遊歩道でたまたま遭遇したシマリス
エゾトリカブト
JR北海道の釧路湿原ノロッコ号に乗り、終着の塘路駅で降りた後の話。駅中の喫茶店で無愛想な親父さんから自転車を借りて、釧路湿原が一望できるという山に登ってみた。尾根道の少し小高いところは、アイヌの見張り台が置かれていた場所らしい。
山道の脇には、たくさんのエゾトリカブトが紫色の花を咲かしていた。アイヌの人たちはこの根から、猛毒を抽出して毒矢に使っていた。そんなエピソードを一切感じさせない、きれいな花には蜜を求めて虫が集まっていた。これを撮影したのは、晩夏の雰囲気をまだ残していた9月中旬。2ヵ月後には雪が降り始め、完全な冬の到来となる。
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