三国オールレディースは
シリーズ最終日を迎えました。
（下野京香選手は１Ｒを４コースまくり差し、
８Ｒを３コース恵まれで制して今日２連勝。
２走ともＦ艇が出るレースでしたが、
コンマ０５、０４と好スタートを決めて勝ち切りました。
これがデビュー通算１３、１４勝目。
"一日２勝"は自身初、"２連勝"は自身初、
"まくり差し"での１着は自身初、
"節間２勝以上"は自身初となっています）
（小芦るり華選手は６Ｒで４コース差し、
１１Ｒでイン逃げを決めて今日２連勝。
"差し"での１着は２月の唐津戦以来で約７カ月ぶりと久々。
また節間４勝は自己ベストタイとなっています）
（堀之内紀代子選手はリング１本を交換して最終日に臨み、
２Ｒでイン逃げを決めて待望の今節初白星。
今年これまで１８節走って節間０勝は
１月の児島３Ｄａｙｓだけだった堀之内選手。
この白星で１８節連続１着となっています）
（田口節子選手は３Ｒイン逃げで今節３勝目。
次節は9/13からの福岡オールレディースに出場予定。
２４場制覇がかかる注目の一戦に臨みます）
（山下夏鈴選手は５Ｒで十八番の４コースまくり一撃。
前半１Ｒではコンマ５１の立ち遅れを喫しましたが、
５Ｒはコンマ０６のトップスタートで快勝です）
（高田綾選手は７Ｒ２コースまくりで今節２勝目。
今節は９走でトップスタート６本と
鋭い踏み込みが光った一節でした）
（島田なぎさ選手が今節行った部品交換は、
リング計１８本・ピストン計６個・シリンダ計３個・
キャリアボデー１個・クランクシャフト１個。
最後の最後まで諦めず戦い続けた
その姿勢に拍手を送りたいところです）
（藤田美代選手は明日９月６日が誕生日です）
今日のレース結果は、
１Ｒ ④下野 京香 ４コースまくり差し （３連単63960円）
２Ｒ ①堀之内紀代子 １コース逃げ
３Ｒ ①田口 節子 １コース逃げ
４Ｒ ①海野ゆかり １コース逃げ
５Ｒ ④山下 夏鈴 ４コースまくり
６Ｒ ④小芦るり華 ４コース差し （３連単13200円）
７Ｒ ②高田 綾 ２コースまくり
８Ｒ ③下野 京香 ３コース恵まれ
９Ｒ ①平田さやか １コース逃げ
選抜戦10Ｒ ①谷川 里江 １コース逃げ
選抜戦11Ｒ ①小芦るり華 １コース逃げ
優勝戦12Ｒ ①遠藤 エミ １コース逃げ
【今節上がりタイムベスト５】
１ 遠藤 エミ 1'48"1 （２日目１２Ｒ）
２ 土屋実沙希 1'48"2 （５日目１１Ｒ）
３ 遠藤 エミ 1'48"3 （５日目１２Ｒ）
４ 西橋 奈未 1'48"4 （初日１２Ｒ）
５ 遠藤 エミ 1'48"6 （３日目３Ｒ）
【今節の部品交換状況】
海野ゆかり ②リング２本・キャリアボデー、③リング４本・ピストン２個・シリンダ
堀之内紀代子 ⑥リング１本
田口 節子 ③リング２本
今井 裕梨 ⑤リング１本
中西 裕子 ②リング４本
鈴木祐美子 ④リング２本、⑤リング２本
渡邉 優美 ⑤リング２本
高田 綾 ④ギヤケース
島田なぎさ ②リング３本・キャリアボデー、③リング４本・ピストン２個・シリンダ、
④リング４本・ピストン２個・シリンダ、⑤リング４本・ピストン２個・シリンダ、
⑥リング３本・クランクシャフト
清埜 翔子 ②リング２本
深尾 巴恵 ③キャブレター
下野 京香 ②リング１本
中尾 彩香 ①新プロペラ
（※○内の数字はシリーズ○日目。赤字は今日の部品交換）
【今節支部別１着回数】
東京支部 ９勝 （平田③、下野③、中村か②、倉持①）
岡山支部 ９勝 （田口③、森岡②、赤澤②、堀之内①、高橋悠①）
埼玉支部 ８勝 （清埜③、中西②、原②、中里①）
福岡支部 ７勝 （真子③、高田綾②、藤田①、渡邉優①）
愛知支部 ６勝 （谷川④、大瀧②）
滋賀支部 ６勝 （遠藤⑥）
群馬支部 ５勝 （蜂須③、今井裕①、松本晶①）
静岡支部 ５勝 （土屋実③、松瀬①、倉田①）
福井支部 ４勝 （西橋④）
佐賀支部 ４勝 （小芦④）
山口支部 ４勝 （片岡②、佐々木①、野田彩①）
広島支部 ３勝 （海野③）
