これは酷い

 

判決を出した裁判官は

嚥下機能の根本をご存知ないのでははてなマーク

 

何より訴えた家族が浅ましい

90代の老人にこんな高額

 

でもね

現役医師の

「訴訟回避の胃ろうで寝たきり老人が激増する」

という表現も不適切

 

嚥下障害があれば

胃ろうにしたって誤嚥性肺炎のリスクはある

 

母は食道に狭窄部分があるから

胃ろう造設したけれど

そもそも

脳内出血と脳梗塞の後遺症で

長いこと酷い嚥下障害だったから

胃ろうにしたところで

逆流することにより

誤嚥性肺炎のリスクが低減したわけではなく

常に誤嚥性肺炎のリスクを抱えているので

口腔ケアは欠かせない

 

実際

胃ろう造設前より口腔ケアは3食ごと丁寧に行っている

 

 

亡父は顕著な嚥下障害は起こしていなかったが

死因は誤嚥性肺炎

 

肝性脳炎で緊急搬送され

点滴によって回復傾向に向かい

入居していた介護付き有料老人ホームへ戻るために

経口摂取に戻すよう

食事で提供されたヨーグルト一匙を誤嚥した

ことがきっかけ

 

体力が衰えていたし

免疫力も大きく低下していたので

勝てなかった

 

看護師さんは順調に回復していたのに

急変して

主治医も想定より早く逝かれた

(持病では余命は区切られていなかった)

 

81歳でした

 

でも

それが亡父の寿命

 

かたや

長年酷い嚥下障害を抱えながら

別の理由で胃ろうを造設して

負けない母は90歳

まだまだ生に執着しています

 

 

施設の一時金の減価償却の補償請求

程度ならまだしも

理解に苦しむ主張であり判決