蒲郡での「GⅡ第7回レディースオールスター」
シリーズ最終日を迎えました。


なお今日の売上は27億2763万5400円で、
レディースオールスターの一日売上最高額に。
(※従来の記録は昨年の最終日で約26億2626万円)

そして今節の売上は124億5927万5200円で、
レディースオールスターの節間売上最高額となりました。

【レディースオールスター 節間売上】
17年 55億0659万7500円 (宮島)
18年 55億3857万9200円 (びわこ)
19年 62億6086万8500円 (児島)
20年 44億9771万8300円 (鳴門)
21年 102億7448万0200円 (芦屋)
22年 118億7900万8300円 (桐生ナイター)
23年 124億5927万5200円 (蒲郡ナイター)







今日のレース結果は、

1R ①大瀧明日香 1コース逃げ
2R ③清水 沙樹 3コースまくり (3連単29710円)
3R ①前田 紗希 1コース逃げ
4R ①中村 桃佳 1コース逃げ
5R ①松本 晶恵 1コース逃げ
6R ②勝浦 真帆 2コース差し
7R ①倉持 莉々 1コース逃げ
8R ①守屋 美穂 1コース逃げ
9R ⑤堀之内紀代子 6コースまくり (3連単28180円)
選抜戦10R ①遠藤 エミ 1コース逃げ
選抜戦11R ①渡邉 優美 1コース逃げ
優勝戦12R ①長嶋 万記 1コース逃げ

【今節上がりタイムベスト5】
1 浜田亜理沙 1'46"5 (2日目8R)
2 遠藤 エミ 1'46"6 (初日12R)
3 渡邉 優美 1'46"9 (初日10R)
4 長嶋 万記 1'47"0 (最終日12R優勝戦)
5 長嶋 万記 1'47"1 (初日9R)

【今節の部品交換状況】
日高 逸子 ②ピストン2個、③リング1本・ピストン2個
香川 素子 ①リング1本、⑤キャブレター
大瀧明日香 ②ピストン1個
堀之内紀代子②リング1本
細川 裕子 ①クランクシャフト、②リング2本、②キャブレター
加藤  綾 ⑥ギヤケース
松本 晶恵 ①電気一式
川野 芽唯 ③キャブレター
鎌倉  涼 ⑥リング2本
山下 友貴 ①キャリアボデー
櫻本あゆみ ①新プロペラ
守屋 美穂 ①新プロペラ
水野 望美 ①リング2本、②リング4本・ピストン2個・シリンダ
前田 紗希 ⑤キャブレター
大山 千広 ①キャリアボデー
中村かなえ ②電気一式
野田なづき ③キャリアボデー、④リング1本、⑤リング2本
宮崎つぐみ ①新プロペラ
刑部亜里紗 ④ピストン2個
(※○内の数字はシリーズ○日目。赤字は今日の部品交換)

【今節支部別1着回数】
岡山支部 12勝 (寺田千4、田口3、堀之内2、守屋2、勝浦1)
福岡支部 10勝 (渡邉優4、魚谷2、川野2、深川1、大山1)
静岡支部 8勝 (長嶋4、山下友2、川井2)
群馬支部 6勝 (櫻本3、松本晶2、深尾1)
大阪支部 6勝 (高憧3、鎌倉2、宮崎つ1)
香川支部 6勝 (平山2、平高2、中村桃2)
東京支部 5勝 (倉持2、清水沙1、中村か1、生田1)
愛知支部 5勝 (宇野2、大瀧1、細川1、出口1)
三重支部 5勝 (高田ひ3、加藤綾1、山川波1)
滋賀支部 4勝 (遠藤3、香川1)
埼玉支部 3勝 (前田2、浜田1)
徳島支部 1勝 (西岡成1)
山口支部 1勝 (佐々木1)
佐賀支部 0勝 
長崎支部 0勝 
福井支部 出場なし
兵庫支部 出場なし
広島支部 出場なし

【今節コース別1着回数】
1コース 38勝 (逃げ37、抜き1) ※イン1着率53%
2コース 11勝 (まくり6、差し5)
3コース 8勝 (まくり6、まくり差し1、差し1)
4コース 7勝 (まくり6、恵まれ1)
5コース 6勝 (まくり差し5、まくり1)
6コース 2勝 (まくり1、抜き1)






清水沙樹選手は2Rで3コースまくりを決め、
3連単2万9710円の高配当を提供。

前節の平和島オールレディースでも
"3コースまくり"で2万舟を出しており、
2節連続の赤いカポックでの快走となりました。

近況リズムを取り戻してきただけに
今後も楽しみなところ。
次節は3/7からの福岡オールレディースです。


堀之内紀代子選手は9Rにチルト2度で登場し、
コンマ02の弾丸ショットで6コースまくり一撃。
3連単2万8180円の高配当を提供しました。

ちなみに今節は全72レースで
まくり決着が実に20本
(※差しは6本、まくり差しは6本)

