\ネジがゆるむ/
凍えるように冷えた夕暮れ時
私はミルクティーの缶で手を
暖めながら呟く「マフラーが欲しい」と
あいつは生意気で気分屋な人
突拍子もなく適当なこと言う
私は甘い誘いに乗る
必死にごまかしたって筒抜けのこころ
2人の距離繋ぎ止めるマフラーが欲しい
想いの無い温もりなんて
いらないすぐに捨てたい
私はあなたが思ってる程
優しい人なんかじゃない
寂しい夜がやって来る
寒い寒い闇の中
私は1人ぼっちで待ってる
きっと今年の冬は1人 ため息の数 数えてる
誰かの影を追ってはミルクティーを飲む
スルスルと引っ張ってみる
あなたの首もとに近付く
容赦無い冷たい風が喉を刺す
うたたねの幸せの向こう側
きっと朝が待ってる
私は1人ぼっちで待ってる
想いの無い温もりなんて
いらないすぐに捨てたい
私はあなたが思ってる程
優しい人なんかじゃない
寂しい夜がやって来る寒い寒い闇の中
私は1人ぼっちで待ってる
始まったばかりの数字と君との
深層心理の戦いは長く
君のあくびの回数 重なるトランプの数
目の前の山に差し出すそのカード
どの姿もすべて偽りに見えて
一体僕らは何のために寄り添うの
掛ける言葉も無くただ黙々と積み
重なる優しさと嘘の枚数
一人になるのが怖いただエゴに生きてる
「嘘つき」その一言を柔らかく包めば
本当の君に会えると思っていた
大切な君のことを嘲け笑っていたのは
あの日の僕、そして君も
同じことしたんだろう?
きっとたった一言でさえ言えたなら
悪循環な騙し合いもすぐに終わるんだろうな
単純に触れはするけど核心に触れない
優しさの末に終わらないゲーム
映るのは泳ぐ視線と君の気まずい顔
昔を振り返るとして今と何が違うかな
今日までの足跡 指先でなぞって
…もう
重ねあったカードの時間を
永遠の空間に閉じ込められたなら
これで最後のお別れ
大切な君のことを嘲け笑っていたのは
あの日の僕、そして君も
同じことしたんだろう?
きっとたった一言でさえ言えたなら
悪循環な騙し合いもすぐに終わるんだろうな
「ダウト」零れ落ちる手にもつトランプ
笑った顔 怒った顔
すねた不機嫌な顔
重ねた全ての日々が解けてしまわぬよに
僕はまだ言えずにいるよ
最後の最後まで
散らばった記憶を
僕が拾い集めるから
知らないフリして嘘ついた
君には心がありますか?
苦しんで傷ついた僕を
あなたは何に見えるの?
ひとりぼっちの散歩コース
に待ちぼうけの人に
温かい手を差し伸べることも
私はきっとできないの
回る世界に溺れて
初めて世界を知るの
回る世界に魅せられ
本当の世界を知るのでしょう
数えきれない偽りの顔
いくつ持ちあわせてますか?
本当の自分を隠し続けて
苦しくはないの?
脆弱な人に巻かれて
僕は強い人になるよ
脆弱な人に見られ
僕は強く輝くのでしょう
最後の最後に
生きる喜びを感じた日々を
思い出して微笑んでください
どうか
忘れぬように

