多摩川での「第12回クイーンズクライマックス&シリーズ戦」
いよいよ大会最終日の大晦日を迎えました。


今日のレース結果は、

1R ③角 ひとみ 3コース差し (3連単15420円)
2R ②落合 直子 2コース差し (3連単14010円)
3R ①平高 奈菜 1コース逃げ
4R ②宇野 弥生 2コース差し
5R ③堀之内紀代子 3コースまくり
6R ①土屋  南 1コース逃げ
7R ②今井 美亜 2コース差し
選抜戦8R ①薮内 瑞希 1コース逃げ
選抜戦9R ④堀之内紀代子 4コースまくり
順位戦10R ④渡邉 優美 5コースまくり (3連単22690円)
優勝戦11R ①西橋 奈未 1コース逃げ
優勝戦12R ①浜田亜理沙 1コース逃げ

【今節上がりタイムベスト5】
1 竹井 奈美 1'46"1 (2日目7R)
2 守屋 美穂★1'46"4 (3日目11R)
3 遠藤 エミ★1'46"5 (5日目11R)
4 遠藤 エミ★1'46"9 (3日目12R)
4 今井 美亜 1'46"9 (2日目11R)
(※★はクイーンズクライマックス)

【今節の部品交換状況】
寺田 千恵★③新プロペラ、④リング4本・ピストン2個・シリンダ
三浦 永理★③リング1本
川野 芽唯★③リング2本
守屋 美穂★③リング2本
遠藤 エミ★③リング4本・シリンダ
渡邉 優美★③リング1本
高田ひかる★③リング1本、④リング1本
池田 紫乃 ②リング2本
堀之内紀代子①リング1本
廣中智紗衣 ②リング2本、③リング2本
西村  歩 ②リング4本・ピストン2個・シリンダ、
       ⑤リング2本、⑤リング2本
落合 直子 ②リング3本、③リング2本
加藤  綾 ②リング2本
山下 友貴 ②リング2本
樋口由加里 ①リング2本、④リング2本
中澤 宏奈 ②リング2本、⑤リング1本
清埜 翔子 ④リング1本、⑤リング4本
薮内 瑞希 ①新プロペラ
孫崎 百世 ②新プロペラ
實森 美祐 ②リング2本・キャブレター、③リング3本、
       ④リング4本・ピストン2個・シリンダ
土屋  南 ②リング2本
西岡 成美 ③リング1本
(※○内の数字はシリーズ○日目)
(※★はクイーンズクライマックス出場組)


【今節支部別1着回数】
岡山支部 14勝 (守屋2、堀之内3、薮内3、土屋南3、金田1、若狭1、勝浦1)
福井支部 9勝 (西橋5、今井美4)
東京支部 8勝 (中村か4、藤原菜2、廣中1、清水沙1)
愛知支部 7勝 (細川3、宇野3、谷川1)
静岡支部 6勝 (池田浩4、山下友1、川井1)
福岡支部 6勝 (川野1渡邉優1、魚谷2、竹井2)
広島支部 5勝 (海野3、角1、實森1)
群馬支部 4勝 (松本晶2、櫻本2)
埼玉支部 3勝 (浜田2、清埜1)
徳島支部 3勝 (岩崎芳2、西岡成1)
滋賀支部 2勝 (遠藤2
大阪支部 2勝 (落合2)
香川支部 2勝 (平高2)
三重支部 1勝 (加藤綾1)
長崎支部 0勝 
兵庫支部 出場なし
山口支部 出場なし
佐賀支部 出場なし
(※赤字はクイーンズクライマックス出場組)

【今節コース別1着回数(クイーンズクライマックス)】
1コース 5勝 (逃げ5) ※イン1着率63%
2コース 1勝 (差し1)
3コース 1勝 (差し1)
4コース 0勝 
5コース 1勝 (まくり1)
6コース 0勝 

【今節コース別1着回数(シリーズ戦)】
1コース 29勝 (逃げ29) ※イン1着率45%
2コース 14勝 (差し9、まくり4、恵まれ1)
3コース 11勝 (まくり4、差し4、まくり差し2、抜き1)
4コース 5勝 (まくり3、抜き2)
5コース 4勝 (まくり2、まくり差し2)
6コース 1勝 (差し1)








