「そうだ樹海、行こう」   |←樹海|  ┗(^o^ )┓三
9月に2回も襲来した巨大台風が通過した後で、いつも自然を楽しんでいる狭山丘陵狭山湖エリアにある縄竹林道を散歩してみた。台風の爪あとはひどく、いたるところで木が倒れていた。

「そうだ樹海、行こう」   |←樹海|  ┗(^o^ )┓三
フェンスすら倒木が押し倒していた。フェンス以外のところでも、倒木や傾いた木だらけだった。

「そうだ樹海、行こう」   |←樹海|  ┗(^o^ )┓三
金堀沢と大沢を渡る付近にある縄竹橋では、上流から流れてきた木々がダムのようにたまって、そのまま残されていた。日ごろはたいしたことがないのだが、濁流の時にはすごいことになっていたのだろう。いつもは見かけるアブラハヤなどの魚は見ることができなかった。どこかでひっそりと生をつないでいてくれれば良いのだが。

「そうだ樹海、行こう」   |←樹海|  ┗(^o^ )┓三
別の場所では、木の切り株にきのこが大量に生えていた。種類は不明。今回の台風で被害を受けた木も、やがて細菌や微生物に分解され、長い年月と経て最終的には土に返る。

「そうだ樹海、行こう」   |←樹海|  ┗(^o^ )┓三
縄竹橋付近にあった、金堀沢源流域方面の水道用地に入る通路は、上記の看板が設置され、扉も施錠されて入ることができなくなっていた。「道に迷う人が多く、危険なため施錠」とあるが、こんなところで迷う人間はなんだかなあといった感じだ。ここは看板や道案内などはなく、コンパスや地図、それを使いこなす知識も必須だが、しっかりした準備と知識があればなんとかなる程度の大自然が残されている場所だ。要はなめた多くの人がひどい目にあったのだろう。自業自得である。
しかしこれをきっかけに人の手がほとんど入らなくなり、野生生物には営巣中や子育て中の人為的かく乱が減るため、むしろ好都合かもしれない。