浜名湖での「第35回レディースチャンピオン」
シリーズ3日目を迎えました。


風速5~7mとやや強めの
向かい風が吹くなか行なわれた
今日のレース結果は、

1R ④長嶋 万記 4コースまくり差し
2R ①金田 幸子 1コース逃げ
3R ②田口 節子 2コース差し
4R ⑤遠藤 エミ 5コースまくり
5R ①池田 浩美 1コース逃げ
6R ③倉持 莉々 3コース恵まれ
7R ④守屋 美穂 4コース差し
8R ③寺田 千恵 3コースまくり差し
9R ③遠藤 エミ 3コースまくり差し
10R ①鎌倉  涼 1コース逃げ
11R ①中村 桃佳 1コース逃げ
12R ①守屋 美穂 1コース逃げ

【今節上がりタイムベスト5】
1 遠藤 エミ 1'49"1 (初日12R)
2 守屋 美穂 1'49"6 (2日目5R)
3 遠藤 エミ 1'49"7 (2日目3R)
4 遠藤 エミ 1'49"9 (3日目4R)
5 平山 智加 1'50"3 (2日目4R)

【今節の部品交換状況】
山川美由紀 ②ピストン2個
谷川 里江 ①クランクシャフト
寺田 千恵 ①キャリアボデー
倉田 郁美 ②リング2本、③キャブレター
海野ゆかり ②ギヤケース
中谷 朋子 ①キャブレター、②キャブレター
池田 浩美 ①キャブレター
宇野 弥生 ③キャリアボデー
長嶋 万記 ②リング4本・ピストン2個・シリンダ
平田さやか ③クランクシャフト
平山 智加 ②電気一式、③キャブレター
松本 晶恵 ①キャリアボデー、②リング2本
平高 奈菜 ③リング4本
小野 生奈 ③リング3本
竹井 奈美 ①キャリアボデー
高田ひかる ①リング1本
新田 有理 ②ギヤケース
大山 千広 ①キャリアボデー、②リング4本・ピストン2個・シリンダ、③リング4本・ピストン2個・シリンダ・キャリアボデー
(※○内の数字はシリーズ○日目。赤字は今日の部品交換)

【今節支部別1着回数】
岡山支部 9勝 (守屋④、田口②、寺田①、堀之内①、金田①)
香川支部 6勝 (平山②、中村桃②、山川美①、平高①)
静岡支部 5勝 (三浦②、池田浩①、長嶋①、山下友①)
滋賀支部 4勝 (遠藤④)
福岡支部 3勝 (小野生①、竹井①、中川①)
群馬支部 2勝 (松本晶②)
東京支部 2勝 (永井①、倉持①)
大阪支部 2勝 (鎌倉②)
愛知支部 1勝 (水野①)
兵庫支部 1勝 (中谷①)
広島支部 1勝 (海野①)
埼玉支部 0勝 
三重支部 0勝 
福井支部 0勝 
徳島支部 0勝 
山口支部 0勝 
佐賀支部 出場なし
長崎支部 出場なし

【今節コース別1着回数】
1コース 17勝 (逃げ17)
2コース 5勝 (差し4、抜き1)
3コース 7勝 (まくり3、まくり差し3、恵まれ1)
4コース 3勝 (まくり差し2、差し1)
5コース 2勝 (まくり1、まくり差し1)
6コース 2勝 (まくり差し1、差し1)


なお6Rで2艇フライングが発生。
地元の土屋実沙希選手がインからプラス10
平高奈菜選手が2コースからプラス04のFを喫しました。

土屋選手は初日・2日目とコンマ03を連発していましたが、
痛恨の勇み足で残念ながら即日帰郷に。

昨年3月の蒲郡オールレディース以来となる
約1年5カ月ぶりのFとなっています。

平高選手のFは約3年5カ月ぶり
18年3月にびわこレディースオールスターの
準優でフライングを切ってF3になったとき以来、
久々のスリットオーバーとなってしまいました。

昨年の浜名湖クイーンズクライマックスに続く
女子PGⅠ連覇がかかっていた今節ですが、
思わぬ形でその道が潰えています。





(遠藤エミ選手)
(守屋美穂選手)
前日得点率首位だった遠藤エミ選手は、
4Rで5コースまくりを決めると、
9Rは3コースまくり差しで制して今日2連勝

前日得点率2位だった守屋美穂選手は、
7Rで4コース差しを決めると、
12Rはイン逃げで制して今日2連勝

前日得点率トップ2が互いに譲らぬ展開となり、
遠藤選手が1・1・2・1・1着
守屋選手が2・1・1・1・1着で、
準パーフェクトペースの競演に。

ともに5走50点の得点率10.00で、
上位着順も並んでおり、最高タイムによって
現在1位が遠藤選手、2位が守屋選手となっている状況です。

遠藤選手は自身初のレディースチャンピオン予選1位を目指し、
明日は12R1号艇の1回走りで登場。

レディースチャンピオンは過去7回出場していますが、
1号艇は6・F・1・6・2・2・1・1・3・1着
10戦4勝となぜか相性が悪い遠藤選手。
明日はその相性を払拭したいところです。

