こんにちは。
最近は少女漫画にハマっておりましたが、
本日は進撃の巨人について語ります。
アニメのファイナルシーズンのパート3のパート1が出たタイミングなので✨
原作全て読んでてアニメも最新まで観てるのでネタバレ嫌な方はスルー下さい。
まず、アニメのファイナルシーズンが長くなってるからパートが増えててややこしい(笑)
ファイナルのパート1,2をシーズン4にして、
パート3をファイナルシーズンにすれば良かったんじゃない?と思う。
そしたらファイナルシーズン、パート1ってシンプルなのにwww
制作側もこんなに長くなるとは思ってなかったんだろうな。
アルミンのセリフ借りるならまさしく結果わかってからならあーだこーだ言える状態ですね(笑)
私の進撃との付き合いについて語ると、
単行本から入り、ユミルが巨人化するあたりで頭混乱して、もう一度始めからスタートしました(笑)
リアルタイムではなかったけど漫画先に読み終わってから、アニメで追いかけたので忘れてる部分とかもありそれはそれはアニメで楽しめました。
最初読みだしたときの自分の印象は、
「絵がなんか気持ち悪い」
でした(笑)
でも既に世の中で凄い作品に違いない!と騒がれていた作品だったので、絵が気持ち悪いだけで止めるのはもったいないと読み続けたのを覚えています。
で、ユミルが巨人化したあたりで頭混乱と書きましたが、正しく言うと「これ結構深い系の物語か?!」と思ってスタートからちゃんと細かいところ見直そうと思ったのです。
この時点で既に沼の一歩踏み出してますよね(笑)
初回読みだした時は、巨人が攻めてくる壁内の話かーなんかゲームみたいな世界観だなくらいの軽い気持ちで読んでました。
で、エルヴィンがエレンに「君には何が見える?敵は何だと思う?」ってセリフを読んだ時に、
こんなセリフが出てくるって事は敵が内部にいる、近くに潜んでるってことじゃん!
と興奮したのを覚えていますw
私はゲームオブスローンズが大好きなので、
進撃の巨人てゲースロ系じゃない?!と勝手にテンション上がっていました。
ゲームオブスローンズも国取り合戦に人間のどろどろした醜い部分が絡んでくる話だけどそこに愛があったりキャラクターのストーリーがあるので、結構似てる部分があるのかなーと思っています。
なのでゲースロ好きな人は絶対進撃にハマると思う(笑)
次になぜにこんなに人気なのか?について。
私はハマってからというもの考察サイトや動画観まくり海外のアニメ好きな人たちのリアクション動画も沢山観てきました。
で、多くの人が言ってるのはやっぱり伏線回収の凄さとストーリー展開の面白さ。
それと誰に味方していいのかわからなくなるところ。
キャラクターの魅力。
あと作者さんの天才さ。
伏線回収って書いてる側の事を考えてみるとゴールを決めてからそのヒントを散らべると思うのですが、それがとてつもなくスケールが大きいのが凄い。
例えば1巻での話が最終巻で回収されるとか、
最初からある程度決定していないと描けないことがあるから、その巧妙さや途中の物語の繋ぎ方とか本当に圧巻だなと思う。
細かい部分は描きながら考えたり軌道修正したりも沢山あったんだろうけど、最初に決めてある大きな軸はブレてないからこそ、素晴らしさが際立つ。
そもそも主人公が最大の悪だったら?
ってアイデア自体が凄いと思う。
ジャンプやら少年漫画のヒーローセオリーを覆すというか。
慣れ親しんだ展開じゃない新しいアイデアがあるのが進撃の面白さだとも思う。
ライナーの正体カミングアウトとか代表的。
あんなさらっと会話の中でぶっちゃけるとか衝撃が大きかった。
鋼錬とかもかなり残酷な世界だったけど、
進撃は友達や仲間殺さなきゃいけない状況とか、
究極の選択を迫られたりとかもっと残酷な世界。
エレンが常に自由って言葉を口に出すけど、その自由が形を変えるから、そもそも自由とはなんぞや?と視聴者に考えさせるのがおもしろい。
主人公が好き!とならない感じも良い。
そのほかに魅力的なキャラクターが沢山いるから、
感情移入がいろいろ楽しめるし、だからこそ考察とか進撃好きなグループとか増えて盛り上がるんだと思う。
私も好きなキャラクターは沢山いるのですが、
特に好きなのはリヴァイ、ハンジ、ジャンです。
リヴァイはもう人気すぎるので嫌いな人はいないんじゃないかと思うくらいですが、私が彼を好きな1番の理由は人類最強の強さ、カッコ良さ。
ではなく、声優が神谷浩史さんだから!(笑)
神谷さんじゃなかったらここまでの人気は出なかったとマジで思う。
低めの冷静な声から怒りで昂る感じやイラついた演技や仲間を思う気持ちなどリヴァイのキャラクターを最大限に引き出してくれる神ボイス。
漫画読んでた時に、この人強いから神谷さんとか石田さんとか置鮎さんとか来るかなーとか考えてて、神谷さんの声聞いたときの嬉しさは忘れません(笑)
ハンジもリヴァイと同じ理由で、朴璐美さんが声優だから!
