中止順延から一夜明け、

びわこオールレディース
シリーズ最終日を迎えました。



今日のレース結果は、

1R ①深尾 巴恵 1コース逃げ
2R ①山崎小葉音 1コース逃げ
3R ②西村  歩 2コース差し
4R ⑥山下 夏鈴 6コースまくり
5R ①北村 寧々 1コース逃げ
6R ①清水 沙樹 1コース逃げ
7R ③深見亜由美 3コース抜き (3連単70610円)
8R ⑥山下 夏鈴 6コースまくり
9R ④田村 美和 4コースまくり差し (3連単11090円)
選抜戦10R ①西村  歩 1コース逃げ
選抜戦11R ②清水 沙樹 2コースまくり
優勝戦12R ⑥平田さやか 6コースまくり差し (3連単80890円)

【今節上がりタイムベスト5】
1 遠藤 エミ 1'48"9 (4日目6R)
2 遠藤 エミ 1'49"5 (5日目12R準優)
3 遠藤 エミ 1'49"8 (2日目9R)
4 山下 夏鈴 1'50"1 (4日目2R)
4 海野ゆかり 1'50"1 (2日目12R)

【今節の部品交換状況】
倉田 郁美 ④新プロペラ
水口 由紀 ①キャリアボデー、①キャブレター、
       ②電気一式・キャブレター、
       ③キャブレター、③キャリアボデー
大橋 由珠 ④キャリアボデー、⑤キャリアボデー
黒明 花夢 ③キャリアボデー
大久保佑香 ③ピストン2個・キャリアボデー、③シリンダ
河内悠利杏 ④電気一式
(※○内の数字はシリーズ○日目)

【今節支部別1着回数】
東京支部 14勝 (清水沙4、藤原菜4、田村2、平田2、中村か1、大橋由1)
広島支部 11勝 (海野7、角4)
滋賀支部 10勝 (遠藤5、清水未3、水口2)
群馬支部 7勝 (深尾3、山崎3、島倉1)
三重支部 6勝 (山下夏6)
愛知支部 4勝 (深見3、細川1)
福井支部 4勝 (藤堂3、坂野1)
埼玉支部 3勝 (中里2、大久保1)
大阪支部 3勝 (西村歩3)
長崎支部 3勝 (北村3)
静岡支部 2勝 (鈴木成2)
兵庫支部 2勝 (中谷2)
福岡支部 2勝 (武藤1、渡邉優1)
佐賀支部 1勝 (山本1)
岡山支部 0勝 
徳島支部 出場なし
香川支部 出場なし
山口支部 出場なし

【今節コース別1着回数】
1コース 34勝 (逃げ32、抜き2) ※イン1着率47%
2コース 16勝 (まくり9、差し6、恵まれ1)
3コース 5勝 (抜き3、まくり2)
4コース 11勝 (まくり8、まくり差し1、差し1、抜き1)
5コース 2勝 (まくり2)
6コース 4勝 (まくり2、まくり差し2)






(山崎小葉音選手と深尾巴恵選手)
深尾巴恵選手は1Rでイン逃げ
山崎小葉音選手は2Rでイン逃げを決め、

群馬勢がともに今節3勝目をマーク。

山崎選手の節間3勝は
自己ベストタイとなっています。

次節はともに8/23から地元の桐生オールレディース

深尾選手は7月の桐生ヴィーナスシリーズで
予選3位の大活躍を演じたばかりだけに、
次節もかなり期待が高まりそう。

山崎選手は昨年9月の桐生オールレディースで
デビュー初優出を飾っているだけに、
(※参照、https://ameblo.jp/womenleague-cafe/entry-12765733404.html
今年も大暴れなるか注目です。



