2022年の女子4大レース第1弾、
「GⅡ第6回レディースオールスター」が開幕しました。


舞台は群馬県のボートレース桐生。

桐生で女子ビッグレースが開催されるのは、
18年レディースチャンピオン(優勝:山川美由紀)と
19年レディースチャレンジカップ(優勝:遠藤エミ)に続いて
これが3回目となっています。


レディースオールスターでは大会初となるナイター開催
果たしてどんな6日間となるのでしょうか。

【レディースオールスター 歴代優勝者】
17年宮島  山川美由紀(香川)
18年びわこ 中村 桃佳(香川)
19年児島  寺田 千恵(岡山)
20年鳴門  岩崎 芳美(徳島)
21年芦屋  小野 生奈(福岡)





今節の出場メンバー(支部別)は、

群馬 松本晶(9)、櫻本(24)、山崎(予)
埼玉 中田(14)、浜田(18)、島田(30)、大豆生田(39)
東京 倉持(10)、富樫(12)、清水沙(21)、中村か(25)、廣中(推)
静岡 長嶋(13)、土屋実(43)、川井(45)、山下友(49)
愛知 水野(29)、宇野(36)、細川(推)
三重 高田ひ(3)、山川波(46)
福井 西橋(8)、今井美(17)
滋賀 遠藤(7)、孫崎(47)
大阪 鎌倉(6)、高憧(34)
兵庫 
徳島 西岡育(16)、西岡成(38)、喜多須(推)
香川 平高(2)、平山(4)、中村桃(11)、西村美(26)、松尾夏(40)
岡山 守屋(1)、田口(20)、寺田千(27)、勝浦(28)、薮内(31)
広島 實森(15)、瀧川千(32)、海野(42)
山口 佐々木(23)
福岡 小野(5)、日高(19)、渡邉優(22)、中川(33)、藤崎(44)、川野(48)
佐賀 小芦(35)、野田な(37)
長崎 
(※カッコ内はファン投票順位。推は委員会推薦、予は予備繰り上がり)


ファン投票上位49人と、
委員会推薦3人の計52人が参戦。

A1級24人、A2級14人、
B1級14人、B2級ゼロで争われます。





さて初日からさっそく赤城おろしが猛威をふるい、
強めの追い風が吹き荒れた桐生。

3~12Rは安定板使用
9R~10Rは2周戦で行なわれた
今日のレース結果は、

1R ①富樫 麗加 1コース逃げ
2R ⑥田口 節子 6コース差し (3連単53290円)
3R ①水野 望美 1コース逃げ
4R ④西橋 奈未 4コース抜き
5R ③遠藤 エミ 3コースまくり
6R ①日高 逸子 1コース逃げ
7R ①浜田亜理沙 1コース逃げ
8R ①長嶋 万記 1コース逃げ
9R ①中村 桃佳 1コース逃げ (3連単12180円)
10R ①松本 晶恵 1コース逃げ
11R ②田口 節子 1コース逃げ
12R ②平高 奈菜 2コース差し

【今節上がりタイムベスト5】
1 田口 節子 1'48"5 (初日11R)
2 富樫 麗加 1'49"1 (初日1R)
3 平高 奈菜 1'49"2 (初日12R)
3 遠藤 エミ 1'49"2 (初日5R)
5 西橋 奈未 1'49"8 (初日4R)
(※2周戦は除く)

【今節の部品交換状況】
平山 智加 ①ギヤケース
西岡 育未 ①新プロペラ
中村かなえ ①キャブレター
(※○内の数字はシリーズ○日目)

【今節支部別1着回数】
香川支部 2勝 (平高①、中村桃①)
岡山支部 2勝 (田口②)
群馬支部 1勝 (松本晶①)
埼玉支部 1勝 (浜田①)
東京支部 1勝 (富樫①)
静岡支部 1勝 (長嶋①)
愛知支部 1勝 (水野①)
福井支部 1勝 (西橋①)
滋賀支部 1勝 (遠藤①)
福岡支部 1勝 (日高①)
三重支部 0勝 
大阪支部 0勝 
徳島支部 0勝 
広島支部 0勝 
山口支部 0勝 
佐賀支部 0勝 
兵庫支部 出場なし
長崎支部 出場なし