堀之内紀代子選手が今日2連勝

5Rで3コースまくり
9Rで4コースまくりを決めました。

これが今年47、48本目の"まくり1着"に。

昨日の時点で46本で
藤山翔大選手と並ぶ1位タイでしたが、
これで単独の「23年まくり最多勝」となりました。

【23年まくり1着本数ベスト10】
1 堀之内紀代子 48本
2 藤山 翔大 46本
3 菅  章哉 41本
4 佐藤 大佑 34本
5 酒見 峻介 30本
6 山崎  郡 28本
7 高田ひかる 27本
8 中辻 崇人 25本
8 山田 哲也 25本
8 松田大志郎 25本

堀之内選手は今年1着86本をマークし、
これは女子2位タイの見事な成績。

昨年81勝で自己ベストを記録したばかりですが、
今年はそれをさらに上回る数字となりました。

ちなみに86勝の決まり手内訳は、
まくり48本、逃げ28本、抜き7本、
差し2本、まくり差し1本


まくりが56%を占めています。



今年の「女子年間最多勝」田口節子選手
87本の1着を奪って女子1位となりました。

田口選手はこれで3年連続の女子最多勝です。

【23年1着回数ベスト5(女子)】
1 田口 節子 87勝
2 海野ゆかり 86勝
2 堀之内紀代子86勝
2 守屋 美穂 86勝
5 長嶋 万記 80勝

【女子年間最多勝(12年以降)】
12年 103勝 三浦 永理
13年 101勝 海野ゆかり、長嶋万記
14年  96勝 田口 節子
15年 109勝 平高 奈菜
16年 108勝 長嶋 万記
17年 103勝 長嶋 万記
18年 104勝 中谷 朋子
19年 101勝 守屋 美穂
20年  93勝 平高 奈菜
21年 117勝 田口 節子
22年  94勝 田口 節子
23年  87勝 田口 節子


また田口選手は今年の勝率も
7.40で女子ナンバーワン。

3年連続の「女子年間勝率1位」です。

【23年勝率ベスト5(女子)】
1 田口 節子 7.40
2 長嶋 万記 7.33
3 小野 生奈 7.16
4 鎌倉  涼 7.12
5 守屋 美穂 7.09

【女子年間最高勝率(12年以降)】
12年 横西 奏恵 7.34
13年 寺田 千恵 7.27
14年 田口 節子 7.65
15年 寺田 千恵 7.57
16年 平山 智加 7.77
17年 長嶋 万記 7.35
18年 長嶋 万記 7.40
19年 守屋 美穂 7.27
20年 小野 生奈 7.30
21年 田口 節子 7.60
22年 田口 節子 7.39
23年 田口 節子 7.40



(※写真は今節初日)
今節の最速ラップは竹井奈美選手
2日目7Rで出した1分46秒1

竹井選手は3日目に負傷帰郷という
残念な結果になってしまいましたが、

スピードクイーンメモリアルの
多摩川暫定1位に名を刻んでいます。

竹井選手の節間トップタイムは
前節の常滑オールレディースに続いて2節連続
(※参照、https://ameblo.jp/womenleague-cafe/entry-12831420719.html

6月の徳山一般戦も合わせて
今年3回目となりました。

クイーンズクライマックス&シリーズ戦では
17年の大村大会に続いて
2回目の節間トップタイムとなっています。

【クイーンズクライマックス 歴代節間トップタイム】
12年 1'46"0 三浦永理
13年 1'45"6 平山智加
14年 1'45"5 山川美由紀★
15年 1'46"6 川野芽唯
16年 1'46"6 長嶋万記
17年 1'46"7 竹井奈美★、大山千広★
18年 1'46"0 松本晶恵
19年 1'47"8 今井美亜、遠藤エミ
20年 1'47"8 平高奈菜、守屋美穂
21年 1'47"1 大橋栄里佳★
22年 1'46"4 平高奈菜
23年 1'46"1 竹井奈美
(※★はシリーズ戦出場組)

なお多摩川はこのあとも女子レース開催ラッシュ。

1/21からヴィーナスシリーズ
2/24から男女ダブル戦
4/1からオールレディースと続くだけに、
タイム争いも激化しそうです。



10Rの順位決定戦では
渡邉優美選手5カドまくりを決めて
3連単2万2690円の高配当を提供。

クイーンズクライマックスは
今回が12回目の開催で
計96レースが行なわれていますが、

これが大会史上初の"5コース1着"でした。

【クイーンズクライマックス コース別1着回数】
1コース 58勝 (逃げ55、抜き3)
2コース 19勝 (差し13、まくり4、抜き2)
3コース 10勝 (まくり差し4、差し3、抜き2、まくり1)
4コース 6勝 (まくり2、まくり差し1、差し1、抜き1、恵まれ1)
5コース 1勝 (まくり1)
6コース 2勝 (まくり1、恵まれ1)