北村寧々選手は5Rでイン逃げを決め、
デビュー通算12勝目をマーク。

今節はデビュー初準優出を飾るなど
3・2・6・1・2・1・2・3・⑤・1・2着
1着3本、2着4本、3着2本の大活躍に。

北村選手は前節の若松一般戦で
自身初の節間2勝をマークしたばかりですが、
今節はそれを上回る節間3勝の躍進でした。

今まさに伸び盛りなだけに、
明日からF休み(8/17~9/14)なのは残念ですが、

復帰戦となる次節9/17からの尼崎一般戦も
注目しておきたいところです。



山下夏鈴選手は圧巻の連勝劇を披露。

4R6号艇で6コースまくりを決めると、
8R6号艇でも再び6コースまくり一撃。

準優のFが悔やまれてなりませんが・・・、
怪物モーター57号機とのコンビで
最後までシリーズを沸かせてくれました。

今節は4・1・1・1・2・1・3・5・F・1・1着で、
5コースまくり、イン逃げ、2コースまくり、
4コースまくり、6コースまくり、6コースまくりと
節間6勝をマークする大暴れに。

これまでの自己ベストは21年4月の
多摩川ヴィーナスシリーズでマークした節間5勝でしたが、
それを上回る自己新記録となっています。



深見亜由美選手は7Rで3コース抜きの1着を奪い、
3連単7万0610円の高配当を提供。

今節は惜しくも予選19位の次点に終わりましたが、
1・6・2・5・5・3・1・2・2・1・3着
4日目からオール3連対の活躍に。

今期勝率は5.90まで上がっており、
A2級初昇格へまた一歩大きく前進です。

次節は8/22からの蒲郡男女ダブル戦で、
地元で悲願のデビュー初優出を果たしたいところ。

そして次々節は9/3からのびわこ一般戦
当地に再登場となります。




(井上未都選手は今日のみの途中追加で参戦。
 7Rで6コースから3着に食い込み、
 7万舟の立役者となる好走を披露)

(西村歩選手と加藤奈月選手)

(清水沙樹選手)

(①遠藤エミ選手)

(②海野ゆかり選手と⑤中里優子選手)

(③藤堂里香選手)

(④鈴木成美選手)




(⑤中里優子選手)
(⑥平田さやか選手)
今節は出場選手が38人まで減ったことにより、
優出組の中里優子選手平田さやか選手
最終日2回走りという珍しいケースに。

中里選手は前半4Rをイン戦2着、
平田選手は前半3Rをイン戦2着で終えた後、
後半12Rの優勝戦を迎えることになりました。

ちなみにオールレディースで
優出組が最終日2回走りとなったのは
今回が史上初の出来事。

女子レースでは17年3月の
鳴門ヴィーナスシリーズ以来です。







さて話題は優勝戦へ。

【優勝戦12R出走表】
①遠藤 エミ (優出143回目、優勝39回、びわこ4V)
②海野ゆかり (優出270回目、優勝61回、びわこ2V)
③藤堂 里香 (優出13回目、優勝1回)
④鈴木 成美 (優出13回目、優勝1回)
⑤中里 優子 (優出82回目、優勝7回)
⑥平田さやか (優出43回目、優勝3回)

コンディションは向かい風4m、波高4cm、
気温31℃、天候:晴れ。



進入は①②③/④⑤⑥で枠なりの3対3。

STは内からコンマ14、22、25/13、13、11

2、3コースがやや凹む隊形となり、
4コースの④鈴木選手が内へ絞り込む展開に。

インの①遠藤選手はこれをブロックし、
なんとか1マーク先マイに成功しました。

しかしターンがやや外へ膨らむと、
その内懐へ⑤中里選手と⑥平田選手の外枠勢が
次々とまくり差しで飛び込んでくる格好に。



バック直線に出ると
⑥平田選手、⑤中里選手、①遠藤選手が
艇を並べる大混戦となりました。

そして迎えた勝負の2マーク。



⑥平田選手が内有利に先マイし、
⑤中里選手は差すも及ばず、
①遠藤選手はまくるも届かず。

ここで単独先頭に立った⑥平田選手が、
猛追してくる①遠藤選手を振り切ってVゴール。

5月の徳山オールレディースを
優勝戦6号艇で制したばかりの平田選手が、
またも緑のカポックで栄冠を手にしました。


【優勝戦12R結果】
1着 ⑥平田さやか 6コース ST.11
2着 ①遠藤 エミ 1コース ST.14
3着 ⑤中里 優子 5コース ST.13
4着 ④鈴木 成美 4コース ST.13
5着 ②海野ゆかり 2コース ST.22
6着 ③藤堂 里香 3コース ST.25
決まり手=まくり差し
2連単⑥① 10810円(20番人気)
3連単⑥①⑤ 80890円(85番人気)





