鳥取地方で震度6弱の地震発生!心配ですねえ・・被害が広がらないことをお祈りします

 

美人女優列伝(海外編)/第3回 


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イングリッド・バーグマン

(スウェーデン)

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1915年~1982年/67才没

 

 

アカデミー賞3回(主演女優賞2回、助演女優賞1回)、エミー賞2回受賞!アメリカ映画協会選定の「映画スターベスト100」の女優部門で堂々の4位です。ちなみに1位はキャサリン・ヘプバーンです^^

 

「およそ人々が想像し得る理想的な女性」

 

娘のイザベラ・ロッセリーニも美しい女優さんで、映画監督のマーティン・スコセッシの元妻

 

 

グレース・ケリーと並ぶ「2大クールビューティー!」

 

その、高潔なイメージの一方で、不倫騒動や三度の結婚や離婚など、スキャンダラスな私生活によって、一時アメリカから離れますが「追想」でアメリカ映画に復帰し、この映画でアカデミー主演女優賞を獲得しています。ハリウッド黄金時代に一世を風靡し彼女は、その美貌だけでなくアカデミー賞に生涯7度ノミネートされ、3度受賞した抜群の演技力の持ち主です

 

 

やはり、忘れられないのが「カサブランカ」

映画史上、最高のラブロマンス映画とも言われています

 

ラストの空港のシーン・・・

 

「離れないと約束したわ」

「俺には君と幸せだったパリの思い出がある」

「君にもいつかわかる、君の瞳に乾杯!」

 

憂いを帯びた瞳が印象的でした!

 

この映画は今年9月にレビューしていますので、是非ど~ぞ!

 

 

「汚名」

ご存知ヒッチコック作品!

 

この映画を、バーグマンの最高傑作に推す人が多いのも頷けます。鍵を巡るやりとりは、手に汗握るシーンでしたね

 

 

「白い恐怖」

「ローマ休日」のグレゴリー・ペックとの共演

 

彼女はヒッチコック映画には3作出演しています

「白い恐怖」/45年

「汚名」/46年

「山羊座のもとに」/47年

 

この3作品の中では、この映画が一番好きです

眼鏡を外した時の顔は、ドキっとするほど美しかったです(笑)ちなみに、この映画は15年7月に「ヒッチコック特集」の中でレビューさせていただいておりますので、是非ど~ぞ!

 

 

シャルル・ボワイエ、ジョセフ・コットンとの「ガス燈」

 

彼女の透き通るような美しさに、ただただ見とれておりました(笑)モノクロ映画の良さを、存分に引き出した作品でいつかレビューしたいと思います。「マイ・フェア・レディ」のジョージ・キューカーの名作です!

 

 

「誰がために鐘は鳴る」のマリア

 

ゲーリー・クーパーとの共演で、このマリア役をやりたくて自慢の髪を切って原作者ヘミングウェイに売り込んだという話しは有名ですね。ショートカットの彼女もよかったです。ただ、映画としては好き嫌いあるでしょうね・・と言うより、クーパー&バーグマンではない気がします。ただ、切ないすばらしい映画ではあります!

 

 

ユル・ブリンナーとの「追想」


この映画はハリウッド復帰作で、彼女自身で2度目のアカデミー主演女優賞を獲得しています。ゴージャスで女性に好まれる映画かもしれませんね

 

 

時々、無性にバーグマンを観たくなります!

 

失礼ながら、今時の女優さんにはない気品にあふれてます。彼女ほど、代表作が多い女優さんも珍しいですね。

 

紹介したほかにも「ジャンヌ・ダーク」「ジキル博士とハイド氏」「別離」「サラトガ本線」「凱旋門」「秋のソナタ」などなど、当時の話題作の多くに出演しています!晩年、「オリエント急行殺人事件」でアカデミー助演女優賞を獲得し、テレビの「ゴルダと呼ばれた女」の完成後、自身の誕生日にガンのためこの世を去りました

 

1982年  67才 永眠

 

 

「私の後悔することは、やらなかったことであり、できなかったことではない」

 

彼女の主な出演作品は次の通り

 

まだ、観てない映画もたくさんありますので楽しみです!

 

1.ムンクブローの伯爵(1934年)Munkbrogreven
2.Bramminger(1935年)
3.スウェーデンイェルム(1935年)Swedenhielms
4.ワルプルギスの夜(1935年)Valborgsmassafton
5.Pa Solsidan(1936年)
6.間奏曲(1936年)Intermezzo
7.Die Vier Gesellen(1938年)
8.ドル(1938年)Dollar
9.女の顔(1938年)En Kivinnas Ansikte
10.一夜限り(1938年)En Enda Natt
11.別離(1939年)Intermezzo
12.六月の夜(1940年)Juninatten
13.四人の息子(1941年)Adam Had Four Son's
14.天国の怒り(1941年)Rage in Heaven
15.ジキル博士とハイド氏(1941年)Dr.Jekyll and Mr.Hyde
16.カサブランカ(1942年)Casablanca
17.Swedes in America(1943年)
18.誰が為に鐘は鳴る(1943年)For Whom the Bell Tolls
19.ガス燈(1944年)Gaslight
20.白い恐怖(1945年)Spelbound
21.サラトガ本線(1945年)Saratoga Trunk
22.聖メリイの鐘(1945年)The Bells of St.Mary's
23.汚名(1946年)Notorious
24.凱旋門(1948年)Arch of Triumph
25.ジャンヌ・ダーク(1948年)Joan of Arc
26.山羊座の下に(1949年)Under Capricorn
27.ストロンボリ/神の土地(1949年)Stromboli
28.ヨーロッパ一九五一年(1952年)Europa '51
29.われら女性(1953年)Siamo Donne
30.イタリア旅行(1953年)Viaggio in Italia
31.Giovanna d'Arco al Rogo(1954年)
32.不安(1954年)La Paura Angst
33.恋多き女(1956年)Elena et les Hommes
34.追想(1956年)Anastasia
35.無分別(1958年)Indiscreet
36.六番目の幸福(1958年)The Inn of the Sixth Happiness
37.さよならをもう一度(1961年)Goodbye Again
38.訪れ(1964年)Der Besuch
39.黄色いロールスロイス(1964年)The Yellow RollsRoyce
40.Stimulantia(1967年)
41.サボテンの花(1969年)Cactus Flower
42.春の雨の中を(1970年)A Walk in the Spring Rain
43.クローディアと貴婦人(1973年)From the Mixed Up Files of Mrs.Basil E. Frankweiler
44.オリエント急行殺人事件(1974年)Murder on the Orient Express
45.ザ・スター(1976年)A Matter of Time
46.秋のソナタ(1978年)Autumn Sonata