【今節コース別1着回数】
1コース 8勝 (逃げ8)
2コース 1勝 (差し1)
3コース 1勝 (まくり1)
4コース 1勝 (抜き1)
5コース 0勝 
6コース 1勝 (差し1)







12Rのドリーム戦は平高奈菜選手2コース差し一閃。

これまで女子ビッグレースのドリーム戦を10回走り、
2・3・4・6・4・5・6・2・4・3着
なぜか相性が悪かった平高選手。

11走目で待望の初1着となりました。

【平高奈菜選手 女子4大レース ドリーム戦成績】
14年下関LCC  4号艇2着
15年丸亀LC   2号艇3着
15年芦屋LCC  1号艇4着
17年芦屋LC   6号艇6着
18年びわこLA  5号艇4着
20年鳴門LA   4号艇5着
20年多摩川LC  1号艇6着
20年蒲郡LCC  4号艇2着
21年芦屋LA   5号艇4着
21年多摩川LCC 2号艇3着
22年桐生LA   2号艇1着
(略称:LCCはレディースチャレンジカップ、
 LCはレディースチャンピオン、
 LAはレディースオールスター)


レディースオールスターのドリーム戦は
過去5大会すべてイン逃げ決着でしたが、
平高選手が初めてその流れを断ち切ることに。

ファン投票で自己最高となる2位に入り、
まずはドリーム戦2号艇でその期待に応えた平高選手が、
得点率12.00で首位発進となりました。

明日は12R1号艇の1回走りで登場。
シリーズリーダーの座を守るのか注目です。

ちなみにレディースオールスター過去5大会で、
ドリーム戦1着の選手が優勝したケースはゼロ
それどころか優出もゼロです。

この不思議なジンクスを
今年は平高選手が打ち破るのでしょうか。

【レディースオールスター ドリーム戦1着選手の成績】
17年 遠藤 エミ 予選20位
18年 遠藤 エミ 予選1位→準優1号艇F
19年 大山 千広 予選8位→準優3号艇5着
20年 大山 千広 予選2位→準優1号艇4着
21年 大山 千広 予選29位
22年 平高 奈菜 ?





初日2連勝をマークしたのは田口節子選手でした。

前半2Rでは鮮やかな6コース差しを決め、
3連単5万3290円の高配当を提供。

田口の6コースからの白星は
19年4月の平和島オールレディース以来と久々。

約2年10カ月ぶりの"6コース1着"を
GⅡの大舞台で奪ってみせました。

なおレディースオールスターは今年で6回目ですが、
6コースからの1着が生まれたのは
3大会ぶりで通算3件目となっています。

【レディースオールスター 6コース1着】
・山川美由紀 18年びわこ 4日目9R 6コースまくり差し
・塩崎 桐加 19年児島  4日目4R 6コースまくり差し
・田口 節子 22年桐生  初日2R  6コース差し

そして後半11Rではイン逃げ快勝。
2号艇でインを奪って逃げ切りました。

田口選手が今節手にしたモーター36号機は2連対率3位

これまで4節走って1優出1Vという成績で、
1月の正月レースでは毒島誠選手が乗って
9戦8勝の準パーフェクトVを飾っていました。

このモーターの特徴は快速パワーで、
平均展示順位1.59という桐生ナンバーワンの数字です。

【桐生現モーター 平均展示順位ベスト5】 2/21時点
1 36号機 1.59 (今節使用:田口節子)
2 12号機 2.00 (今節使用:松本晶恵)
3 32号機 2.22 (今節使用:勝浦真帆)
4 24号機 2.31 (今節使用:高田ひかる)
5 27号機 2.43 (今節使用なし)