(平高奈菜選手、高田ひかる選手、池田浩美選手)

(守屋美穂選手)

(寺田千恵選手と田口節子選手)

(長嶋万記選手)

(若狭奈美子選手、角ひとみ選手、岩崎芳美選手)

(西橋奈未選手)

(土屋南選手)








さてまずはシリーズ戦から。

11Rで優勝戦が行なわれました。

【優勝戦11R出走表】
①西橋 奈未 (優出28回目、優勝4回、シリーズ戦初優出)
②魚谷 香織 (優出85回目、優勝10回、シリーズ戦初優出)
③池田 浩美 (優出96回目、優勝13回、シリーズ戦3優出1V)
④細川 裕子 (優出126回目、優勝13回、シリーズ戦3優出)
⑤中村かなえ (優出9回目、優勝0回、シリーズ戦初優出)
⑥岩崎 芳美 (優出152回目、優勝23回、シリーズ戦3優出)



コンディションは無風、波高0cm、
気温13℃、天候:くもり。

進入は①②③/④⑤⑥で枠なりの3対3。

STは内からコンマ17、16、16/16、08、15

1マークは③池田選手がまくりを狙う展開に。
①西橋選手はインからこれを受け止めながら旋回します。



バック直線に出ると①西橋選手が先頭に立ち、
1艇身差で③池田選手が続く隊形に。



2マークは①西橋選手が先取りも、
③池田選手が渾身の差しハンドルで強襲。
舳先がかかるかと思われました。

しかしパワーに勝る①西橋選手が
これを抑えきって先頭へ。

激戦を制してVゴールを駆け抜けました。



【優勝戦11R結果】
1着 ①西橋 奈未 1コース ST.17
2着 ③池田 浩美 3コース ST.16
3着 ④細川 裕子 4コース ST.16
4着 ②魚谷 香織 2コース ST.16
5着 ⑥岩崎 芳美 6コース ST.15
6着 ⑤中村かなえ 5コース ST.08
決まり手=逃げ
2連単①③ 650円(3番人気)
3連単①③④ 1760円(6番人気)




際どい勝負になったこともあり、
ホッと胸をなでおろす仕草を見せながら
ピットに帰ってきた西橋選手。

これが通算5回目の優勝。

今年3回目の優勝で23年を締めくくりました。

【西橋奈未選手 優勝歴】
20年11月 芦屋一般戦
22年11月 戸田ヴィーナスシリーズ
23年2月 唐津ヴィーナスシリーズ
23年4月 福岡ヴィーナスシリーズ
23年12月 多摩川QCシリーズ戦

多摩川では当地初Vに。

今節2日目にも西橋選手の
「淡水」での強さを書きましたが、

これで通算28優出5Vのうち
17優出4Vが淡水となっています。



今節の西橋選手は2・4・1・2・1・1・2・①・①着。

初日ドリーム戦は6号艇で4着に終わるも、
2日目に4コース抜きで白星を奪うと、
3日目は5コースまくり差しイン逃げで連勝をマーク。
自身4回目の予選トップ通過を果たしました。

そして準優・優勝戦はイン逃げで快勝。
ドリーム戦を除けばオール2連対という内容でした。

ちなみにシリーズ戦全12大会のうち、
12年の池田浩美選手、
16年の川野芽唯選手、
20年の海野ゆかり選手、
22年の宇野弥生選手、
23年の西橋奈未選手は
初日"ドリーム戦6号艇"から優勝。

12人中5人(42%)という高確率で、
不思議なジンクスが生まれつつあります。



西橋選手の今後の出場予定は
尼崎オールレディース(1/4~9)
津オールレディース(1/15~20)
鳴門レディースVSルーキーズバトル(1/27~2/1)
尼崎GⅠ近畿地区選手権(2/9~14)