初日から順に2本、5本、4本、2本、5本、2本
凄まじいまくり合戦となった一節でした。

【レディースオールスター 節間まくり本数】
17年宮島  14本
18年びわこ 11本
19年児島  5本
20年鳴門  12本
21年芦屋  14本
22年桐生  16本
23年蒲郡  20本


昨日書き忘れました・・・。
高憧四季選手は5日目3Rでのイン逃げで、
デビュー通算100勝の節目に到達しました。

【高憧四季選手 年次別成績】
19年 1勝
20年 4勝
21年 33勝 2優出
22年 51勝 6優出
23年 11勝
合計 100勝 8優出

19年5月のデビューから
着実に成長を続けてきた高憧選手。

今期勝率は現在6.40となっており、
デビュー8期目でのA1初昇格へ期待が高まります。








さて話題は優勝戦へ。


(①長嶋万記選手)

(②高田ひかる選手)

(③田口節子選手と守屋美穂選手)

(④鎌倉涼選手)

(川野芽唯選手と⑤大山千広選手)

(⑥宇野弥生選手)


【優勝戦12R出走表】
①長嶋 万記 (優出141回目、優勝36回、LA4優出)
②高田ひかる (優出37回目、優勝6回、LA2優出)
③田口 節子 (優出222回目、優勝68回、LA3優出)
④鎌倉  涼 (優出88回目、優勝20回、LA初優出)
⑤大山 千広 (優出59回目、優勝17回、LA初優出)
⑥宇野 弥生 (優出101回目、優勝19回、LA初優出)
(※略称:LAはレディースオールスター)


コンディションは右横風5m、波高3cm、
気温5℃、天候:晴れ。

気温5℃の風速5mで体感は0℃。
厳しい冷え込みのなか頂上決戦を迎えました。



なお優勝戦の売上は10億1013万0200円を記録。
レディースオールスターでは
史上初の1レース10億円オーバーです。



進入は①②③/④⑤⑥で枠なりの3対3。

STは内からコンマ05、10、09/12、10、09
①長嶋選手がインからトップスタートで先制です。

1マークは①長嶋選手が先マイ。
②高田選手はまくりを狙うも不発に終わり、
③田口選手が3コースから差し込みます。



バック直線に出ると①長嶋選手が先行し、
1艇身後ろに③田口選手が続く展開に。



①長嶋選手が2マークを先取りし、
③田口選手の差しは届かず勝負あり。

女子ビッグレースの優勝戦は
1号艇が5連敗中でしたが、
長嶋選手が力強く終止符を打ちました。



【優勝戦12R結果】
1着 ①長嶋 万記 1コース ST.05
2着 ③田口 節子 3コース ST.09
3着 ④鎌倉  涼 4コース ST.12
4着 ②高田ひかる 2コース ST.10
5着 ⑥宇野 弥生 6コース ST.09
6着 ⑤大山 千広 5コース ST.10
決まり手=逃げ
2連単①③ 400円(1番人気)
3連単①③④ 980円(1番人気)






③田口選手は惜しくも2着に終わり、
女子ビッグレース連覇はならず。

昨年3着に敗れた雪辱もならず、
レディースオールスターでは
19年児島大会に続いて2回目の準Vとなりました。

しかしこの2着で賞金240万円を獲得し、
女子賞金ランキングは
前日131位から25位まで急上昇。

クイーンズクライマックス3連覇に向けては
大きな準Vとなりました。


④鎌倉選手は4コースから差して3着連絡み。

今節はオール3連対が一人もいない混戦でしたが、
鎌倉選手は1・1・5・3・3・3・②着と
さすがの安定感を見せた一節でした。


②高田選手は2コースから4着に終わり、
昨年の桐生レディースオールスターと同じ
"優勝戦2号艇4着"という結果に。

女子ビッグレース優勝戦は4回走って
4・4・4・4着となっています。

次の女子ビッグレースは
8月の津レディースチャンピオン
高田選手に地元Vの期待が高まりそうです。


⑥宇野選手は6コースから5着
地元Vはなりませんでした。

しかし今節は8走でトップスタート4本、
2番手スタート4本とさすがの走りを披露。
終盤3走はコンマ09、09、09の精密機械ぶりでした。

次節は3/3から地元の常滑一般戦に出場。
7節連続優出をめざします。


⑤大山選手は5コースから6着
約4カ月ぶりの復帰戦を無事に走り終えました。

しかも今節平均STはコンマ11でトップ。
さすがの走りを見せた一節でした。

【今節平均STベスト5】
1 大山 千広 ST.11 ST順2.88
2 堀之内紀代子ST.12 ST順2.22
3 倉持 莉々 ST.12 ST順2.44
4 前田 紗希 ST.13 ST順2.13
5 宇野 弥生 ST.14 ST順1.50






