「そうだ樹海、行こう」   |←樹海|  ┗(^o^ )┓三
煙突の側面にはコンクリート製の煙道のような設備が付いていて、横から燃焼具合などを確認できる構造になっている。

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煙道(?)の中に入ってみた。少し苦労したけど、どうにか潜入成功。

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中には案の定、黒い煤(スス)がこびりついていた。その後の探索者によってたわいもない落書きもされていた。

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放置されていたバックと共に、レンガも残されていた。一番多かったのは「SHINAGAWA」の刻印のあるレンガ。東京の品川ある、明治8年(1875年)創業の品川白煉瓦株式会社(現在の品川リフラクトリーズ株式会社 、JFEグループ)によるものであることが判明した。この会社は今も昔も、耐火レンガの製造が得意であることから、高温になる煙突に使われたのもうなづける。他にも「JESSK33」と刻印されたレンガも残されていたが、これはどこの製造かは分からなかった。もしかしたら戦後、この場所を引き継いだアメリカのものかもしれない。

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煙突の一番下。燃料投入口だろうか?下には燃えカスのような白い灰も。

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外側から撮影。蒸気機関車のように、燃料の石炭でも投入していたのだろうか?

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煙突を下から眺めてみた。手持ちでは撮影できないので、三脚に固定した上で横に倒し、変則的な形で撮影。

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もう少し明るい条件で撮影。レンガがぐるぐると渦を巻くようにして、上にあがっていく。煙突を中から見るのは初めての体験だった。ずっと見ても飽きないと思うぐらいの不思議な光景だった。目の錯覚か、自分の立ち位置が分からなくなるような、ふわふわする経験だった。

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煙突側面を内側から撮影。