浜名湖での「第35回レディースチャンピオン」
準優日の5日目を迎えました。



(予選42位と苦しんでいた西村美智子選手が、
 2コースまくりと4コースまくりで圧巻の2連勝
 初日49.0キロだった体重を
 昨日は47.0キロまで絞ってくるなど、
 気迫の戦いが陸でも水面でも続いています)

(予選19位の次点だった藤崎小百合選手が、
 9Rで4コースまくり差しを決めて今節初白星。
 2日目から3・2・2・3・3・1着の好走だけに、
 初日の6着が悔やまれるところです)

(新田有理選手は2Rイン逃げで昨日から2連勝。
 デビュー通算97勝に伸ばしています)

(中谷朋子選手は3Rイン逃げで今節2勝目。
 今節が終わるとF休みに入るだけに、
 明日も良い形で締めくくりたいところです)

(堀之内紀代子選手は4Rで5コースまくり差し一閃。
 今節は予選27位という厳しい結果に終わり、
 "連続準優出"が11節でストップしてしまいましたが、
 敗者戦で底力を見せてくれました)

(細川裕子選手は5Rで5コースまくりを決め、
 3連単1万0200円の高配当を提供。
 注目モーター48号機とのコンビで
 展示一番時計6本と舟足は軽快なだけに、
 明日の走りも注目しておきたいところです)

(海野ゆかり選手は8Rイン逃げで今節2勝目。
 今節2度のイン戦はいずれも
 コンマ04のトップスタートで逃げ切り快勝。
 近況イン8連勝としています)

(古賀千晶選手)
(富樫麗加選手と倉持莉々選手)
GⅠ初1着を目指している古賀千晶選手と富樫麗加選手。
 明日は古賀選手が2R4号艇と6R2号艇、
 富樫選手が5R3号艇で登場です)

(田口節子選手)

(水野望美選手と守屋美穂選手)

(大山千広選手)

(平高奈菜選手と櫻本あゆみ選手)

(渡邉優美選手)

(高田ひかる選手と谷川里江選手)

(川野芽唯選手と鎌倉涼選手の100期勢は
 ともに準優4着という無念の結果に)

(長嶋万記選手はリング2本を交換して準優に臨むも)

(遠藤エミ選手)







気温が36℃まで上がるなか行なわれた
今日のレース結果は、

1R ②西村美智子 2コースまくり
2R ①新田 有理 1コース逃げ
3R ①中谷 朋子 1コース逃げ
4R ⑤堀之内紀代子 5コースまくり差し
5R ④細川 裕子 5コースまくり (3連単10200円)
6R ④西村美智子 4コースまくり
7R ①廣中智紗衣 1コース逃げ
8R ①海野ゆかり 1コース逃げ
9R ④藤崎小百合 4コースまくり差し
準優10R ⑥高田ひかる 6コースまくり (3連単13710円)
準優11R ④櫻本あゆみ 4コースまくり (3連単16730円)
準優12R ①遠藤 エミ 1コース抜き


【今節上がりタイムベスト5】
1 遠藤 エミ 1'49"1 (初日12R)
2 遠藤 エミ 1'49"6 (4日目12R)
2 守屋 美穂 1'49"6 (2日目5R)
4 渡邉 優美 1'49"7 (4日目7R)
4 遠藤 エミ 1'49"7 (2日目3R)

