誰でも断片的に覚えているけど題名が思い出せない映画ってありますよねえ~昔観て大切にとっておきたい映画ってありますよねえ・・・今日は、そんな映画の紹介です

 

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★★「記憶の中の映画」★★

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この映画を初めて観たのは、小学生くらいで多分テレビの深夜放送だったと記憶しています。半魚人がただただ恐ろしかったのを強烈に覚えています

 

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「大アマゾンの半魚人」

1954年/アメリカ(79分)

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第90回アカデミー賞作品賞の「シェイプ・オブ・ウォーター」の元ネタと言われる古典名作ホラー作品!

 

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ジャック・アーノルド監督作品

 

リチャード・カールソン

ジュリー・アダムス

 

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アマゾンの奥地で、デボン紀の地層から水かきのついた手の化石が報告され、探検隊が派遣されるが・・・

 

「ピラニア」「グレムリン」などホラー映画の巨匠ジョー・ダンテ監督が絶賛した古典ホラーの傑作!「キングコング」(33年)とならびモンスター映画の草分けてきな映画!

 

今見ても、水中の神秘的な映像が素晴らしいだけでなく、現在のCGと違いゴム製のマスクなのに、内に秘めた悲しみが見る者に悲しみが伝わってきますね

 

 

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映画史に残る名シーン!?

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有名な話でご存知の方も多いと思いますが、マリリン・モンロー「七年目の浮気」(55年)で、地下鉄の排気口の上でスカートが捲くれる映画史に残る名シーンがありますが、この場面は彼女が映画館から出てきた直後で、その時モンローが「あの半魚人さん、可哀そう!」と漏らします。まさしく、彼女が見ていたのが本作「大アマゾンの半魚人」でした

 

ちなみに、続編である「半魚人の逆襲」は、あのイーストウッドのデビュー作です

 

 

CG全盛の今見ても、若干の古さは感じるものの、半魚人のリアルな造形には脱帽です!さらに、豊かな暮らしの代償に、自然破壊へと進む当時の社会へ警鐘を鳴らした作品でもあります

 

映画「エイリアン」(79年)も参考にしたといわれています

叶うならば、また観たいです!