今、歯医者さんに通っているんですが、


歯科助手さんに「まだ大丈夫ですけどレントゲンで親知らずが見えるので早めに抜かれた方がいいですよ」


と言われた。


私は小さい頃に歯科矯正を2度経験してるので、

その時に上下の奥歯を4本抜いたことを覚えていて、

小さい頃はそれが親知らずだと思っていました。


ただ矯正道具装着のために奥歯抜いただけだった(笑)


で、親知らずの事を考えていたら、


「そもそもなんで親知らずって名前なんだろう?いらない歯なのになぜ生えるシステムなんだろう?」


と気になり、調べてみた。


すると、昔の人は寿命が早く、歯が生えてくるころには自分の親はもう亡くなっている歳頃だから。

つまり親の姿を知らないまま=親知らず。という説があるらしい。


で、なぜ生えるのか?については、


原始時代くらいに遡ると、人間は木の実やら動物やら食べていたわけで「食いちぎる、噛み砕く」というのが歯の役割だったから、親知らずはこの時代には必要不可欠な歯だった。


時代が進化すると共に食べ物も変わり、硬いものだけでなく柔らかい食べ物が沢山増えて、顎を使わない=骨格変化→縮小の過程を経て、


親知らずという存在が「埋まる」歯になっていったという説。


読んでなるほどなー!と勉強になりました。


「誰にでも生えてくるから仕方ないもの」って認識でそれ以上踏み込んだ事なかったのですが、そもそもは「必要だったものが食事変化により必要なくなったもの」だったんですね。


知識を知ると、


「抜くのやだなー。無駄なお金かかるし、痛いし。」


って気持ちが、


「必要とされない存在ってちょっとかわいそうだな」


という気持ちになりました。


歯医者自体がそもそも苦手だから、親知らず抜く時なんて恐怖でしかないけど、


親知らずさんに対する気持ちは少し変わった気がします(笑)


知らない事に興味を持つってやっぱり大切だなぁと思いました。


好奇心こそ学びですね。