【今節の部品交換状況】
渡辺 千草 ⑤リング1本
山川美由紀 ②ピストン2個
谷川 里江 ①クランクシャフト、④ギヤケース
寺田 千恵 ①キャリアボデー
倉田 郁美 ②リング2本、③キャブレター
中里 優子 ④リング4本・ピストン2個・シリンダ
海野ゆかり ②ギヤケース
中谷 朋子 ①キャブレター、②キャブレター
香川 素子 ④電気一式
池田 浩美 ①キャブレター
古賀 千晶 ④リング3本
宇野 弥生 ③キャリアボデー
長嶋 万記 ②リング4本・ピストン2個・シリンダ、④電気一式、⑤リング2本
平田さやか ③クランクシャフト
平山 智加 ②電気一式、③キャブレター、④キャブレター
松本 晶恵 ①キャリアボデー、②リング2本
平高 奈菜 ③リング4本
小野 生奈 ③リング3本、④リング3本、⑤キャブレター
竹井 奈美 ①キャリアボデー
松尾 夏海 ④リング2本
高田ひかる ①リング1本
新田 有理 ②ギヤケース
大山 千広 ①キャリアボデー、②リング4本・ピストン2個・シリンダ、
       ③リング4本・ピストン2個・シリンダ・キャリアボデー、④電気一式
(※○内の数字はシリーズ○日目。赤字は今日の部品交換)

【今節支部別1着回数】
岡山支部 10勝 (守屋④、堀之内②、田口②、寺田①、金田①)
香川支部 8勝 (西村美②、平山②、中村桃②、山川美①、平高①、松尾夏0)
滋賀支部 7勝 (遠藤⑥、香川①)
東京支部 6勝 (廣中②、倉持②、永井①、櫻本①、渡辺千0、平田0、富樫0)
静岡支部 5勝 (三浦②、池田浩①、長嶋①、山下友①、倉田0、土屋実0)
福岡支部 5勝 (藤崎①、小野生①、竹井①、渡邉優①、中川①、川野0、大山0)
広島支部 4勝 (海野②、新田有②、角0)
大阪支部 3勝 (鎌倉②、原田①、五反田0)
群馬支部 2勝 (松本晶②)
埼玉支部 2勝 (中里①、浜田①)
愛知支部 2勝 (細川①、水野①、谷川0、宇野0)
三重支部 2勝 (高田ひ②

兵庫支部 2勝 (中谷②、古賀0)
福井支部 1勝 (西橋①
徳島支部 1勝 (岩崎①)
山口支部 0勝 (向井0)
佐賀支部 出場なし
長崎支部 出場なし
(※赤字は優出メンバー)

【今節コース別1着回数】
1コース 31勝 (逃げ30、抜き1) ※イン1着率52%
2コース 7勝 (差し4、まくり2、抜き1)
3コース 7勝 (まくり3、まくり差し3、恵まれ1)
4コース 8勝 (まくり差し5、まくり2、差し1)
5コース 4勝 (まくり2、まくり差し2)
6コース 3勝 (まくり1、まくり差し1、差し1)






さて話題は準優勝戦へ。
3個レースの結果は以下のとおり。

【準優10R結果】
1着 ⑥高田ひかる 6コース ST.08
2着 ①山川美由紀 1コース ST.11

3着 ⑤長嶋 万記 5コース ST.13
4着 ②平山 智加 2コース ST.09
5着 ③松本 晶恵 3コース ST.10
6着 ④浜田亜理沙 4コース ST.15
決まり手=まくり

【準優11R結果】
1着 ④櫻本あゆみ 4コース ST.02
2着 ②渡邉 優美 2コース ST.10

3着 ①守屋 美穂 1コース ST.04
4着 ⑤鎌倉  涼 5コース ST.08
5着 ⑥中川 りな 6コース ST.25
6着 ③田口 節子 3コース ST.08
決まり手=まくり

【準優12R結果】
1着 ①遠藤 エミ 1コース ST.09
2着 ⑤西橋 奈未 5コース ST.07

3着 ④小野 生奈 4コース ST.09
4着 ⑥川野 芽唯 6コース ST.11
5着 ②倉持 莉々 2コース ST.15
6着 ③水野 望美 3コース ST.10
決まり手=抜き


