ところでこの谷の両側には、N古道という廃道が複数存在している。廃道が複数あるのはあまりにも道が険しすぎるため長年に渡ってよりマシなルートが探られたことがその理由だ。現在はさらに自然災害によって道が崩壊してしまったり、鉱山採掘によって部分的に地形が変わってしまったりと、廃道探索としては難易度がとにかく高すぎる道だ。ちなみに現在ブログで公開しているエリアの反対側にあるこの廃道を、少しだけ単独行で歩いたことがあるが、すぐにあきらめた。危険度が高すぎるのだ。少しバランスを崩せば谷底数十メートルに転落し、石灰の巨大な崖や岩に打ち付けられる。即死ならむしろ運のいい方で、助かったとしてものたうちまわり救助の来ないまま絶命を待つはめになるだろう。引くべき時に引く勇気を持つことは大事なことだ。
中央にある吊橋の基礎部分あたりを横に走る道が、第三期江戸道(江戸時代中期)。左側上部から中央付近まできた後に吊橋へと下る道が、第四期大正道(大正四年)と思われる。吊橋の名前は「S岳吊橋」。しかし橋はロープも渡し板も完全に失われている。本来の廃道はこの吊橋を渡り、対岸をさらに進んでいた。手前は現役エリアのため深くは語らない。
中央に見える斜めに切り立った崖は通称「マッターホルン」。行くと崖が両側が逆V字型に切り立ち、キレットのような地形になっている。
中央左側に見えるのは廃道にかかっているコンクリート製の通称「神の橋」。ルートはおそらく第四期大正道。その下に痕跡のように走る道は第三期江戸道。
おまけ採石場跡の崖でこちらを眺める、ニホンカモシカ二頭。親子か夫婦かは分からない。望遠レンズを装着する暇がなかったので通常レンズで撮影。このほかにも崖の地形を利用して、ハヤブサが営巣をしていた。羽をいからせる特徴ある飛び方をするハヤブサは、なかなかかっこいいものがある。
中央にある吊橋の基礎部分あたりを横に走る道が、第三期江戸道(江戸時代中期)。左側上部から中央付近まできた後に吊橋へと下る道が、第四期大正道(大正四年)と思われる。吊橋の名前は「S岳吊橋」。しかし橋はロープも渡し板も完全に失われている。本来の廃道はこの吊橋を渡り、対岸をさらに進んでいた。手前は現役エリアのため深くは語らない。
中央に見える斜めに切り立った崖は通称「マッターホルン」。行くと崖が両側が逆V字型に切り立ち、キレットのような地形になっている。
中央左側に見えるのは廃道にかかっているコンクリート製の通称「神の橋」。ルートはおそらく第四期大正道。その下に痕跡のように走る道は第三期江戸道。
おまけ採石場跡の崖でこちらを眺める、ニホンカモシカ二頭。親子か夫婦かは分からない。望遠レンズを装着する暇がなかったので通常レンズで撮影。このほかにも崖の地形を利用して、ハヤブサが営巣をしていた。羽をいからせる特徴ある飛び方をするハヤブサは、なかなかかっこいいものがある。