注目モーターでさっそく結果を残した田口選手。

昨年末のクイーンズクライマックスに続く
女子ビッグレース2連覇へ突き進むのでしょうか。








初日を終えての得点率ランキングと、
2日目の出走レース(※○内の数字は枠番)は、

1 平高 奈菜 12.00 12R①
2 田口 節子 10.00 11R④
3 水野 望美 10.00 7R⑥ 12R③
4 守屋 美穂 10.00 3R⑥ 10R③
5 松本 晶恵 9.00 7R④
6 鎌倉  涼 9.00 5R④ 11R①
7 遠藤 エミ 8.00 12R⑤
8 長嶋 万記 8.00 9R③
9 浜田亜理沙 8.00 12R⑥
10 渡邉 優美 8.00 9R①
11 山崎小葉音 8.00 3R⑤
12 土屋実沙希 8.00 4R③ 11R⑤
13 寺田 千恵 8.00 4R⑤ 10R①
14 藤崎小百合 8.00 12R④
15 喜多須杏奈 8.00 9R⑤
16 小芦るり華 8.00 1R④ 11R③
17 日高 逸子 7.00 1R⑤
18 中村 桃佳 7.00 11R⑥
――――――――準優ボーダー――――――――
19 高田ひかる 7.00 2R⑥ 9R④
20 富樫 麗加 6.00 2R②
21 中田 夕貴 6.00 3R④
22 清水 沙樹 6.00 5R①
23 勝浦 真帆 6.00 2R⑤ 7R②
24 廣中智紗衣 6.00 6R④
25 西岡 成美 6.00 6R② 10R④
26 宇野 弥生 6.00 3R③ 9R②
27 西橋 奈未 5.50 6R①
28 今井 美亜 5.00 5R⑤
29 實森 美祐 4.00 11R②
30 山下 友貴 4.00 6R⑤
31 高憧 四季 4.00 2R① 8R④
32 川井  萌 4.00 2R④
33 細川 裕子 4.00 8R⑤
34 中川 りな 4.00 2R③ 10R⑤
35 薮内 瑞希 4.00 1R⑥ 6R③
36 松尾 夏海 4.00 1R② 10R⑥
37 櫻本あゆみ 3.50 8R①
38 西岡 育未 2.50 4R①
39 倉持 莉々 2.50 7R⑤
40 中村かなえ 2.00 9R⑥
41 島田なぎさ 2.00 1R① 7R③
42 野田なづき 2.00 1R③ 8R⑥
43 海野ゆかり 2.00 5R③ 12R②
44 佐々木裕美 1.50 4R④
45 西村美智子 1.50 7R①
46 川野 芽唯 1.00 4R②
47 大豆生田蒼 1.00 5R⑥ 10R②
48 山川 波乙 1.00 5R②
49 瀧川 千依 1.00 3R① 8R③
50 孫崎 百世 1.00 3R②
51 平山 智加▼-5.00 4R⑥ 8R②
帰郷 小野 生奈 
(※◆は不良航法で-10、■は待機行動違反で-7、▼は失格で-5の減点)


なお今節の予選順位の決定方式は、
得点率→上位着位→最高タイム(3周)→選出順位です。

例えば初日終了時点では
勝浦真帆選手と廣中智紗衣選手が
得点率6.00→3着→1分52秒8で並んでいますが、

勝浦選手がファン投票28位、
廣中選手が委員会推薦のため、
勝浦選手が予選順位で上位になっています。





(大会開幕カードの1Rは富樫麗加選手がイン逃げ快勝。
 2連対率52位のワースト機を引いた今節ですが、
 白星発進の好スタートを切りました)

(水野望美選手は3Rでイン逃げ快勝。
 レディースオールスターは
 18年びわこ大会で優出歴がある水野選手。
 4大会ぶりの優出に向けて好発進です)

(西橋奈未選手は4Rで道中逆転の1着。
 桐生前走となる20年イースタンヤングでは
 2日目に1号艇でFを切っている西橋選手。
 明日の6R1号艇が今節のカギとなってきそうです)

(遠藤エミ選手は5Rで3コースまくり一撃。
 しかし後半11Rでは1号艇でインを奪われ、
 2コースとなって3着という無念の結果に。
 遠藤選手は1号艇でインに入れなかったのは、
 17年2月の唐津一般戦の準優以来。
 西島義則選手の前付けで2コースとなって以来、
 約5年ぶりのことでした)

(日高逸子選手は6Rでイン逃げ快勝。
 昨年はF禍の影響で女子ビッグレースには
 ひとつも出場できなかった日高選手。
 20年レディースチャンピオン以来となる
 久々の大舞台でさっそく魅せてくれました)

(浜田亜理沙選手は7Rでイン逃げを決めるなど
 初日3着1着で得点率9位と上々の発進。
 前節の関東地区選で福来剛選手が
 優出2着に入ったモーター48号機とのコンビで、
 V争いを賑わすのか楽しみです)

