電子工作のツボとコツがゼッタイにわかる本:高橋隆雄 著
秀和システム 2015年
LEDの点灯から初めて、点滅を簡単な電気回路から始まり、最終的にはArduinoを使って制御する
という課題を開設している本です。
後半のArduinoについては自分が必要な範囲外の知識だったので流し読み。
ただ、Arduinoというものは聞いたことがありどういうものなのかとは常々思っていたので
ざっくりとしたどういうものなのかということについての知識を得ることはできました。
また、前半(自分にとって必要だったのはこちら)のLEDの点灯についてのもろもろ内容
自分のような知識レベルの人間としては非常に満足のゆくものでした。
おそらくこれ以上に簡単に説明するのは難しいともいますし
逆に実際にキチンとした数値をもって、こういう時にはこういう計算をして
こういう数値と比較をして、こういう考え方でこれを選べばいいですよ、ということが
しっかり記載されています。
何となく漠然としかわからなかったトランジスタの働きと実際の振る舞いがぼんやりとわかったと思います。
エフェクター自作に関する程度の電気の知識を手に入れたいと思うのですが
どの本も簡単すぎるものは簡単すぎるし、難しい物は難しいし、という感じだったのですが
巧い事今まで理解が足りていない部分を補うことができたと思います。
改めてもう一度今まで読んでいた電気実用講座を読み返したら多少理解が深まるかもしれない予感。
あとは実際に作らないとな、エフェクター。
個人的には良書。
時間があればArduinoもやって見れたら面白いのかも。