茨城県の名峰、筑波山のロープウェー乗り場の近くには、「ガマランド」という有名なB級スポットが存在する。そのレトロなたたずまいや、微妙な感じがとてもいかしているので紹介する。
筑波山はガマガエル(ヒキガエル)で有名なので、それを全面に打ち出している。
上には地味でレトロすぎる屋上遊園地が。昔は、デパートの屋上にこういうのがよくあった。
このラインナップ。渋い。
無料のジャンボすべり台もあるのだが。
「気をつけてすべりましょう ケガの責任は負いかねます 店主」とあるけど。
コンクリ製のざらざらした急こう配の滑り台なのでリスクしかない。ズボンがやぶれるくらいならまだマシなほうで、怪我しそうなのでやめておく。危ない。
ここも昔はもう少し違ったんだろうなあと想像するのも楽しい。
この看板も最初は意味が全然わからなかったんだけど。
土産物店の屋根の上にいる、カエルの像ということがあとでわかってちょっと納得。
アスレチックの宇宙船はぎりぎり遊具として成立。
顔が無く、針金でくくりつけられていて、ちょっと怖い。
くたびれた感じも、何周かまわると魅力が出てくる。
懐かしいゲームの機械。電源も抜かれて、雨も半分かぶるような場所なので、もうダメなんじゃないかと思う。
SLのりばとあったけど、それらしいのはもうなかった。
もしかしたら、この空きスペースにSLの遊具があったのかも。
明らかにもう動かない。
そんな半分廃墟の遊園地を、ガマは無表情にやさしく見守るのであった。