10Rはチルト+0.5度の⑥高田選手
強烈な伸び足で6コースまくり一撃。

2着にはインから残した①山川選手が入り、
2連単⑥①は7番人気で2260円、
3連単⑥①⑤は39番人気で1万3710円に。

地元の⑤長嶋選手は無念の3着に終わり、
レディースチャンピオン初優出ならず。
また近況4節連続の"準優3着"となっています。

昨年覇者の②平山選手は2コースから4着。
大会2連覇への道はここで潰えました。


11Rはインの①守屋選手とカドの④櫻本選手による
手に汗握る101期対決となり、
4カドからまくり切った④櫻本選手に軍配。

2着には2コースから差した②渡邉選手が入り、
2連単④②は11番人気で5990円、
3連単④②①は33番人気で1万6730円に。

①守屋選手は無念のイン戦3着に終わり、
準優1号艇での連勝が16でストップ。

③田口選手は3コースから6着に沈み、
連続優出がでストップしました。


12Rは⑤西橋選手が5コースまくり差しで抜け出すも、
①遠藤選手がインから踏ん張ってバック並走に持ち込み、
2マークでツケマイを決めて逆転。

2連単①⑤は4番人気で610円、
3連単①⑤④は10番人気で1780円に。

④小野選手は4カドから攻めるも3着に終わり、
女子4大レース連続優出が5でストップ。
また2月の芦屋レディースオールスターに続く
女子4大レース連覇への道は潰えました。



なおレディースチャンピオンでは
長年出ておらず絶滅状態だった"6コースまくり"

6コースまくり決着が生まれたのは
実に13大会ぶりのことで、

09年尼崎大会の2日目3Rで
濱村美鹿子さんが決めて以来となっています。
(※参照、https://ameblo.jp/womenleague-cafe/entry-10386135396.html

【レディースチャンピオン 大会別6コース1着本数(09年以降)】
09年 尼崎  1本 (まくり1
10年 下関  0本
11年 三国  1本 (差し1)
12年 多摩川 1本 (まくり差し1)
12年 若松  2本 (まくり差し1、差し1)
13年 鳴門  4本 (まくり差し4)
14年 三国  1本 (差し1)
15年 丸亀  0本
16年 津   0本
17年 芦屋  0本
18年 桐生  0本
19年 蒲郡  1本 (まくり差し1)
20年 多摩川 0本
21年 浜名湖 3本 (まくり1、まくり差し1、差し1)










というわけで優勝戦のメンバーが決まりました。

【優勝戦12R出走表】
①遠藤 エミ (3位、優出118回目、優勝33回、LC4優出)
②櫻本あゆみ (30位、優出25回目、優勝2回、LC2優出)
③高田ひかる (47位、優出23回目、優勝4回、LC初優出)
④山川美由紀 (44位、優出368回目、優勝80回、LC15優出4V)
⑤渡邉 優美 (8位、優出38回目、優勝6回、LC初優出)
⑥西橋 奈未 (34位、優出10回目、優勝1回、LC初優出)
(※カッコ内の順位は女子賞金ランキング)
(※略称:LCはレディースチャンピオン)