三重支部 ２勝 （山下夏②）
大阪支部 出場なし
兵庫支部 出場なし
徳島支部 出場なし
香川支部 出場なし
長崎支部 出場なし
【今節コース別１着回数】
１コース 37勝 （逃げ37） ※イン１着率51％
２コース ８勝 （まくり５、差し３）
３コース 12勝 （まくり５、差し５、まくり差し１、恵まれ１）
４コース ９勝 （まくり３、まくり差し３、差し３）
５コース ６勝 （まくり差し２、差し２、抜き２）
６コース ０勝
なお中西裕子選手が１Ｒでフライング。
６コースからプラス０４のＦを喫しました。
中西選手は１７年５月の下関戦でＦを切ったあと
３８６走連続でスタート無事故中でしたが、
約４年４カ月ぶりのＦとなってしまいました。
倉田郁美選手は８Ｒでインからプラス０４のＦ。
１８年２月の尼崎男女ダブル戦以来となる
約３年７カ月ぶりのフライングで、
連続スタート無事故が６３０走でストップです。
さて話題は優勝戦へ。
（①遠藤エミ選手）
（⑤松本晶恵選手）
（③中村かなえ選手）
（②土屋実沙希選手）
（①遠藤エミ選手）
（④西橋奈未選手）
（③中村かなえ選手）
（⑤松本晶恵選手）
（⑥赤澤文香選手）
【優勝戦１２Ｒ出走表】
①遠藤 エミ （優出120回目、優勝34回、三国１Ｖ）
②土屋実沙希 （優出17回目、優勝１回）
③中村かなえ （優出２回目）
④西橋 奈未 （優出11回目、優勝１回）
⑤松本 晶恵 （優出112回目、優勝20回、三国２Ｖ）
⑥赤澤 文香 （優出６回目）
コンディションは追い風２ｍ、波高１ｃｍ、
気温２６℃、天候：晴れ。
進入は③中村選手が３カドを選択して
①②／③④⑤⑥で枠なりの２対４。
ＳＴは内からコンマ13、12／07、16、11、14。
３カドから③中村選手がトップスタートを決めました。
③中村選手は②土屋選手の上を叩いて①遠藤選手に接近。
そして１マークで①遠藤選手の内懐にまくり差しで切り込みます。
しかし引き波に乗って舳先が浮き上がってしまい万事休す。
①遠藤選手を捕まえ切るには至りませんでした。
バック直線に出ると①遠藤選手が３艇身ほどリードして先頭。
盤石の態勢を築いた①遠藤選手が
２マークを丁寧に先取りして勝負は決しました。
【優勝戦１２Ｒ結果】
１着 ①遠藤 エミ １コース ST.13
２着 ③中村かなえ ３コース ST.07
３着 ⑥赤澤 文香 ６コース ST.14
４着 ⑤松本 晶恵 ５コース ST.11
５着 ②土屋実沙希 ２コース ST.12
転覆 ④西橋 奈未 ４コース ST.16
決まり手＝逃げ
２連単①③ 560円（３番人気）
３連単①③⑥ 6240円（19番人気）
③中村選手は惜しくも２着で初Ｖならず。
それでも３カド、コンマ０７と大いに見せ場を作り、
この優勝戦を面白くする立役者となりました。
⑥赤澤選手は２マーク好旋回で３着連絡み。
３連単を６０００円台まで跳ね上げる好走を見せました。
優出３着は自己ベストリザルトとなっています。
⑤松本選手は５コースから攻め切れず４着。
前節の徳山ヴィーナスシリーズに続いて
２節連続の優出４着となりました。
②土屋選手は厳しい展開となって５着。
それでも近況２節連続優出と好調なだけに、
次節の福岡オールレディース（9/13～18）も楽しみです。
④西橋選手は２周２マークで無念の転覆。
地元初Ｖはなりませんでした。
次節はびわこ一般戦（9/11～16）を走り、
次々節は徳山ヤングダービー（9/21～26）に参戦です。
勝った遠藤選手は通算３５回目の優勝。
今年６回目の優勝となりました。
【遠藤エミ選手 優勝歴】
12年11月 鳴門男女ダブル戦
13年１月 丸亀男女ダブル戦
13年４月 蒲郡女子リーグ
15年１月 丸亀男女ダブル戦
15年２月 住之江ヴィーナスシリーズ
15年４月 びわこ一般戦
15年５月 宮島オールレディース
15年７月 戸田一般戦
15年７月 児島ヴィーナスシリーズ
15年９月 江戸川男女ダブル戦
16年１月 宮島ヴィーナスシリーズ