次節は尼崎オールレディースで、
自身初の2節連続Vを狙う戦いに。

"淡水"の尼崎で大暴れを見せるのか注目です。

西橋選手、おめでとうございました。



【シリーズ戦 歴代優勝者】
12年 池田 浩美(静岡)
13年 山下 友貴(静岡)
14年 中谷 朋子(兵庫)
15年 平山 智加(香川)
16年 川野 芽唯(福岡)
17年 廣中智紗衣(東京)
18年 塩崎 桐加(三重)
19年 平田さやか(東京)
20年 海野ゆかり(広島)
21年 松尾 夏海(香川)
22年 宇野 弥生(愛知)
23年 西橋 奈未(福井)








そして話題はPGⅠクイーンズクライマックスへ。

12Rで優勝戦が行なわれました。

【優勝戦12R出走表】
①浜田亜理沙 (優出56回目、優勝9回、QC初優出)
②遠藤 エミ (優出146回目、優勝40回、QC8優出1V)
③守屋 美穂 (優出124回目、優勝31回、QC7優出)
④川野 芽唯 (優出84回目、優勝15回、QC2優出1V)
⑤三浦 永理 (優出147回目、優勝39回、QC4優出1V)
⑥寺田 千恵 (優出343回目、優勝74回、QC7優出)
(※略称:QCはクイーンズクライマックス)

コンディションは無風、波高0cm、
気温12.5℃、天候:くもり。

多くの選手が水面際で見守るなか
頂上決戦の時を迎えました。



進入は①②③/④⑤⑥で枠なりの3対3。

STは内からコンマ15、22、23/28、25、23
①浜田選手がトップスタートで先制です。

先手を奪った①浜田選手は
盤石の態勢を築いて1マークを先マイ。

まくらせず差させず、
他艇に一寸の隙も与えぬ逃走劇。

浜田選手がターンし始めたあたりでもう
ピット内の選手たちから拍手が起こっていました。



バック直線に出ると①浜田選手が独走となり、
4艇身ほど離れて③守屋選手が追走。



①浜田選手が2マークを
悠々と先取りして勝負あり。

圧巻の完勝劇となりました。



【優勝戦12R結果】
1着 ①浜田亜理沙 1コース ST.15
2着 ②遠藤 エミ 2コース ST.22
3着 ③守屋 美穂 3コース ST.23
4着 ④川野 芽唯 4コース ST.28
5着 ⑤三浦 永理 5コース ST.25
6着 ⑥寺田 千恵 6コース ST.23
決まり手=逃げ
2連単①② 380円(1番人気)
3連単①②③ 780円(1番人気)




 

 



女子ビッグレース優勝戦での
3連単3ケタ配当は
これが史上4件目という珍しいケース。

780円は最低配当記録という

大本命決着になりました。


【女子ビッグレース優勝戦 3連単低配当ベスト4】
1 780円 浜田亜理沙 23年多摩川QC
2 870円 小野 生奈 21年芦屋LA
3 900円 山川美由紀 17年宮島LA
4 980円 長嶋 万記 23年蒲郡LA
(※略称:QCはクイーンズクライマックス、
 LAはレディースオールスター)





②遠藤選手は2コース差し及ばず2着
6年ぶりのティアラ奪還はなりませんでした。

クイーンズクライマックスでの優出2着は
18年、19年、21年に続いて実に4回目です。

とはいえ2着賞金730万円を獲得し、
女子賞金ランキング1位の座をキープ。

3年連続4回目の「年間賞金女王」となりました。

今年の獲得賞金は5937万4000円で、
年間獲得賞金額の女子歴代4位になります。

【年間賞金女王(12年以降)】
12年 田口 節子 4189万7000円
13年 平山 智加 5267万4000円
14年 日高 逸子 4096万5000円
15年 寺田 千恵 4052万2000円
16年 松本 晶恵 4493万6000円
17年 遠藤 エミ 5390万4500円
18年 小野 生奈 4190万7532円
19年 大山 千広 5683万6000円
20年 平高 奈菜 5491万2000円
21年 遠藤 エミ 6439万8000円
22年 遠藤 エミ 8266万8200円
23年 遠藤 エミ 5937万4000円


【年間獲得賞金額ベスト10(女子)】
1 8266万8200円 遠藤 エミ (22年)
2 6721万5000円 寺田 千恵 (01年)
3 6439万8000円 遠藤 エミ (21年)
4 5937万4000円 遠藤 エミ (23年)
5 5718万4100円 日高 逸子 (05年)
6 5683万6000円 大山 千広 (19年)
7 5660万6000円 寺田 千恵 (00年)
8 5494万1266円 田口 節子 (22年)
9 5491万2000円 平高 奈菜 (20年)
10 5464万1000円 平高 奈菜 (22年)