女子賞金ランキングトップ10から2人しか残れず、
30位以下から4人も優勝戦に駒を進める波乱の展開に。

現在女子賞金ランキング47位の高田選手でも
優勝すれば一気に5位あたりまで浮上できる計算であり、
マネーバトルは先行きが読めなくなってきました。


また今節は前検タイムがV争いの行方を示唆していた印象。

優出メンバーの前検タイム順位をを振り返ると、
高田選手が1位、遠藤選手が3位タイ
山川選手が3位タイ、渡邉選手が5位
櫻本選手が9位、西橋選手が11位タイで、

上位11人のうち6人が
優勝戦ピットに並ぶことになりました。



遠藤エミ選手は1・1・2・1・1・1・①着。
7戦6勝の準パーフェクトで勝ち上がってきました。

準優はヒヤリとする展開となり、
昨年の多摩川大会のことも一瞬思い出されましたが、
好パワーと巧ターンでねじ伏せて薄氷の白星。

これでレディースチャンピオンは
2大会ぶり4回目の優出に。

女子4大レースは3大会連続14回目の優出です。

【遠藤エミ選手 女子4大レース優出歴】
16年 津レディースチャンピオン (4着)
16年 大村レディースチャレンジカップ (優勝
16年 平和島クイーンズクライマックス (6着)
17年 芦屋レディースチャンピオン (6着)
17年 下関レディースチャレンジカップ (優勝
17年 大村クイーンズクライマックス (優勝
18年 平和島クイーンズクライマックス (2着)
19年 児島レディースオールスター (3着)
19年 蒲郡レディースチャンピオン (6着)
19年 桐生レディースチャレンジカップ (優勝
19年 徳山クイーンズクライマックス (2着)
20年 浜名湖クイーンズクライマックス (3着)
21年 芦屋レディースオールスター(2着)
21年 浜名湖レディースチャンピオン

明日の優勝戦は1号艇で登場。

遠藤選手の優勝戦1号艇はこれまで38回あり、
1・2・1・1・1・5・1・2・1・2・
1・2・1・2・①・1・1・1・2・①・
①・1・1・1・1・1・1・1・②・3・
1・6・2・2・1・1・1・3着

38戦25勝の1着率66%(※〇はGⅡ以上)

女子4大レースの優勝戦1号艇は4回あり、
16年大村レディースチャレンジカップ、
17年下関レディースチャレンジカップ、
17年大村クイーンズクライマックス、
19年徳山クイーンズクライマックスで、
1・1・1・2着という成績です。

もし優勝となれば女子4大レース5Vで、
これは山川美由紀選手と寺田千恵選手に並ぶ最多タイ記録に。

レディースチャンピオン初制覇を果たして
歴史に名を刻むのでしょうか。

【女子4大レース優勝回数】
5回 山川美由紀、寺田千恵
4回 遠藤エミ
3回 鵜飼菜穂子、日高逸子、横西奏恵
2回 谷川里江、岩崎芳美、海野ゆかり、本部めぐみ、
    田口節子、平山智加、松本晶恵、小野生奈
1回 多数



櫻本あゆみ選手は4・2・3・2・2・2・①着。

予選は未勝利も大崩れなくしのぎ、
準優でコンマ02の弾丸ショットから
鬱憤を晴らすような4カドまくりで今節初白星。

2連対率1位のモーター51号機を引いて注目を集めるなか、
見事に優勝戦まで勝ち上がってきました。

これでレディースチャンピオンは
昨年の多摩川大会(4着)に続いて2大会連続2回目の優出。
女子4大レースも2回目の優出となっています。

明日の優勝戦は2号艇で登場。

2コース最近10走は1・2・2・6・2・2・6・2・2・2着で、
2着が7本もあるという成績。
明日はどんな攻めを見せるのでしょうか。

今節の櫻本選手がスタートが決まっており、
7走のSTはコンマ20、14、19、11、06、03、02

4日目からゼロ台スタート3連発中で、
今節平均STはコンマ11でトップです。

【今節平均STベスト5】
1 櫻本あゆみ ST.11 ST順2.57 (優勝戦2号艇)
2 中村 桃佳 ST.12 ST順2.13
3 小野 生奈 ST.12 ST順2.14
4 遠藤 エミ ST.13 ST順1.57 (優勝戦1号艇)
5 新田 有理 ST.13 ST順2.00

