雨ですねえ・・・

シトシト降っている雨をじっとみていると、誰にでも優しくなれる気がします・・


雨の映画の第5弾です!
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「雨のニューオリンズ」

1965年/アメリカ

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監督はシドニー・ポラック

あの「追憶」「ランダム・ハーツ」「コンドル」の監督ですが、高倉健さんを迎えての「ザ・ヤクザ」でも有名です


脚色がなんとフランシス・コッポラ

脚本が「欲望という名の電車」のテネシー・ウイリアムズ


<メインキャスト>


ナタリー・ウッド

ロバート・レッドフォード

チャールズ・ブロンソン

ケイト・レイド


今みると、おそろしい程の豪華製作陣です


ある田舎町にやってきた男(R・レッドフォード)と町を抜け出し、都会で暮らすことを夢見る娘(N・ウッド)との出会いと別れを描いた物語


 


 

撮影当時の年齢は


ナタリー・ウッド 27才

ロバート・レッドフォード 29才

チャールズ・ブロンソン 44才


当然ですが、若かったですねえ(笑)


レッドフォードのクールさ!

ナタリー・ウッドの可愛さと生意気さ!

ブロンソンのたくましさ!


ケイト・レイドの憎々しさ!


切ない大人の恋の物語です!



生活描写にリアリティがありながら、物語は淡々と進みます

それは、まるでラストを暗示させるかのように・・・


王道のメロドラマです(笑)


しかし、単なる恋愛映画だと片付けられない余韻があります


 

スノードームの場面

ガラスボールの中の雪の世界を夢見心地で見る彼女に


「そんなのは偽者だ!」


とレッドフォードが言い放つ!


美しいスノーボードを彼女に見立てていたんでしょうね・・・




キリっとした口元と意志をもった強そうな目

ナタリー・ウッドならではの繊細さが哀しい映画です。それは若くして不慮の事故で亡くなった、あまり恵まれなかった私生活ともオーバーラップして感じます


強い女から弱い女へとかわっていく・

こういう生きかたしかできなかった女性像を見事に演じきってくれたと思います




ナタリー・ウッド


自分が最も好きな女優のひとりです!

彼女と初めて会ったのが、あのジェームス・ディーンとの共演の


「理由なき反抗」


チキンレースのスタートの合図の時の

ギラギラとした大きな瞳が忘れられないですね



最後のハリウッドスターです!




今回だけ特別に彼女の出演作品を列記します!

「草原の輝き」「ウエスト・サイド物語」「求婚専科」みんないいですねえ


ブレインストーム(1983)

ウィリーとフィル危険な関係(1980)
 
エヴァ・ライカーの記憶(1980)
 
探偵ハート&ハート(1979~1984)
 
クラッカー・ファクトリー(1979)
 

地上(ここ)より永遠に(1979)<TV


 
探偵ハート&ハート/高原リゾートは死の迷宮(1979)
 
メテオ(1979)

ジェームズ・ディーンのすべて/青春よ永遠に(1975)
 
愛ふたたび(1973)<TVM>
 
候補者ビル・マッケイ(1972)
 
ボブ&キャロル&テッド&アリス(1969)
 
美人泥棒(1966)
 
雨のニューオリンズ(1965)

サンセット物語(1965)
 
グレートレース(1965)

求婚専科(1964)
 
マンハッタン物語(1963)
 
ジプシー(1962)
 
ウエスト・サイド物語(1961)

草原の輝き(1961)

夜が泣いている(1960)
 
札束とお嬢さん(1959)
 
初恋(1958)
 
最后の接吻(1958)
 
B52爆撃隊(1957)
 
ジェイムス・ディーン物語(1957)
 
果てしなき決斗(1956)
 
捜索者(1956)

キングス・ロー(1955)<TV>
 
理由なき反抗(1955)

銀の盃(1954)
 
青いヴェール(1951)
 
牧場の花嫁(1950)<未>
 
われら自身のもの(1950)
 
日曜は鶏料理(1949)
 
緑に誓う(1949)
 
嵐の園(1948)
 
幽霊と未亡人(1947)
 
三十四丁目の奇蹟(1947)
 
離愁(1946)