またSGオーシャンカップの
選考ポイントを9点加算して34点に伸ばし、
現時点で4位タイにまで浮上。
ドリーム戦が狙えそうな状況です。

来年のSGオーシャンカップは
相性抜群の大村が舞台なだけに
なおさら楽しみになってきました。

そして今節2勝を上積みして
デビュー通算990勝としている遠藤選手。

1000勝達成はいつになるのか注目です。



③守屋選手から3コースからまくり不発で3着
ティアラ初戴冠はなりませんでした。

ただ3着賞金490万円を加算し、
今年の獲得賞金は5350万1000円に。

これまでの自己ベストは
20年の4884万7666円でしたが、
これを上回る数字となりました。

またSGオーシャンカップの
選考ポイントを6点加算して23点に。
ほぼ当確といえる状況になっています。



④川野選手は4コースから攻め切れず4着
8年前の再現はなりませんでした。

それでも4着賞金360万円を加算し、
今年の獲得賞金は4059万2000円に。

15年にマークした3397万5000円を
大きく上回って自己ベスト更新です。

またSGオーシャンカップの
選考ポイントを5点加算して17点に。
出場権獲得へチャンスが広がってきました。



⑤三浦選手は5コースからまくり差すも5着

8月の津レディースチャンピオンと
11月の三国レディースチャレンジカップに続いて
女子ビッグレース3節連続優出5着です。

ちなみに三浦選手は今年267走し、
スタート事故や転覆等失格が一度もなく
全レース無事故完走を達成。

待機行動違反や不良航法もなく、
年間事故点ゼロという素晴らしい成績でした。

【今年事故点ゼロの女子選手(50走以上)】
・三浦 永理 267走
・福島 陽子 221走
・鈴木 成美 191走
・大橋栄里佳 181走
・篠木亜衣花 92走
・伊藤  栞 79走
・末武里奈子 67走
・前原  哉 56走
・橋谷田佳織 54走



⑥寺田選手は6コースから展開なく6着。

12回目のクイーンズクライマックス挑戦も
ティアラには届きませんでした。

それでも初日6着から巻き返して
優出を果たしたのは見事のひと言。

来年も13年連続出場の皆勤賞を継続して
再挑戦となるのか注目です。







レース後には表彰式が行なわれ、
まずは優勝戦上位3人がステージへ。

守屋選手はこれまで
クイーンズクライマックス優勝戦は
4・6・6・5・6・6着でしたが、
初めての連絡みで初表彰台となりました。



そのあと浜田選手はクイーンの象徴、
赤いマントにお色直しして再び登壇。


そして栄光のティアラがその頭上に。

10人目のティアラ戴冠者となりました。



浜田選手はこれが通算10回目の優勝。

多摩川では22年ヴィーナスシリーズに続いて
当地2節連続2回目の優勝となっています。

【浜田亜理沙選手 優勝歴】
12年2月 児島女子リーグ
13年6月 江戸川オール女子戦
13年9月 桐生女子リーグ
22年6月 多摩川ヴィーナスシリーズ
22年7月 津ヴィーナスシリーズ
23年3月 大村男女ダブル戦
23年3月 蒲郡オールレディース
23年4月 平和島ヴィーナスシリーズ
23年7月 大村オールレディース
23年12月 多摩川クイーンズクライマックス


今節の浜田選手は2・1・2・①着。

初日は5コースから2着、
2日目は3コースまくり差しで1着、
3日目は2コースから2着として
トライアル1位通過を果たし、

優勝戦でイン逃げを決めて
デビュー通算500勝を達成。

12月5日の当ブログで
「大晦日に500勝達成という
可能性も無きにしも非ずです」と書きましたが、
(※参照、https://ameblo.jp/womenleague-cafe/entry-12831420719.html
まさにそれが現実の形となりました。


女子ビッグレースはこれまで
レディースチャンピオンに7回、
レディースオールスターに5回、
レディースチャレンジカップに2回出場するも、
計14回走って優出ゼロ
なぜか苦戦していた浜田選手ですが、

