”春”ですねえ

”春”といったらなんといっても「桜」

 

そこで、今日は「桜で思い出す映画」「桜が印象的な映画」を集めてみました

 

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映画なんでもベストて~ん!

「桜の映画特集」

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春は別れと出会いの季節!

桜を愛でることのできる、ほんのわずかな期間に懸命に咲く姿に人々の生き様を重ねてしまいます

 

単純に「桜」で思いついた映画を並べただけで、映画の評価ウンヌンは一切ありません!観たことがある映画だけですし、思い出せない映画もありますから、本当はまだまだたくさんあるでしょうね?

 

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四月物語/98年

 

当時、TVドラマ「ロンバケ」「ラブジェネ」で人気を集めたの松たか子の映画初主演作品。北海道から上京したばかりの女子学生役の松たか子。ピュアで瑞々しい彼女が、薄いピンクの桜とオーバーラップしました

 

博士の愛した数式/06年

 

「雨あがる」の小泉堯史監督作品!

交通事故による脳の損傷で、記憶が80分しか持続しなくなってしまった元数学者と、彼の新しい家政婦とその息子のふれあいを描いた物語。桜並木を歩く姿が印象的です

 

細雪/83年

 

谷崎潤一郎原作、市川崑監督作品!

満開の桜と着物姿の豪華四姉妹の競演はため息がでるほど美しい。女優陣ばかりが目立ちますが、四姉妹を際立たせた石坂浩二と伊丹十三の男性二人の存在もよかったですね

 

櫻の園/90年

 

毎年、創立記念日にチェーホフの”櫻の園”を上映する女子高演劇部を舞台に、それに携わる少女たちの開園前の2時間の出来事を描く作品。儚く危うく美しい少女の時間を見事に映像表現した中村俊監督の秀作です。なお、同題で2008年度版もあります

 

雷桜/10年

 

徳川将軍家に生まれた男と村の娘との運命的な出会いと身分違いの恋を描いた作品!作りこみが足らなかった映画ですが、画像は美しかったです

 

秒速5センチメートル/07年

 

新海誠監督作品!舞い散る桜の花びらの落ちる速度のことで、お互いに惹かれあっていた男女の時間と距離を3話の短編に収めたアニメーション。胸を締め付けられるようなストーリーと美しい画像には驚かされました

 

桜の森の満開の下/75年

 

篠田正浩監督作品!岩下志麻、若山富三郎のW主演!人を狂わせる満開の桜と男を狂わせる魔性の女の幻想的な物語。人を飲み込み狂わせていく桜の美しいこと・・・岩下志麻は「桜の樹の下で」(89年)でも桜が印象的な映画に出ています。

 

花とアリス/04年

 

岩井俊二監督作品で、蒼井優と鈴木杏の二人の少女の友情と恋の物語。桜が満開の通学路をじゃれあいながら歩くシーンが瑞々しいです

 

海街diary/15年

 

是枝裕和監督作品!鎌倉の四季の移り変わりとともに、家族の絆を描いた物語。ドラマティックな展開はありませんが、時間がゆったり流れていくようなほのぼのとした作品です。桜のトンネルを自転車で疾走するシーンが美しいです

 

大病人/93年

 

伊丹十三監督作品!ガンで余命一年となった男が、残りの人生をどう生きるか、どう死ぬかという人間の葛藤をコミカルに描いた作品です。ラストの桜の映像が沁みます

 

はつ恋/00年

 

大好きな田中麗奈主演の甘くて切ない青春ドラマ!物語自体は平凡ですが、久石譲の音楽を聴くだけでも一見の価値はあります!ラストの桜のシーンはさすがでした。ちなみに、田中麗奈は、この映画のほかにも「夕凪の街 桜の国」(07年)「山桜」(08年)といった桜が印象的な映画に出ています

 

あん/15年

 

河瀬直美監督作品で樹木希林の最後の主演作品!

ソメイヨシノに見守られながら静かに流れる千太郎(永瀬正敏)の涙が哀しい。「どらやき、いかがですか~」の声に胸が締め付けられ泣けました

 

八つ墓村/77年

 

桜吹雪の中を鬼の形相で刀と猟銃を手に走る多治見要蔵(山崎努)の姿は衝撃的!桜の美しさと狂気の対比が見事でした。「祟りじゃ~!」

 

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”桜”というと、春の象徴で出会いや別れ、さらに淡い想いなど連想しますが、紹介の映画でもあるように狂気のイメージもあり、絶好の映画のシーンに多く使われます

 

だからこそ、桜は美しい!

 

番外で「サクラ」をひとつ!

ご存知、男はつらいよ!フーテンの寅の妹「サクラ」

 

初代おいちゃん役の森川信の名セリフ?

「おい、マクラ!サクラ持ってきてくれ!」