなかったことを激しく後悔しながら、
母に声をかけていました。
呼吸も荒れて痰が出たりしばらく苦しそうで、
見てるのつらかったです。
落ちついてから、打ったところをチェックしてもらい、念のためレントゲン撮影して異常なしが確認できました。
受診前にバタバタになってしまい、本当は受診後に脳のMRI予定だったのが順番逆になり、
MRIを撮影してから受診することになりました。
念のため車椅子をかりて、MRIの場所まで私が車椅子で運び、待機すること約40分。
その後、受診。
PETの結果で転移しているかどうかをまず見せてもらいました。
結果は肺のみで転移はしてなくて、ちょっと安堵。
癌は肺腺癌という女性がわりとなりやすい種類とのことで、
説明を受けていたのですが、どの程度かわからなかったので、ステージで言うとどれくらいですか?
と質問してみたら、
ステージ1の初期段階だけど、珍しい位置にあるから今の段階では切るのが難しいとのこと。
細かく言うと気管から肺につながる部分が癌腫瘍で塞がりそうな状態。
空気は通っているから肺自体は潰れてないけれど、入り口が詰まってます状態だから、そりゃ呼吸苦しくなるのわかるわ!
そんないわゆる空気移動の拠点的なところに癌があるので、切るのに十分なスペースが確保出来ないとのことで、まずは癌を小さくしてから切るという方法になるとの事でした。
ある程度の覚悟はしていたから思っていたよりは深刻でなくてほっとしました。
次の段階としては遺伝子検査の結果待ちなので、
それにより特定の遺伝子細胞があれば出来る治療、抗体による免疫治療、そうでなければ抗がん剤、放射線治療。
といった方法になるとの事。
先生はなるべく専門用語使わないように親切に説明してくださったので、
こちらも「これはこういう事ですか?」
と一つ一つおうむ返しのように理解するように質問していきました。
遺伝子による治療方法になった場合、あらかじめ事前準備が必要との事で、すぐに治療できるよう備えておかないといけないので、
筋肉注射とビタミン剤処方を当日受けることに。
100%までは理解出来なかったけど、
沢山質問したので何がどうなっているのか、どうゆう状況なのか、今後どうゆう予定なのか、という事は理解できたので良かったです。
当たり前だけど、概要理解できてないものって恐怖と不安がありますよね。
母は事前にYoutubeで肺の癌についての動画をかなり観て学習していたようで、ある程度理解していたとの事。
でも私が興味深々に質問しまくるから、
「受診時間どんどん長くなるじゃない」
と思っていたらしい(笑)
上に書いたように母は自分で知識入れたから大丈夫よ〜的なスタンスだったので、
いやいや、どんなに予備知識入れたとしても自分の耳で結果を聞いて、リアル状況を理解して把握しないと...
と考えていたら、父は思考力ない人だし、母は情報だよりだし私のこの結果ありきの考え方ってどっちにも似てないなとか思ってしまった。
こうゆうのって遺伝うんぬんじゃなくて経験からくるものなんだろうなー。
海外旅行く時なんかも私は予算から行く場所決めたりするから、まずはこれがあってという結果から入る方が安心するんですよね。
話それちゃいましたが、
とりあえずは転移と深刻状況は回避できたので、
嬉しい記録として残しておきたいと思います。