オールレディース優勝戦での
"6コース1着"は史上5件目ですが、

そのうち実に4件が今期に発生。

今期オールレディースは優勝戦6号艇
9戦4勝という凄まじい強さです。

【今期 オールレディース優勝者】
5月唐津  山下 夏鈴 6号艇・5コースまくり
5月徳山  平田さやか 6号艇・6コース差し
6月江戸川 長嶋 万記 2号艇・2コース抜き
6月下関  櫻本あゆみ 1号艇・1コース逃げ
6月若松  堀之内紀代子5号艇・5コースまくり
7月浜名湖 淺田千亜希 6号艇・6コースまくり差し
7月大村  浜田亜理沙 1号艇・1コース逃げ
7月蒲郡  松尾 夏海 5号艇・6コースまくり差し
8月びわこ 平田さやか 6号艇・6コースまくり差し






①遠藤選手は無念のイン戦2着に終わり、
津レディースチャンピオンに続く連続Vはならず。

それでも女王として、地元のエースとして、
堂々とシリーズを引っ張った一節でした。

次節は8/22から福岡で行なわれる
SGボートレースメモリアルに参戦です。


④鈴木選手は4着に終わるも、
カドまくりで展開を作って
レースを面白くする立役者となりました。

次節は8/29からの浜名湖ヴィーナスシリーズ
地元での活躍にも期待したいところです。







勝った平田選手は通算4回目の優勝。

年間2Vは自身初となっています。

【平田さやか選手 優勝歴】
19年12月 徳山QCシリーズ戦 (5コース差し3万舟
22年3月 戸田ヴィーナスシリーズ (4コースまくり差し1万舟
23年5月 徳山オールレディース (6コース差し17万舟
23年8月 びわこオールレディース (6コースまくり差し8万舟
(※略称:QCはクイーンズクライマックス)


今節の平田選手は2・3・2・1・3・5・3・3・2・②・①着。

予選10位準優10R4号艇2着優勝戦12R6号艇1着と、
奇遇にも5月の徳山オールレディースの時と
まったく同じ航跡をたどって頂点へ。
(※参照、https://ameblo.jp/womenleague-cafe/entry-12804138495.html


ちなみに平田選手は最近1年間で
6コースは39戦2勝の1着率5%。
その2勝がいずれも優勝戦です。



平田選手の今後の出場予定は、
桐生オールレディース(8/23~28)
多摩川オールレディース(9/5~10)
江戸川ヴィーナスシリーズ(9/24~29)

桐生オールレディースは
18年に優出6着、20年に優出2着
たびたび活躍している大会だけに
次節も楽しみなところです。

そのあと9月には多摩川、江戸川と
地元での女子レースが続き、

まだ斡旋が決まっていないものの、
10月には平和島オールレディースもあります。

女子賞金ランキング21位まで上がってきて
レディースチャレンジカップ勝負駆け状態の平田選手が、

9・10月の女子マネーバトル戦線で
カギを握ってくる可能性が高そうです。


平田選手、おめでとうございました。


(8月びわこ)


(5月徳山)



【びわこオールレディース 歴代優勝者】
14年度 寺田 千恵(岡山)
15年度 中谷 朋子(兵庫)
16年度 喜井つかさ(岡山)
17年度 海野ゆかり(広島)
18年度 遠藤 エミ(滋賀)
19年度 松本 晶恵(群馬)
20年度 守屋 美穂(岡山)
21年度 落合 直子(大阪)
22年度 堀之内紀代子(岡山)
23年度 平田さやか(東京)