勝った長嶋選手は通算37回目の優勝。

【長嶋万記選手 優勝歴】
09年12月 尼崎女子リーグ
11年10月 下関女子リーグ
12年1月 戸田女子リーグ
12年2月 浜名湖男女ダブル戦
12年10月 常滑オール女子戦
12年11月 住之江女子リーグ
13年2月 尼崎女子リーグ
13年3月 宮島女子リーグ
13年4月 桐生オール女子戦
13年10月 蒲郡オール女子戦
14年12月 桐生オールレディース
15年3月 徳山一般戦
16年5月 浜名湖オールレディース
16年7月 桐生ヴィーナスシリーズ
16年9月 蒲郡ヴィーナスシリーズ
16年10月 三国オールレディース
16年11月 江戸川オールレディース
17年1月 丸亀ヴィーナスシリーズ
17年2月 尼崎オールレディース
17年2月 若松男女ダブル戦
17年5月 平和島オールレディース
17年6月 常滑オールレディース
17年7月 多摩川男女ダブル戦
17年9月 児島ヴィーナスシリーズ
17年9月 津オールレディース
18年1月 住之江オールレディース
18年4月 三国オールレディース
18年8月 津オールレディース
18年9月 常滑オールレディース
18年10月 蒲郡オールレディース
19年9月 浜名湖オールレディース
20年5月 三国オールレディース
22年6月 尼崎オールレディース
22年7月 浜名湖オールレディース
22年11月 蒲郡一般戦
23年2月 下関男女ダブル戦
23年2月 蒲郡GⅡレディースオールスター



女子歴代11位の優勝回数を誇りながら
これまでビッグタイトルには縁がなかった長嶋選手。

02年11月のデビューから約20年3カ月、
ついに女子ビッグレース初Vを飾りました。

ちなみに静岡支部の女子ビッグレース優勝は、
12年クイーンズクライマックスの
三浦永理選手以来で約10年2カ月ぶりです。

【通算優勝回数ベスト15(女子)】
1 山川美由紀 80V (女子ビッグ5V)
2 日高 逸子 76V (女子ビッグ3V)
3 寺田 千恵 72V (女子ビッグ5V)
4 田口 節子 68V (女子ビッグ4V)
5 海野ゆかり 60V (女子ビッグ2V)
6 鵜飼菜穂子 56V (女子ビッグ3V)
7 横西 奏恵 46V (女子ビッグ3V)
8 谷川 里江 45V (女子ビッグ2V)
9 淺田千亜希 40V
10 遠藤 エミ 38V (女子ビッグ6V)
11 長嶋 万記 37V (女子ビッグ1V)
12 平山 智加 36V (女子ビッグ2V)
13 三浦 永理 35V (女子ビッグ1V)
14 平高 奈菜 33V (女子ビッグ1V)
15 角 ひとみ 28V
15 守屋 美穂 28V (女子ビッグ2V)


蒲郡では2節連続5回目の優勝。

これまで浜名湖・蒲郡・尼崎が4Vで
最多タイとなっていましたが、
これで蒲郡が単独最多となりました。

【長嶋万記選手 レース場別優勝回数】
桐生③、戸田①、江戸川①、平和島①、多摩川①、
浜名湖④、蒲郡⑤、常滑③、津②、
三国③、びわこ0、住之江②、尼崎④、
鳴門0、丸亀①、
児島①、宮島①、徳山①、下関②、
若松①、芦屋0、福岡0、唐津0、大村0



今節の長嶋選手は2・1・1・5・2・2・①・①着

手にしたモーター33号機は
2連対率22位の中堅機でしたが、

初日に2コース差し、2日目にイン逃げを決めるなど
シリーズ序盤から好パワーを披露。
予選2位通過の活躍を見せました。

そして準優はインからコンマ08
優勝戦はインからコンマ05と、
ゼロ台トップスタートを連発して逃げ快勝。
持ち前の勝負強さを見せる勝ちっぷりでした。

これでレディースオールスターは
7回すべて出場して4優出1Vと相性抜群。

もう来年2月の第8回びわこ大会が
待ち遠しくなってしまうほどの強さです。

【長嶋万記選手 レディースオールスター成績】
17年 ファン投票3位、予選2位→準優1号艇3着
18年 ファン投票2位、予選13位→準優5号艇2着→優勝戦6号艇6着
19年 ファン投票2位、予選22位
20年 ファン投票5位、予選11位→準優4号艇1着→優勝戦3号艇3着
21年 ファン投票13位、負傷帰郷
22年 ファン投票13位、予選3位→準優1号艇1着→優勝戦3号艇5着
23年 ファン投票9位、予選2位→準優1号艇1着→優勝戦1号艇1着