スタートで先手を奪って③高田選手の動きを封じ、
①遠藤選手へ攻め込む展開に持ち込みたいところ。

14年12月の唐津オールレディースと
20年3月の丸亀男女ダブル戦に続く3回目の優勝と、
女子ビッグレース初タイトルを狙います。

先日の芦屋SGオーシャンカップでは
濱野谷憲吾選手が優勝しており、
21年夏はTOKYO支部が話題を独占するのでしょうか。



高田ひかる選手は2・3・5・3・4・1・①着。

今節手にしたモーター20号機は
2連対率46位の低調機だったこともあり、

なかなか本来の高田選手らしい伸び足に
仕上がってこない印象の今節でしたが、

準優では持ち味を発揮して6コースまくり一撃。
鮮烈な勝ちっぷりで優出切符を手にしました。

レディースチャンピオンは4回目の出場で初優出
女子4大レースも初優出となりました。

ちなみに三重支部勢のレディースチャンピオン優出は、
03年芦屋大会での西村めぐみ選手(現・本部めぐみ選手)以来で
実に19大会ぶりとなっています。

明日の優勝戦は3号艇で登場。
十八番の3カドを繰り出すことになるのでしょうか。

今期3コースは2・1・1・3・1・6・2・1・4・1着
10戦5勝の1着率50%という強烈な成績で、
5勝の決まり手はまくり4本、抜き1本。

6月の唐津ほぼ女子戦で
3カドまくりを決めてインの平高選手を破り、
優勝したのも記憶に新しいところです。

【高田ひかる選手 優勝歴】
18年5月 下関男女ダブル戦 (1コース抜き)
19年6月 津男女ダブル戦 (1コース逃げ)
20年11月 鳴門男女ダブル戦 (1コース逃げ)
21年6月 唐津ほぼ女子戦 (3コースまくり)

今節2日目の8月5日が誕生日だった高田選手。
女子ビッグレース初Vでバースデイシリーズに花を添えるのでしょうか。

また今節3日目4Rでは遠藤選手に
"連続展示一番時計"を91走で止められただけに、
明日はまず展示タイムから注目したいところです。

【今節平均展示順位ベスト5】
1 高田ひかる 1.14 (優勝戦3号艇)
1 遠藤 エミ 1.14 (優勝戦1号艇)
3 平高 奈菜 1.29
4 堀之内紀代子 1.38
5 細川 裕子 1.50
(※途中帰郷の選手は除く)



山川美由紀選手は2・1・2・2・3・2・②着。

準優では無念のイン戦に終わったものの、
オール3連対で優勝戦まで勝ち上がってきました。

レディースチャンピオンは3大会ぶり15回目の優出。
大会最多優出記録をまたひとつ更新です。

【レディースチャンピオン優出回数ベスト5】
1 山川美由紀 15優出4V
2 谷川 里江 11優出2V
3 日高 逸子 10優出2V
4 寺田 千恵 9優出2V
5 鵜飼菜穂子 7優出3V
5 海野ゆかり 7優出2V
5 田口 節子 7優出2V

女子4大レースは21回目の優出。
これも歴代最多記録をまたひとつ更新です。

【山川美由紀選手 女子4大レース優出歴】
89年 多摩川レディースチャンピオン(F)
90年 多摩川レディースチャンピオン(4着)
94年 浜名湖レディースチャンピオン(4着)
96年 戸田レディースチャンピオン(優勝
01年 多摩川レディースチャンピオン(優勝
03年 芦屋レディースチャンピオン(3着)
05年 大村レディースチャンピオン(4着)
07年 徳山レディースチャンピオン(3着)
09年 尼崎レディースチャンピオン(5着)
11年 三国レディースチャンピオン(3着)
12年 若松レディースチャンピオン(優勝
12年 大村クイーンズクライマックス(5着)
13年 鳴門レディースチャンピオン(4着)
13年 芦屋クイーンズクライマックス(6着)
15年 丸亀レディースチャンピオン(5着)
17年 宮島レディースオールスター(優勝
18年 びわこレディースオールスター(3着)
18年 桐生レディースチャンピオン(優勝
18年 芦屋レディースチャレンジカップ(5着)
18年 平和島クイーンズクライマックス(3着)
21年 浜名湖レディースチャンピオン

明日の優勝戦は4号艇で登場。
パワークイーンの本領発揮が期待される枠番です。

レディースチャンピオン4Vの最多記録を持つ山川選手。
3大会ぶり5回目の優勝となるでしょうか。

山川選手は18年桐生大会で51歳9カ月の
レディースチャンピオン最年長V記録を作っていますが、
今回優勝ならその記録を3歳上乗せすることに。

また女子4大レースでの最年長V記録は
14年住之江クイーンズクライマックスで
日高逸子選手が作った53歳2カ月となっており、
これも上回ることになります。

もし山川選手が優勝となれば、
昨年の平山智加選手に続いて香川支部大会2連覇に。

 