【'23 女子賞金ランキング】 (8/16現在)
1 遠藤 エミ 36,155,000円★
2 長嶋 万記 31,188,000円
3 高田ひかる 28,144,000円 (F休み:10/7~11/5)
4 守屋 美穂 27,702,000円
5 倉持 莉々 25,813,000円
6 浜田亜理沙 24,414,000円
7↑川野 芽唯 24,107,000円
8↓渡邉 優美 24,045,000円★
9 三浦 永理 23,349,000円
10 平山 智加 22,910,000円
11↑寺田 千恵 21,930,000円
12↓西橋 奈未 21,718,000円 (F休み:8/7~9/5、9/15~11/13)
13 中谷 朋子 21,315,000円★
14↑堀之内紀代子21,174,000円 (F休み:8/18~9/16)
15↓田口 節子 21,066,000円 (F休み:7/24~8/22)
16 小芦るり華 20,737,000円 (F休み:8/7~9/5)
17 大瀧明日香 19,719,000円
18 細川 裕子 19,493,000円★
19 宇野 弥生 18,759,000円
20 中村 桃佳 17,949,000円
21↑平田さやか 17,928,500円★
(※★は今節びわこ出場メンバー。
 昨日より順位が上がった選手は↑、下がった選手は↓)


【'23 女子レーサー優勝回数】
優勝6回 長嶋
優勝5回
優勝4回 浜田
優勝3回 堀之内、三浦、守屋
優勝2回 平田、大山、西橋
優勝1回 海野、淺田、中谷、田口、宇野、西村美、
      平山、川野、鎌倉、櫻本、遠藤、清水沙、
      喜井、渡邉優、松尾夏、後藤、高田ひ、
      倉持、小芦、山下夏、西岡成、高憧

【F休み中の女子レーサー】
川原 愛未 7/17~8/20(35日間)
三嶌こころ 7/22~8/20
来田 衣織 7/23~8/21
田口 節子 7/24~8/22
吉田 杏美 7/22~8/25(35日間)
平高 奈菜 5/29~8/26(F2+F1、60+30日間)
土屋 千明 7/29~8/27
谷口 佳蓮 7/29~8/27
坂 咲友理 8/1~8/30
佐藤ほのか 8/2~8/31
飯塚  響 6/5~9/2(F2、90日間)
廣中智紗衣 8/7~9/5
滝川真由子 8/7~9/5
小芦るり華 8/7~9/5
西橋 奈未 8/7~9/5、9/15~11/13(F2、30+60日間)
西岡 成美 8/7~9/5
新田 芳美 8/9~9/7
山川 波乙 8/15~9/13
中北  涼 6/23~9/20(F2、90日間)
中田 夕貴 4/21~9/22(F3、155日間)
水野 望美 7/29~10/26(F2、90日間)

【F休み未消化の女子レーサー】
角 ひとみ★8/16~9/14(女子戦準優F)
北村 寧々★8/16~9/14
堀之内紀代子8/18~9/16
安井 瑞紀 8/18~9/16
土屋  蘭 8/18~11/15(F2、90日間)
森岡 まき 8/21~10/19(F2、60日間)
福岡 泉水 8/21~10/19(F2、60日間)
滝沢 織寧 8/22~9/20
清水 愛海 8/24~10/22(L休み30日間+F休み30日間)
垣内 清美 8/28~9/26
谷川 里江 8/28~9/26
坂野さくら★8/28~9/26
登 みひ果 8/28~9/26
永井 聖美 8/29~11/26(F2、90日間)
西村美智子 8/29~10/2(35日間)
寺島 美里 8/29~9/27
大豆生田蒼 8/31~9/29
武藤 綾子★9/4~10/3
村上 奈穂 9/4~10/8(35日間)
平川 香織 9/4~10/3(女子戦準優F)
吉田 彩乃 9/4~10/3
内山 七海 9/4~10/3
大廣 咲季 9/4~10/3
今井 裕梨 9/11~10/10(女子戦準優F)
戸敷 晃美 9/11~11/9(F2、60日間)
米丸 乃絵 9/13~10/12
清水 未唯★9/18~10/17(女子戦準優F)
土屋  南 9/25~10/24
山下 夏鈴★9/29~10/28(女子戦準優F)
高田ひかる 10/7~11/5
(※★は今節びわこ出場メンバー。赤字は今日のF)