「そうだ樹海、行こう」   |←樹海|  ┗(^o^ )┓三
会津さざえ堂全貌。内部は行きと帰りの通路が交わらないという、らせん構造をしている

「そうだ樹海、行こう」   |←樹海|  ┗(^o^ )┓三
さざえ堂内部、通路は全てスロープ状
「てゐ」って札があったけど、東方ってゲームにそんなキャラがいたような

「そうだ樹海、行こう」   |←樹海|  ┗(^o^ )┓三
天井の千両札

以前、会津へ行った時、白虎隊が自刃した飯盛山の一角にある、会津さざえ堂というところに行ってきた。ここは江戸時代の建築家が作った、上に登っても行きと帰りの通路が一切重ならないという、螺旋構造の通路を持った不思議な建物だ。

昔、ポンチハンターさんから、「会津さざえ堂の宣伝オヤジは、『日本五大テープレコーダー人間の一人』という話だったけど、オヤジさんはいなくなってしまったらしい」、という話を事前に聞いていた。だから、B級スポットとしてよりも、建築や歴史の観点から楽しみにして訪れた物件だった。

しかし行ってみたら入口のおばちゃんが、その役割を無事にひきついでいた。やっぱりテープレコーダーのような、抑揚もペースも一定のまま、ものすごい勢いで、さざえ堂の説明と、券の販売を同時に行っている。さらに同時に「買うの買わないのどっち!?あなた入るのよね!?」という視線もしっかり向けてくる。そしてお客様が来ると、急にトークを中断し「二人で○○円です。ありがとねー」などとしっかりしゃべってから、すぐにまた全く同じペースでまたさざえ堂の説明を続けていた。プロだ。

建物は歴史も構造も文句なしのA級スポットだけど、おばちゃんのトークもB級スポット好きにはおススメしたいものがある物件だ。


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