16年４月 蒲郡オールレディース
16年６月 尼崎ヴィーナスシリーズ
16年11月 大村ＧⅡレディースチャレンジカップ
17年２月 唐津一般戦
17年３月 多摩川男女ダブル戦
17年４月 徳山オールレディース
17年11月 下関ＧⅡレディースチャレンジカップ
17年12月 大村ＧⅠクイーンズクライマックス
18年２月 三国オールレディース
18年５月 びわこオールレディース
18年５月 江戸川一般戦
18年９月 江戸川オールレディース
18年10月 びわこ男女ダブル戦
18年12月 大村ヴィーナスシリーズ
19年１月 丸亀男女ダブル戦
19年７月 福岡特別ヴィーナスシリーズ
19年11月 桐生ＧⅡレディースチャレンジカップ
20年８月 大村ヴィーナスシリーズ
21年１月 蒲郡ヴィーナスシリーズ
21年４月 多摩川ヴィーナスシリーズ
21年５月 びわこヴィーナスシリーズ
21年５月 徳山オールレディース
21年８月 浜名湖ＧⅠレディースチャンピオン
21年９月 三国オールレディース
三国ではこれが２回目の優勝。
三国オールレディースは４大会ぶりのタイトル奪還です。
ちなみに三国オールレディースは８回開催され、
長嶋万記選手が３Ｖ、寺田千恵選手が２Ｖ、
遠藤エミ選手が２Ｖ、松本晶恵選手が１Ｖで、
まだ４人しか優勝者が出ていません。
今節の遠藤選手は４・１・１・１・１・２・２・４・①・①着。
初日前半は４着に終わったものの、
初日後半から怒涛の４連勝でＶ争いの主導権を奪取。
２日目１２Ｒのドリーム戦ではイン逃げを決めて
１分４８秒１の好タイムをマークし、
結局これを誰も超えられず節間最速ラップになりました。
１０走で７本の展示一番時計を出す快速パワーを見せ、
予選をぶっちぎりでトップ通過して
準優・優勝戦はイン逃げで制す完勝劇。
女王の貫禄を見せる６日間でした。
この活躍で今期勝率は今節開始前の
７．５２から７．６１までアップ。
首位田口選手との差を縮めてきており、
女子勝率ナンバーワン争いも面白くなってきました。
ちなみに遠藤選手の女子期間勝率１位は、
意外にも過去１回（１７年前期適用）だけです。
【今期勝率ベスト５（女子）】
１ 田口 節子 7.71
２ 遠藤 エミ 7.61
３ 守屋 美穂 7.52
４ 小野 生奈 7.48
５ 高田ひかる 7.43
また今節６勝を上積みして今年８３勝に伸ばしており、
これは全選手中３位の数字に。
最多勝争いも目が離せない状態です。
【今年１着回数ベスト５】（9/4、18:00時点）
１ 萩原 秀人 89勝
２ 江口 晃生 85勝
３ 遠藤 エミ 83勝
４ 秦 英悟 80勝
４ 山田 祐也 80勝
４ 山崎 郡 80勝
遠藤選手の今後の出場予定は、
福岡オールレディース（9/13～18）
江戸川一般戦（9/24～27）
びわこＧⅠびわこ大賞（10/3～8）
芦屋オールレディース（10/16～21）
平和島ＳＧボートレースダービー（10/26～31）
次節の福岡は１９年特別ヴィーナスシリーズで優勝するなど
当地４優出１Ｖと相性上々の水面。
２節連続Ｖに向けてどんな走りを見せるのか楽しみです。
遠藤選手、おめでとうございました。
【三国オールレディース 歴代優勝者】
１４年度 寺田 千恵（岡山）
１５年度 松本 晶恵（群馬）
１６年度 長嶋 万記（静岡）
１７年度 遠藤 エミ（滋賀）
１８年度 長嶋 万記（静岡）
１９年度 寺田 千恵（岡山）
２０年度 長嶋 万記（静岡）
２１年度 遠藤 エミ（滋賀）
なお今節の売上は51億0932万2800円を記録。
三国オールレディース最高額を
一気に１３億円ほど更新しています。
【三国オールレディース 売上】
１４年度 21億8317万0000円
１５年度 25億4588万2900円
１６年度 20億2202万5700円
１７年度 23億6507万8500円
１８年度 24億6536万3700円（モーニング）
１９年度 31億3054万4400円
２０年度 37億8179万3800円（モーニング、無観客）