クイーンズクライマックス初出場で見事に頂点へ。

クイーンズクライマックス初出場初Vは
15年の川野芽唯選手と
19年の今井美亜選手に続いて3人目
12年の第1回大会の
三浦永理選手も含めれば4人目です。



この優勝で賞金1600万円を手にし、
女子賞金ランキングは
前日9位から3位まで浮上。
 

今年の獲得賞金は5260万9000円となり、
これまで自己ベスト(昨年の2769万4933円)の

2倍近い額になっています。


またこのGⅠ優勝によって
SGボートレースクラシックの出場権を獲得。
来年3月、地元戸田でSGデビューです。

さらにSGオーシャンカップの
選考ポイントを10点獲得して13点に。
現状ボーダー付近まで浮上しています。

なお1/11~14に大村で行なわれる
BBCトーナメントの出場権も手にしましたが、
浜田選手は1/11分の斡旋辞退届が出されている状態。

辞退の取り下げが行なわれない限り
BBCトーナメントは不参加となりそうです。





さて表彰式のあとはGⅠ初V水神祭


神輿のように担ぎ上げる
ちょっと変わったスタイルから、

 

 


イチ、ニのサンの掛け声とともに水面へ投下。


あとを追って清埜翔子選手と前田紗希選手の埼玉勢や、


中澤宏奈選手と黒澤めぐみ選手の東京勢のほか、

山下友貴選手、今井美亜選手、薮内瑞希選手も水面へ。

大晦日の多摩川が派手な水飛沫で彩られました。

 




浜田選手の今後の出場予定は、
尼崎オールレディース(1/4~9)
蒲郡一般戦(1/13~18)
宮島一般戦(1/23~28)
平和島GⅠ関東地区選手権(2/3~8)
びわこGⅡレディースオールスター(2/20~25)

来年は1/4からの尼崎でスタート予定。

注目度が一段と増すなか
2節連続Vへ突き進むのでしょうか。

09年5月のデビューから約14年半、

ついに大輪の花を咲かせた浜田選手。

 

クイーンズクライマックス
2連覇をめざす24年シーズンが
どんな一年となるのか目が離せません。


浜田選手、おめでとうございました。




【クイーンズクライマックス 歴代優勝者】
12年 三浦 永理(静岡) 
13年 平山 智加(香川) 
14年 日高 逸子(福岡) 
15年 川野 芽唯(福岡) 
16年 松本 晶恵(群馬) 
17年 遠藤 エミ(滋賀) 
18年 松本 晶恵(群馬) 
19年 今井 美亜(福井) 
20年 平高 奈菜(香川)
21年 田口 節子(岡山)
22年 田口 節子(岡山)
23年 浜田亜理沙(埼玉)







なお今節の売上は165億8971万7000円
大会歴代4位の数字となっています。

【クイーンズクライマックス 節間売上】
12年  90億6508万8200円 (大村)
13年  79億5077万7100円 (芦屋)
14年 106億4470万0400円 (住之江)
15年  91億9511万4900円 (福岡)
16年  98億8260万0900円 (平和島)
17年 105億8688万4700円 (大村)
18年 120億4185万0700円 (平和島)
19年 133億1985万3200円 (徳山)
20年 169億6950万9600円 (浜名湖)
21年 185億3634万3800円 (福岡)
22年 194億2642万9100円 (住之江)
23年 165億8971万7000円 (多摩川)







【スピードクイーンメモリアル選考 各場女子最速タイム】
(※★は今日女子レーサーが出場したレース場)
★桐生・・・・・1'49"5 蜂須 瑞生
★戸田・・・・・1'48"7 平田さやか
・江戸川・・・1'50"8 渡邉真奈美
★平和島・・・1'49"3 茶谷桜、福岡泉水
★多摩川・・・1'46"1 竹井 奈美
★浜名湖・・・1'48"3 刑部亜里紗
・蒲郡・・・・・1'48"5 赤井  睦
・常滑・・・・・1'47"6 竹井 奈美
・津・・・・・・・―――
・三国・・・・・1'46"7 田口 節子
・びわこ・・・1'46"4 香川 素子
★住之江・・・1'46"5 守屋 美穂
・尼崎・・・・・1'46"8 中田 夕貴
・鳴門・・・・・1'46"9 清水 愛海
★丸亀・・・・・1'49"4 深川麻奈美
★児島・・・・・1'47"7 上田 紗奈
・宮島・・・・・1'48"5 内山 七海
・徳山・・・・・1'48"8 藤原 早菜
★下関・・・・・1'47"5 魚谷 香織
★若松・・・・・1'49"2 寺田 千恵
・芦屋・・・・・1'46"4 上田 紗奈
・福岡・・・・・1'48"0 川野 芽唯
・唐津・・・・・1'48"4 大橋栄里佳
・大村・・・・・1'47"5 西岡 育未
(※選考期間:2023/12/1~2024/11/30。
 2周戦は除く。1着以外は除く)


