陣地入り口の左側には、スリットが設けられている。機関銃などの銃眼かもしれないが、隙間が細いため、実際は監視用の窓だと思われる。
さらに北側に進むと、埋め立てられた地下陣地入り口があるが・・・。
が、付近一帯は土砂で埋め立てられていた。
近くに落ちていたのは、おそらく古いガスボンベ。戦中、戦前のものではなく、戦後に捨てられたものだろう。
さらに進むと、やぶに覆われた草原があるが・・・。
その奥地にも地下陣地の入り口がある。しかし背丈のあるやぶが行く手をはばみ、中にはとげのある植物も生えている。ズボンを二重にして登山靴を履くなどの完全装備ではないため、これ以上進むことはできなかった。
別の箇所には、海水の浸食によって作られた自然洞窟があった。この奥地も陣地化されている可能性もある。