埼玉県日高市にある太平洋セメント日高工場へ行ってきたときの記事。2019年2月3日に行っていた。埼玉県秩父市にある武甲山から掘り出した石灰岩を、地下や地上も通るベルトコンベアで日高市まで運んで、ここでセメントにしている。構内では武甲鉱業株式会社も一緒に運営されている。

以前は「日本セメント埼玉工場専用線」として八高線や東武線を経由して石灰石などを貨物列車で運んでいたが、貨物線は廃止となっている。

 

広い構内だが一般人が立ち入りできるのはここまで。たまに工場見学会も開くらしいので、チャンスがあればいつか行ってみたいところ。

 

 

 

 

山のように積まれた石灰石。石灰石とセメントは資源が少ない日本において、数少ない自給率100%の資源のようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

変電所

 

セメントの貯蔵タンクかな?

 

全て敷地外から撮影。

 

追記として、地元の人が言うには日高市ではゴミを燃やすのもセメントのエネルギーになって、残った灰も全てセメントにしてくれるから、ストーブの灰も普通に出せるしとてもいいと言っていました。また東日本大震災で出た津波の瓦礫なども同じく全部燃やしてエネルギーにして、残った灰もセメントに有効活用してくれたり、とても役に立ってくれたとこの工場をほめていました。