今日は10場で女子レーサーが出場しましたが、
タイム更新は0件でした。

なお大村ミッドナイト(1/1~7)が明日開幕。
野田祥子選手や山口真喜子選手らが登場です。


【'23 女子賞金ランキング】 (12/31現在)
(※カッコ内の数字は前日女子賞金ランキング)
1(1) 遠藤 エミ 59,374,000円
2(2) 守屋 美穂 53,501,000円
3(9) 浜田亜理沙 52,609,000円
4(3) 長嶋 万記 48,229,000円
5(7) 川野 芽唯 40,592,000円
6(4) 渡邉 優美 40,398,000円
7(6) 三浦 永理 40,021,000円
8(5) 田口 節子 39,524,000円
9(10) 寺田 千恵 37,955,000円
10(8) 平山 智加 37,804,000円
11(11) 高田ひかる 33,777,000円
12(12) 細川 裕子 33,202,000円
13(14) 大瀧明日香 32,801,000円
14(13) 海野ゆかり 31,980,000円
15(15) 宇野 弥生 30,568,000円
16(16) 堀之内紀代子30,277,000円
17(17) 中谷 朋子 29,271,000円
18(20) 西橋 奈未 29,080,000円
19(18) 藤原 菜希 28,609,000円
20(19) 清埜 翔子 27,198,000円

【'23 女子レーサー優勝回数】
優勝7回 長嶋
優勝6回
優勝5回 浜田
優勝4回 田口、三浦、守屋
優勝3回 海野、堀之内、平山、西橋
優勝2回 寺田千、中谷、香川、平田、
      川野、遠藤、渡邉優、大山
優勝1回 岩崎芳、淺田、細川、宇野、西村美、
      松本晶、深川、鎌倉、櫻本、清水沙、
      喜井、松尾夏、後藤、清埜、大豆生田、
      高田ひ、倉持、深尾、小芦、實森、
      山下夏、西岡成、上田、高憧
(※赤字は今日の優勝)

【F休み中の女子レーサー】
山崎小葉音 12/2~12/31
岸  恵子 12/6~1/4
小芦るり華 11/8~1/6(F2、60日間)
大久保佑香 12/10~1/8
武井莉里佳 12/7~1/10(35日間)
中谷 朋子 12/13~1/11
松尾 夏海 12/13~1/11
小林 愛実 12/16~1/14
門田  栞 12/16~1/14
佐々木裕美 12/18~1/16
深見亜由美 12/18~1/16
清水 愛海 12/18~1/16
野田部宏子 10/16~1/18(F2、95日間)
原田 佑実 12/21~1/19
鎌倉  涼 10/22~1/19(女子戦優勝戦F、F2、90日間)
上田 紗奈 12/22~1/20
筒井 美琴 12/26~1/24
谷口 佳蓮 11/27~1/25(F2、60日間)
羽田 妃希 12/29~1/27
大石 真央 10/28~1/30(F2、95日間)
喜井つかさ 12/7~2/4(F2、60日間)
塩崎 桐加 11/9~2/6(F2、90日間)

【F休み未消化の女子レーサー】
黒明 花夢 1/3~2/1
高田ひかる★1/11~1/19(F2、90日間、QC出場により分割)
根岸 真優 1/11~2/14(35日間)
西田 和加 1/11~2/9
安井 瑞紀 1/21~2/19
宮崎 安奈 1/21~2/19
茶谷  桜 1/23~2/21
山下 友貴★1/27~2/25
西舘 果里 1/27~3/1(35日間)
佐藤ほのか 1/27~2/25
刑部亜里紗 1/27~3/1(35日間)
金子 七海 1/31~2/29
今井 美亜★2/2~3/7(35日間)
高憧 四季 2/2~3/2(女子戦優勝戦F)
森下 愛梨 2/3~3/3
登 みひ果 2/5~3/5
永田  楽 2/14~3/19(35日間)
渡邉 優美★2/26~3/26
前田 紗希★2/26~3/26
(※★は今節多摩川出場メンバー)
(※略称:QCはクイーンズクライマックス)