また昨年の浜名湖クイーンズクライマックスは

平高奈菜選手が優勝しており、

山川選手が今回優勝すれば香川支部の女子PGⅠ3連覇です。


来年のレディースチャンピオン丸亀が舞台。
山川選手が前回覇者として迎えることになるのか注目です。



渡邉優美選手は2・2・3・3・1・3・②着。
オール3連対で勝ち上がってきました。

前々節の児島オールレディースは
2・3・2・1・1・2・1・2・①・②着
前節の下関オールレディースは
2・1・3・1・2・2・2・2・①・①着だった渡邉選手。

"連続3連対"は自己ベスト(従来は20走)を
はるかに超えて27走まで伸びています。

またこれで若松一般戦(4着)、
児島オールレディース(2着)、
下関オールレディース(優勝)に続いて4節連続優出に。

渡邉選手にとって4節連続優出は自己ベストタイで、
明日は自身初の2節連続Vがかかります。

そして浜名湖では16年の一般戦(3着)、
19年の一般戦(6着)、
昨年6月のオールレディース(2着)、
昨年12月のクイーンズクライマックスシリーズ戦(4着)に続いて
当地4節連続5回目の優出に。

渡邉選手にとって5優出は場別最多です。

レディースチャンピオンは7回目の出場で初優出となり、
女子4大レースもこれが初優出に。

近況の充実ぶりや、浜名湖での相性の良さを考えると、
この優出はいたって妥当な結果ではないでしょうか。

ちなみに福岡支部は女子4大レースで
18年レディースチャレンジカップから
ずっと優出者を出し続けており、
これで実に12大会連続となっています。

明日の優勝戦は5号艇で登場。

5コース最近10走は6・3・2・3・3・2・2・2・2・3着
9走連続3連対中という渡邉選手。
舟券のカギを握ってくることは間違いないでしょう。

【渡邉優美選手 優勝歴】
16年1月 大村男女ダブル戦
16年2月 常滑ヴィーナスシリーズ
17年4月 唐津ヴィーナスシリーズ
19年9月 平和島ヴィーナスシリーズ
21年3月 大村オールレディース
21年7月 下関オールレディース



西橋奈未選手は2・2・3・3・1・6・②着。

今節出場52人のなかで最若手とあって
ピット内での新兵仕事も忙しそうでしたが、
先輩51人を押しのけて見事に優勝戦へ勝ち上がる活躍。

ちなみにレディースチャンピオンで
最若手の選手が優出したのは、
10年下関大会での鎌倉涼選手以来で12大会ぶりです。

西橋選手はこれが前節のびわこ一般戦(4着)に続く
2節連続優出で今年5回目・通算10回目の優出。

2節連続優出は昨年10~11月に
徳山ヴィーナスシリーズ(3着)と
芦屋一般戦(優勝)でマークして以来、
自身2回目となっています。

レディースチャンピオンは2回目の出場で初優出となり、
女子4大レースもこれが初優出に。

なお119期生ではGⅠ優出一番乗り。

これまで記念レース優出の最若手は
118期の宮之原輝紀選手だったため、
西橋選手が代わって最若手となりました。

明日の優勝戦は6号艇で登場。

西橋選手は現在デビュー通算150勝ですが、
6コースからは16勝をマーク。
これは2コース(15勝)より多い数字です。

【西橋奈未選手 コース別1着本数】
1コース 65本 (1着率61%)
2コース 15本 (1着率15%)
3コース 18本 (1着率17%)
4コース 19本 (1着率13%)
5コース 17本 (1着率9%)
6コース 16本 (1着率5%)

