犬にとっては本来楽しくてしようがないはずの散歩。

それなのに、なぜか急に立ち止まって動かなくなることがあります。

例えば、その場所付近で飼われている犬に以前ひどく吠えられた

ことがあるとか、犬嫌いの人の住む家の前で、何もせずただ歩いて

いるだけなのに怒られた経験があったとか。

また、クルマとぶつかりそうになった交差点へは向かわないことも。


立ち止まる理由に思い当たるときは、優しくなだめてあげないと、

後ずさりして首輪を抜こうとしたりします。

このとき、飼い主は犬を体の左側につけて、首を抱えるようにすると、

たいていの犬は落ち着きを取り戻し、歩きだします。

このように、自分や飼い主が不快な思いをした経験があると、その場所に

近寄るのを嫌がる賢い犬がいます。

ただし、そんな理由もなく立ち止まるのは、単に犬のわがままです。

「そっちに行きたくない、こっちの方がいいよ」といった気まぐれも

起こすのが犬なのです。


そんなときは、「イケナイ」とはっきり叱って、無理にでも歩かせます。

強くリードを引いて犬を体の左側につけさせ、普段の散歩の基本姿勢を

とらせれば、わがままを諦めて歩きだすはずです。