ども^^

 

今日は楽しい映画の紹介!

この映画は、横浜でロードショーで観てます!その後、レンタルで何度も!何度観ても飽きないオススメの一本です

 

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「トッツィー」

1982年/アメリカ(113分)

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実力はあるが、売れない完璧主義の俳優が女装してTVドラマの人気者になる、シドニーポラックのコメディ!

 

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<監督>

 

シドニー・ポラック

 

大好きな監督です!以前ブログで紹介した「雨のニューオリンズ」をはじめ、思い出深い「追憶」「コンドル」など数多くあります。この映画や「永遠に美しく・・」にも出演しています

 

<キャスト>

 

ダスティン・ホフマン

前回紹介した「卒業」、この映画の前年にアカデミー主演男優賞に輝いた「クレイマー・クレイマー」、マックイーンとの「パピヨン」さらに、「レニー・ブルース」「真夜中のカーボーイ」「アウトブレイク」などなど多くの映画に出てます。先日「レインマン」もレンタルで観ましたが、ケタ違いで上手い役者さんです。有名な話ですが、有名になる前の音楽学校時代には、あのジーン・ハックマンとルーム・メイトだったそうです

 

ジェシカ・ラング

きれいな女優さんですが「キングコング」のイメージが拭えない気がしますが、この映画で、アカデミー助演女優賞を獲得しています

 

テリー・ガー

「未知との遭遇」「オー!ゴッド」などたくさん

 

ビル・マーレイ

この映画では、ホフマンとのやりとりが面白かったです!「ゴースト・バスターズ」「3人のゴースト」など

 

その他、俳優としても出ているシドニー・ブラックもいい味だしてますし、サンディの父親役で女装したドロシーに惚れるチャールズ・ダーニングもよかったですねえ~

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実力はあるが、役に恵まれない俳優が女装をしてオーディションに合格し一躍人気者になる。お金のためと割り切っていたが、やがて気になる女性が現われて・・・

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ダスティン・ホフマンの芸達者ぶりが圧巻!

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このタイプの映画では「タキシード」「ミセス・ダウト」がありますが、役者が上手くないと映画になりません。言い方が悪いですが、安っぽさに親しみがわきますね^^個人的には、このドタバタ加減が好きです(笑)女装してから起きるいろいろなハプニングが楽しいです

 

 

題名の「トッツイー(Tootsie)」は、お嬢さん、お姉ちゃん、カワイコちゃんのような意味です!映画の中で、偉そうなディレクターが新米の彼女?に向かって「トッツイー」と呼ぶシーンがあります

 

彼に、この年のオスカーを取らせてあげたかったですねえ~個人的には主演男優賞より主演女優賞(笑)この年の主演男優賞は「ガンジー」のベン・キングスレー、主演女優賞は「ソフィーの選択」のメリル・ストリープでしたから、どちらも仕方ないか(笑)

 

ルームメイトのビル・マーレイとの掛け合いは絶妙です!寝起きに、女装したドロシー(ホフマン)を見て「ママ!」と言うシーンは笑えます。そして、男とは知らずにドロシーに好意を寄せる、サンディの父親役のチャールズ・ダーニングも良かったですねえ~真実がわかってからの酒場のシーンもいいです!

 

 

ジェシカ・ラングが生まれ変わった映画です! 

 

芸達者なホフマンと軽やかな存在が生きていました。彼女はこの映画で、アカデミー賞の助演女優賞を獲得していますが。個人的には同じくこの映画でノミネートされていたテリー・ガーにあげたかったですね!

 

彼女とホフマンとの会話

 

「怒るなよ、友達だろ?」

「こんな仕打ちをするのは、恋人よ!」

 

この映画でのダスティン・ホフマンは凄かったですが、テリー・ガーとビル・マーレイがいたからこそだと思いますよ!

 

実はこの映画、コメディと見せておいて随所に女性目線での当時の差別社会など、女性の抱えていた鬱積を皮肉っています!タクシーを呼び止めるシーンでも、男女の社会的な差が表われていて印象的でした

 

30年以上前の映画にもかかわらず、今も笑えるセンスの高さと何度観ても飽きない面白さを兼ね備えている映画だと思います

 

 

ニューヨークの街角で彼女と再会・・・

 

「僕たちは、友達としてやり直すことが出来るはずだ!」

「ドロシーはどこ?」

「ここにいるよ!君と会いたがってる!」

「・・・」

「ねえ、あの黄色い服を貸してくれる?」

 

そのあと二人は、まるで風景のように溶け込んでいくラストがいいです!

 

主題歌「It Might Be You」(君に想いを)

 

未来が開けていくようで心地良いですね

是非、ど~ぞ!