アウトから展開をつくキレ味鋭い走りには
デビュー当初から定評があった西橋選手。

今日の準優ではその力を存分に見せてくれただけに、
明日の優勝戦でも目が離せません。

昨年11月の芦屋一般戦に続く通算2回目の優勝で
女子ビッグタイトルを手にするのでしょうか。








【'21 女子賞金ランキング】 (8/8現在)
1 平高 奈菜▽30,636,000円★ (今年4V)
2 小野 生奈 27,773,266円★ (今年2V)
3 遠藤 エミ 26,045,000円 (今年4V)
4 田口 節子 23,368,000円★ (今年3V)
5↑寺田 千恵 20,277,000円★ (今年1V)
6↓竹井 奈美 20,170,000円★ (今年2V)
7 守屋 美穂 20,023,000円★ (今年4V)
8↑渡邉 優美 19,892,266円 (今年2V)
9↓三浦 永理 19,790,000円★
10 細川 裕子 19,643,000円★
11 浜田亜理沙 19,267,595円★
12 西村美智子 19,168,000円★ (今年1V)
13 海野ゆかり 18,785,000円★
14 鎌倉  涼 17,817,000円★ (今年3V)
15 松本 晶恵 17,700,000円★
16 平山 智加 17,478,000円★ (今年1V)
17 宇野 弥生 17,381,000円★ (今年1V)
18 中村 桃佳 16,930,000円★
19 大山 千広▽16,395,000円★
20↑長嶋 万記▽16,283,000円★

30 櫻本あゆみ 14,574,000円
34 西橋 奈未 13,213,300円
44 山川美由紀 12,034,000円
47 高田ひかる 11,668,000円 (今年1V)
(※★は今節浜名湖出場メンバー。
 昨日より順位が上がった選手は↑、下がった選手は↓。
 ▼はF休み中、▽はF休み未消化)


【'21 女子優勝回数】
優勝4回 平高、守屋、遠藤
優勝3回 田口、鎌倉
優勝2回 香川、小野、竹井、渡邉優
優勝1回 寺田、淺田、池田浩、宇野、落合、西村美、
       平山、森、中川、高田ひ、出口

【F休み中の女子レーサー】
田中 博子 7/10~8/8
三松 直美 7/13~8/11
大瀧明日香 7/13~8/11
佐々木裕美 7/13~8/11
野田部宏子 7/13~8/11、8/20~10/18(30日間・60日間)
清水さくら 7/13~8/11
山川 波乙 7/13~8/11
清水 愛海 7/13~8/11
藤本紗弥香 7/16~8/14
土屋 千明 5/19~8/16 (F2、90日間)
野田なづき 7/19~8/17
今井 美亜 5/24~8/21 (F2、90日間)
前田 紗希 7/23~8/21
赤井星璃菜 7/23~8/21
滝川真由子 7/24~8/22
吉田 杏美 7/25~8/23
西岡 成美 7/28~8/26
間庭 菜摘 7/29~8/27
武井莉里佳 7/31~8/29
福山恵里奈 8/4~9/2
塩崎 桐加 6/18~9/15 (F2、90日間)

【F休み未消化の女子レーサー】
後藤 美翼 8/9~9/7
五反田 忍★8/10~9/8
中谷 朋子★8/10~9/8
長嶋 万記★8/10~9/8
川野 芽唯★8/10~9/8
水野 望美★8/10~9/8
富樫 麗加★8/10~11/7(F2、90日間)
新田 芳美 8/13~9/11
大石 真央 8/19~9/17
末武里奈子 8/31~9/29
森田 梨湖 8/31~9/29
安井 瑞紀 9/1~9/30
清水 沙樹 9/2~10/1
宮本 紀美 9/6~10/5
笠野友紀恵 9/6~10/5
藤田 美代 9/6~10/5
深尾 巴恵 9/6~10/5
山下 奈緒 9/6~10/5
谷口 佳蓮 9/7~10/6
西岡 育未 9/9~10/8
松尾 怜実 9/11~10/10
清水 未唯 9/13~10/12
土屋実沙希★9/19~10/18
柴田 百恵 9/19~10/18
平高 奈菜★9/25~10/24
大山 千広★9/27~10/26
山下 友貴★9/28~10/27
出口舞有子 10/2~10/31
(※★は今節浜名湖出場メンバー。赤字は今日のF)