２１年度 51億0932万2800円（モーニング）
【'21 女子賞金ランキング】 （9/5現在）
１ 遠藤 エミ 40,511,000円★
２ 平高 奈菜 33,982,000円 （F休み：9/25～10/24）
３ 小野 生奈 30,889,266円
４ 田口 節子 25,926,000円★
５ 渡邉 優美 24,685,266円★
６ 守屋 美穂 24,535,000円
７ 寺田 千恵 22,368,000円
８ 三浦 永理 22,231,000円
９ 竹井 奈美 22,168,000円
10 平山 智加 21,866,000円
11 細川 裕子 21,487,000円
12 浜田亜理沙 21,273,595円 （F休み：10/27～11/25）
13↑松本 晶恵 20,919,000円★
14 海野ゆかり 20,728,000円★
15↓鎌倉 涼 20,547,000円
16 大山 千広 20,441,000円 （F休み：9/27～10/26）
17 宇野 弥生 20,165,000円
18 櫻本あゆみ 20,141,000円
19 西村美智子 19,971,000円
20 中川 りな 18,702,999円
21 中村 桃佳 18,257,000円
22 大瀧明日香 17,635,000円★
23 平田さやか 17,250,000円★
24 長嶋 万記 17,062,000円 （F休み中：8/11～9/8）
25 西橋 奈未 16,976,300円★
26 香川 素子 16,833,000円
27 高田ひかる 16,744,000円
28↑金田 幸子 16,710,000円
29↑堀之内紀代子 16,602,000円★
30↓角 ひとみ 16,573,928円
（※★は今節三国出場メンバー。
昨日より順位が上がった選手は↑、下がった選手は↓）
【'21 女子優勝回数】
優勝６回 遠藤
優勝５回
優勝４回 平高、鎌倉、守屋
優勝３回 田口
優勝２回 香川、宇野、小野、竹井、渡邉優
優勝１回 寺田、淺田、池田浩、落合、西村美、
平山、森、中川、高田ひ、大山、出口
【Ｆ休み中の女子レーサー】
後藤 美翼 8/9～9/7
五反田 忍 8/11～9/8
中谷 朋子 8/11～9/8
長嶋 万記 8/11～9/8
川野 芽唯 8/11～9/8
水野 望美 8/11～9/8
新田 芳美 8/13～9/11
塩崎 桐加 6/18～9/15 （Ｆ２、90日間）
大石 真央 8/19～9/17
末武里奈子 8/31～9/29
森田 梨湖 8/31～9/29
安井 瑞紀 9/1～9/30
清水 沙樹 9/2～10/1
富樫 麗加 8/11～11/7（Ｆ２、90日間）
【Ｆ休み未消化の女子レーサー】
宮本 紀美★9/6～10/5
笠野友紀恵★9/6～10/5
藤田 美代★9/6～10/5
深尾 巴恵★9/6～10/5
山下 奈緒 9/6～10/5
谷口 佳蓮 9/7～10/6
西岡 育未 9/9～10/8
松尾 怜実 9/11～10/10
清水 未唯 9/13～10/12
土屋実沙希★9/19～10/18
柴田 百恵 9/19～12/17（Ｆ２、90日間）
川井 萌 9/19～10/18
平高 奈菜 9/25～10/24
生田波美音 9/25～10/24
大山 千広 9/27～10/26
山下 友貴 9/28～10/27
冨名腰桃奈 9/28～11/26（Ｆ２、60日間）
中尾 彩香★9/28～11/26（Ｆ２、60日間）
北村 寧々 10/1～10/30
出口舞有子 10/2～10/31
高橋 淳美 10/3～11/1
中澤 宏奈 10/9～11/7
西舘 果里 10/13～11/11
日高 逸子 10/16～11/14
栢場 優子 10/19～11/17
倉田 郁美★10/22～11/20
寺島 美里 10/22～11/20
浜田亜理沙 10/27～11/25
中西 裕子★10/29～11/27
（※★は今節三国出場メンバー。赤字は今日のＦ）