(長嶋万記選手は8Rでイン逃げを決め、
 デビュー通算997勝目をマーク。
 初日2走とも展示一番時計を出すなど
 上々のパワーを見せているだけに注目の存在です)

(中村桃佳選手は9Rでイン逃げ快勝。
 18年のびわこレディースオールスター覇者が、
 大会初の2Vに向けて上々の滑り出しです)

(地元の松本晶恵選手は10Rでイン逃げを決めるなど
 初日2着1着で得点率5位につける好スタート。
 当地19優出5Vを誇る女子最強の桐生巧者が、
 今節のV争いのカギを握っていることは間違いないでしょう)

(今年3優出1Vと近況好調の清水沙樹選手は、
 2Rでコンマ00のヒヤリとするスタート。
 初日3着3着と2走連絡みの発進となりました)


(川野芽唯選手と小野生奈選手の福岡勢)

(遠藤エミ選手、小野生奈選手、田口節子選手)

(守屋美穂選手)

(海野ゆかり選手と瀧川千依選手の広島勢)

(薮内瑞希選手)

(西岡育未選手)

(西岡成美選手)


(小野生奈選手は12R出場に向けて準備していたものの、
 5R発売中に競技本部から呼び出しのアナウンスがあり、
 家事都合のため途中帰郷ということに。
 残念ながら大会2連覇の夢は潰えました)









【'22 女子賞金ランキング】 (2/22現在)
1 守屋 美穂 6,798,000円★(今年1V)
2 渡邉 優美 5,924,000円★(今年1V)
3 田口 節子 5,507,000円★
4 寺田 千恵 5,491,000円★
5 遠藤 エミ 5,369,000円★
6 中村 桃佳 5,084,000円★
7 平山 智加 5,055,000円★(今年1V)
8 清水 沙樹 4,947,000円★(今年1V)
9 土屋  南 4,936,000円 (今年2V)
10 小野 生奈 4,697,000円★
11 實森 美祐 4,639,000円★
12 日高 逸子 4,637,000円★
13 山川美由紀 4,510,000円
14 落合 直子 4,258,000円 (今年1V)
15 川野 芽唯 4,210,000円★
16 宇野 弥生 4,133,000円★
17 細川 裕子 4,101,000円★
18 平田さやか 4,045,000円
19 清埜 翔子 4,001,000円
20 三浦 永理 3,973,000円
(※★は今節桐生出場メンバー)

【'22 女子レーサー優勝回数】
優勝5回
優勝4回
優勝3回
優勝2回 土屋南
優勝1回 廣中、落合、平山、守屋、清水沙、渡邉優、倉持

【F休み中の女子レーサー】
米丸 乃絵 1/26~2/24
大山 千広 1/27~2/25
池田 浩美 2/5~3/6(L休み)
松瀬 弘美 2/7~3/8
藤田 美代 2/7~3/8
山田 理央 2/7~3/8
野田部宏子 2/10~3/11
奥村明日香 2/10~3/11
久保田美紀 2/16~3/17
喜井つかさ 2/16~3/17
山本 梨菜 2/16~3/17
森田 梨湖 2/16~3/17
堀之内紀代子2/19~3/20
村上 奈穂 2/22~3/23
藤原 早菜 2/22~3/23
佐藤ほのか 2/16~5/16(F2、90日間)

【F休み未消化の女子レーサー】
廣中智紗衣★2/28~3/29
宇野 弥生★2/28~3/29
西村美智子★2/28~3/29
水野 望美★2/28~3/29
高田ひかる★2/28~3/29
中田 夕貴★2/28~3/29
清水 未唯 3/1~3/30
前田 紗希 3/6~4/4
喜多須杏奈★3/11~4/9
中谷 朋子 3/12~6/9(F2、90日間)
下野 京香 3/12~4/10
野田 彩加 3/12~4/10
海野ゆかり★3/19~4/17
小野 生奈★3/19~4/17
前原  哉 3/19~4/17
香川 素子 3/22~4/20
富樫 麗加★3/22~4/20
三浦 永理 3/26~4/24
渡邉 優美★3/28~4/26
鎌倉  涼★4/1~4/30
西橋 奈未★4/1~4/30
(※★は今節桐生出場メンバー)