エド大好き勢としては朴璐美さんの声聞けるだけで幸せ。
漫画読んでた時は声優さん予想はしてなくて、単純に変わり者で物事を違う視点から見るっていう魅力的なキャラで好きだなぁと思っていました。
なので、神谷さんと同じく朴璐美さんの声聞いた時、もう何かのご褒美かと思いました(笑)
アニメにおいては私は声優さんかなり重要視してるので良い演技と声の方がきた時点で全部観ます。
ジャンに関しては、進撃の物語において必要なキャラクターだから好きという理由です。
現状を見極めて解決策を導いていくっていうリアリストキャラが人間らしいから、現実世界を生きてる読者、視聴者が共感しやすいし、物語上で「え?どうゆうこと?」とか「こんなのどうすればいいわけ?」という問題が出た時に役に立つのがジャン!
アルミンが物語の流れを説明していて、
ジャンはその中の状況を説明しているような感じ。
ほんとこうゆうキャラクター設定も素晴らしいなと思う。
マルコがアニに立体起動外されて置いてかれたときに「僕たちはまだ何も話し合ってない」って言ったセリフが後半になってマーレとパラディ等メンツたちにとって重要なセリフだったとわかった時、かなり感動しました。
この時を経て繋げるやり方が諫山先生ほんとにうますぎる。
ガビとカヤ、サシャとニコロの話もそうで、
ガビを最初に見た時は敵側のエレンみたいな子くらいにしか思ってなかったのに、時を経た繋げ方が凄すぎて。
お互い愛する人殺されて憎しみにかられて、
現実を自分で体験してやっと気づいて変わっていく。
ガビは成長過程が凄く好きなキャラクターです。
そんなガビの側にいるファルコがマーレ(ライナー)とパラディ島(エレン)の両方の気持ちが理解出来る優しい子ってのも凄く物語の中でキャラが引き立ってた。
花江さんの演技が素晴らしかった。
この方は「心の優しい純粋な男の子」役やらせたら右に出る者いないんじゃないかと思うくらい上手い。
進撃の巨人の中で好きな展開やストーリーは数えきれないほどあるのですが、
中でも特に気に入ってるのは、
先に書いたマルコのセリフの回収、ガビたちの繋げ方、コルトがファルコを守りガリアードが犠牲になったところ、女型巨人と戦った時リヴァイ班3人がかりで崩した体勢にリヴァイは1人でやったところ、記憶ツアーでエレン父が鍵持って見てたのが未来エレンだったところなど。
ありすぎて書ききれない(笑)
兄弟の話の回はほんとに泣けた。
ジークはエレンと夢を成し遂げようとしてて、
コルトはファルコを守るためにジークに懇願してて、
ポルコは兄マルセルがライナーを犠牲にして自分を守った事実を知り、ライナーを守るために動く。
ブラザーたちがこれでもかってくらい愛が深くて、これを一気にまとめる話の凄さに涙腺崩壊しました。
リヴァイ班の戦いのところは彼らの絆にも心打たれたし、リヴァイの強さがわかる印象的なシーンだった。
あと忘れてはいけないのが音楽!
アニメ好きなら知ってるであろう澤野弘之さんとKota yamamotoさんがOST担当だから更に昇華しましたよね。
澤野さんの音楽は全クリアしてるんじゃないかってくらい大好きで普段から聴いてるので、
アニメで音担当と知った時は絶対ヒットするなと確信してました。
ガンダムから86からカバネリから七つの大罪まで澤野さんサウンドはこれまで色々聴いてきたけど進撃は特に戦闘と切なさというか澤野さんが得意な系が爆発して人気出まくったんじゃないかなと個人的には思いました。
で、いざという時の重要シーンとか何この曲?!耳にめっちゃ残る!て曲を作るのが上手いのがKotaさん。
この2人組むと相乗効果が半端ない。
86のサントラとか特にそんな感じ。
ここまで熱く語ってきましたが、
漫画においては絵、ストーリー展開、キャラクター。
アニメにおいては声優、作画、音。
どっちも楽しめる要素があるのでやっぱり両方楽しむのが良いですね。
で、この要素が進撃みたいに全て揃ってるとヒットするんだと思う。
鬼滅もまさにそう。
作者さん以外に作品に携わっている人が沢山いて、
作り上げたものに対してみんなが喜ぶってドラマなんかもそうなんだろうけど、俳優さんの演技より2次元がやっぱり好きなのはオタクだからなんだろうなwww
進撃についてはまた別の機会でも書いてみたいと思います。