骨活・妊活・脳活・温活!産前産後・更年期・すべての女性にセルフボディメンテナンス&セラピーを提供する助産師 白木和恵公式ブログ

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名古屋のボディケアスタジオ『Women'sFits』ウィメンズフィッツ代表の白木和恵公式ブログです!『ボディウェルネス&ビューティフルエイジング』健康でしなやかに動く美しい体で歳を重ねることをコンセプトに、貴女にピッタリのボディケア伝道師として活動中です!


がん治療に一石を投じられた、放射線科医
近藤誠先生が73歳で亡くなられました。
死因は、虚血性心不全。合掌。
乳がん温存療法を勧められ、『がんもどき』ということばを流行らせたことで著名なドクター。


近藤誠先生の研究所HPです↓



◉乳がんに対する、小さい頃の思い出

母に連れられて、釜風呂という和風サウナ施設に時々行ったんですが、
乳房が片方ない女性に会うことがありました。

母に、あの人なんでおっぱいないの?と聞いたら、母はしーっというポーズをして、
乳がんの手術をしたんだよと教えてくれました。

それ以降、そういう方に会うと、なんとなく見てはいけないような気持ちになりましたが、
見られるとわかっていて公共浴場にいらっしゃる方の潔さ・強さをスゴいなと感じたのを思い出しました。
これが、幼少期の私の中の『乳がん』に対するイメージが作られた時。


◉乳がん手術経験者として

私は2012年5月に数ミリの浸潤型腫瘍の部分切除のみ行ない、他の治療は一切しない選択をしました。
生きて楽しむために、元気な細胞を大切にしたいから、他の治療はしない。
そう決めて腹を括ったから、10年後の今、そうなっています。

藤田医科大学 内分泌外科 故 岩瀬教授に心から感謝しています。

当時のことを、
手術5年後、5年前に書いたブログ↓

◉近藤誠先生のこと

当時、近藤先生の治療のことも検索し、著書を読みました。
父が喉頭がん手術後に放射線治療をやり、弱っていくのを感じていましたし、私自身はやらないと決めていましたが、それを選ぶ方もあり。


安曇野に、穂高養生園という、がん患者さんがよく宿泊される、自然療法・マクロビオティックの宿があります。
乳がん手術後退院し、そのまま養生園に車を運転して行き、4泊お世話になりました。自然の中で誰にも気兼ねなく癒されたかった。
ちょうど、がん患者さんのグループが宿泊していて、スタッフの方が、その方々の座談会が今夜あるから、白木さんも参加してみませんか?とお声かけいただきました。
その時に、近藤先生の治療を受けた方の話を聞くことができ、その方は、放射線治療を選び、納得しているんだなと尊重できました。

近藤先生に命を助けられた患者さまはたくさんいることでしょう。

◉日本の乳がん治療は手術ありき

日本の乳がん治療は乳腺外科が中心。
手術ありきで、その上での他の治療。

腺がんは、浸潤型か非浸潤型かによって治療が変わります。
腫瘍が非浸潤型なら部分切除だけ。
浸潤型なら、小さければ早めに手術(全摘、または部分切除とリンパ転移確認、転移があれば郭清)、
術後、再発予防で放射線治療と女性ホルモン抑制剤5年内服がルーティン。
腫瘍が大きければ、まず抗がん剤で小さくしてから手術、術後の流れは同じ。
乳房再建術を望む方は再建。
これらを乳腺外科医がすべて判断し、治療するスタイル。

◉海外の乳がん治療は乳腺内科が主流

海外の乳がん治療は、乳腺内科が中心で、手術は最終手段。
故 岩瀬教授が、「学会に行くと、海外の医者が、なんで日本はすぐに手術で全摘するんだ?と聞かれるんだよ」と教えてくださいました。
できるだけ手術しないで済む治療を、患者さま本人と相談しながらチームで検討する。
そして、ホルモンに関しては、日本ではエストロゲンを抑えますが、海外ではプロゲステロンを補う。
医療教育・概念、医療保険、医療システム、倫理観などの違いが背景にあると想像します。

ようやく最近、日本でも、乳腺外科と乳腺内科に分かれ、それぞれの専門医が相談しながら治療するスタイルを取る医療機関ができてきました。


◉乳房を失いたくないという患者さんのニーズから生まれた2人のスーパー医師と治療法

全摘出術で、女性のシンボル 乳房を失う精神的苦痛や喪失感は大きいかと。
小さい傷がついた私も、当時は、女として終わったなと感じたほどです。
ですが、生きていることの素晴らしさに比べたら、
傷がついても失うものはないなと。

婦人科系がんの中でも、子宮・卵巣はお腹の中、外からは見えませんが、乳房は外見が大きく変わり、毎日その自分を見ることになります。


近藤先生は、乳がん=全摘、生きることを優先するためには仕方ないでしょ?という乳腺外科医の当たり前に対して、放射線科医の立場から、乳房全摘しない方法もあるよと提案され、それを選択された患者さまの人気を博しました。


一方、南雲先生は、乳房全摘と再建を同時にされることで、患者さんの精神的苦痛や喪失感に対応しようとされ、それを希望する患者さんが選択されています。

2013年にアンジェリーナ・ジョリーさんの乳房切除と再建が話題に。
日本では同年2013年に乳房再建術が保険適応になりました(同じ年ってのがね〜)。保険適応になったが故、安易に選択する方が増え、トラブルが増えたのではないかと感じます。


川島なお美さんや小林麻央さんが亡くなった理由を、近藤先生の責任にされている記事や投稿が多く、怒りの矛先にされている感が…
近藤先生は、抗がん剤に反対されていたり、反ワクチンの著書を出されていたり。
安保徹先生の時と同じく暗殺説が流れています。


◉患者さん自身が選択すれば憂いなし

どちらも、患者さんのニーズに沿った方法だから支持を得たわけで、選んだのは患者さん自身。
決して医師に無理やりやらされたわけではありません。

患者さん自身が納得いくまで調べて、自分の考えを医師に伝え、腹を括って決めたなら後悔しません。ここが大事!
セカンドオピニオンもできるし、医師を選ぶこともできます。
私は素人でよくわからないから先生にお任せしますと丸投げしながら、望む結果が得られないと、医師のせいにする。これはお互いにとってマイナス。


◉『病は気から』

同じ治療をしても、効く効かないの個人差は、患者さまの『氣』こころにあります。
そもそも、
なぜ人は病気になるの?
なぜ人はがんになるの?
なぜ乳がんになるの?

次は、『病は気から』のお話。