長嶋選手の今後の出場予定は、
三国一般戦(3/7~12)
蒲郡オールレディース(3/20~25)
住之江オールレディース(4/1~6)

次節の三国はオールレディース3Vを誇る好相性水面。
(※参照、https://ameblo.jp/womenleague-cafe/entry-12594099764.html
男女混合戦でどんな走りを見せるのか楽しみです。

そして次々節はさっそく蒲郡に再登場。
断然のV候補筆頭格として注目を集める一節となりそうです。


この優勝で450万円を獲得し、
女子賞金ランキングは前日2位からもちろん首位へ。

賞金女王争いの主導権を握った長嶋選手が、
23年シーズンをどう駆け抜けていくのか目が離せません。


長嶋選手、おめでとうございました。




【レディースオールスター 歴代優勝者】
17年 山川美由紀(香川)
18年 中村 桃佳(香川)
19年 寺田 千恵(岡山)
20年 岩崎 芳美(徳島)
21年 小野 生奈(福岡)
22年 守屋 美穂(岡山)
23年 長嶋 万記(静岡)










【'23 女子賞金ランキング】 (2/26現在)
(※左のカッコ内は前日女子賞金順位)
1(2) 長嶋 万記 10,953,000円★(今年2V)
2(1) 渡邉 優美 7,720,000円★(今年1V)
3(6) 宇野 弥生 7,014,000円★(今年1V)
4(3) 守屋 美穂 6,807,000円★(今年1V)
5(4) 遠藤 エミ 6,730,000円★
6(5) 日高 逸子 6,352,000円★
7(10) 倉持 莉々 6,231,000円★(今年1V)
8(16) 高田ひかる 6,176,000円★
9(7) 寺田 千恵 5,858,000円★
10(8) 平山 智加 5,782,000円★
11(25) 鎌倉  涼 5,634,000円★
12(9) 西橋 奈未 5,526,000円 (今年1V)
13(13) 堀之内紀代子5,501,000円★(今年1V)
14(11) 細川 裕子 5,409,000円★
15(15) 中村 桃佳 5,386,000円★
16(12) 小芦るり華 5,358,000円★(今年1V)
17(14) 川野 芽唯 5,327,000円★
18(17) 藤原 菜希 4,898,000円
19(18) 浜田亜理沙 4,562,000円★
20(19) 中谷 朋子 4,445,000円 (今年1V)
(※★は今節蒲郡出場メンバー)

【'23 女子レーサー優勝回数】
優勝5回 
優勝4回 
優勝3回 
優勝2回 長嶋
優勝1回 中谷、堀之内、宇野、守屋、
      渡邉優、倉持、小芦、西橋

【F休み中の女子レーサー】
土屋実沙希 1/29~2/27
石井 裕美 1/30~2/28、3/10~5/8(F2、30+60日間)
米丸 乃絵 2/3~3/4
道上 千夏 2/6~3/7
川原 愛未 2/6~3/7
高田  綾 2/9~3/10
山本 梨菜 2/9~3/10
清水 未唯 2/9~3/10
大久保佑香 2/9~3/10
黄金井裕子 2/13~3/14
角 ひとみ 2/15~3/16
蜂須 瑞生 2/15~3/16
嶋田 有里 2/10~3/16(35日間)
山田 理央 2/16~3/17
三松 直美 2/21~3/22
坂野さくら 2/21~3/22
石丸 小槙 2/21~3/22
西舘 果里 2/15~4/15(F休み+L休み、60日間)
本田  愛 2/9~5/9(F2、90日間)
山口真喜子 2/10~8/8(F3、180日間)

【F休み未消化の女子レーサー】
岩崎 芳美★2/27~3/28
深川麻奈美★2/27~3/28
中田 夕貴★2/27~3/28、4/21~6/24(F2、30+65日間)
清水 愛海★2/27~3/28
松瀬 弘美 3/2~4/5(35日間)
樋口由加里 3/6~4/4
喜井つかさ 3/6~4/4
金子 七海 3/6~4/4
野田部宏子 3/13~4/11
藤原 早菜 3/13~4/11
平山 智加★3/16~4/14
淺田千亜希 3/19~4/17
松本  怜 3/26~4/24
落合 直子★3/28~4/26
黒澤めぐみ 4/1~5/5(35日間)
生田波美音★4/9~5/8
渡邉 優美★4/14~5/13
松尾 怜実 4/14~5/13
中尾 優香 4/14~5/13
田村 美和 4/21~5/20
細川 裕子★4/21~5/20
宮崎つぐみ★4/22~5/26(35日間)
日高 逸子★4/24~5/28(35日間)
(※★は今節蒲郡出場メンバー。赤字は今日のF)