守屋選手は2年連続のレディースチャンピオン予選1位を目指し、
明日は9R5号艇の1回走りで登場。

先に1着を奪ってプレッシャーをかけたいところ。
またもし先頭に立った場合は
遠藤選手の今節最高タイム(1分49秒1)を
追い抜きたい状況でもあります。

【レディースチャンピオン最近10大会 予選1位通過】
11年度 田口 節子 8.67 (優勝
12年度 山川美由紀 9.00 (優勝
13年度 平山 智加 9.00 (優出3着)
14年度※今井 美亜 8.00 (準優F)
15年度※香川 素子 9.00 (準優敗退)
16年度※海野ゆかり 8.50 (優勝
17年度 小野 生奈 8.50 (優勝
18年度 山川美由紀 8.67 (優勝
19年度 大山 千広 9.33 (優勝
20年度 守屋 美穂 8.33 (優出2着)
(※は予選3日間の準優進出戦制)
(カッコ内は予選1位選手の最終成績)




地元の長嶋万記選手は1Rで値千金の1着。
4コースまくり差しで今節初白星を手にしました。

前日得点率30位という崖っぷちでしたが、
これで4・6・2・1着として得点率20位まで挽回。
予選突破へ望みがつながりました。

長嶋選手はレディースチャンピオンに
これまで14回出場して優出ゼロ

しかも近況3大会は予選落ちが続いており、
18年桐生大会は予選27位、
19年蒲郡大会は予選29位、
20年多摩川大会は最高タイム差で予選19位の次点と
苦しい戦いを強いられてきました。

そんななか迎えた今節の地元戦。
2連対率49位の低勝率モーターを引き、
初日4着6着と非常に厳しい滑り出しに。
万事休すかと思われました。

しかし2日目にリング4本・ピストン2個・シリンダの交換を行ない、
そこから2・1着と巻き返しを披露。
執念の走りを見せてきました。

明日は2R6号艇と6R2号艇で勝負駆け。
レディースチャンピオン4大会ぶりの準優出を目指します。

今節は地元静岡支部から6人が出場していますが、
長嶋万記選手が得点率20位、
池田浩美選手が得点率26位、
三浦永理選手が減点10もあって得点率36位、
倉田郁美選手が得点率45位、
山下友貴選手と土屋実沙希選手がFという苦しい展開。
長嶋選手にかかる期待は一段と増しそうです。





3日目を終えての得点率ランキングと、
4日目の出走レース(※○内の数字は枠番)は、
(※カッコ内は前日得点率順位)
1(1) 遠藤 エミ 10.00 5走50点 12R①
2(2) 守屋 美穂 10.00 5走50点 9R⑤
3(4) 水野 望美 8.50 4走34点 11R②
4(5) 山川美由紀 8.50 4走34点 3R④ 12R③
5(8) 鎌倉  涼 8.25 4走33点 3R⑥ 8R③
6(3) 平山 智加 8.00 4走32点 5R② 10R⑤
7(14) 田口 節子 7.75 4走31点 6R③ 11R⑥
8(15) 中谷 朋子 7.00 4走28点 2R② 11R⑤
9(13) 小野 生奈 7.00 5走35点 7R④
10(17) 中川 りな 7.00 4走28点 10R④
11(9) 渡邉 優美 7.00 4走28点 7R① 11R④
12(11) 西橋 奈未 7.00 4走28点 8R① 12R④
13(6) 松本 晶恵 6.80 5走34点 8R④
14(24) 金田 幸子 6.50 4走26点 3R② 7R⑤
15(25) 倉持 莉々 6.50 4走26点 3R①
16(22) 櫻本あゆみ 6.50 4走26点 5R④ 11R③
17(16) 中村 桃佳 6.40 5走32点 7R③
18(10) 浜田亜理沙 6.40 5走32点 11R①
―――――――――準優ボーダー―――――――――
19(19) 竹井 奈美 5.80 5走29点 12R②
20(30) 長嶋 万記 5.75 4走23点 2R⑥ 6R②
21(35) 藤崎小百合 5.75 4走23点 5R③
22(26) 高田ひかる 5.50 4走22点 4R④ 10R③
23(21) 川野 芽唯 5.50 4走22点 4R② 12R⑤
24(27) 堀之内紀代子 5.25 4走21点 4R⑤ 9R②
25(7) 永井 聖美 5.25 4走21点 6R⑥
26(34) 池田 浩美 5.25 4走21点 1R③ 9R⑥
27(28) 寺田 千恵 5.20 5走26点 10R①
28(18) 細川 裕子 4.80 5走24点 4R③
29(29) 海野ゆかり 4.75 4走19点 1R② 12R⑥
30(31) 大山 千広 3.80 5走19点 5R⑤
31(41) 宇野 弥生 3.75 4走15点 2R③
32(39) 角 ひとみ 3.75 4走15点 5R⑥
33(40) 古賀 千晶 3.75 4走15点 4R⑥
34(49) 新田 有理 3.50 4走14点 2R④
35(32) 廣中智紗衣 3.50 4走14点 1R④ 7R②
36(12) 三浦 永理◆3.25 4走13点 3R③ 10R⑥
37(37) 岩崎 芳美 3.00 4走12点 5R① 9R④
38(42) 渡辺 千草 3.00 4走12点 1R⑤
39(36) 松尾 夏海 2.50 4走10点 1R① 8R⑤
40(38) 西村美智子 2.50 4走10点 2R① 9R③
41(44) 原田 佑実 2.25 4走9点 6R①
42(33) 富樫 麗加◆1.50 4走6点 2R⑤ 10R②
43(50) 香川 素子◆1.50 4走6点 3R⑤ 9R①
44(43) 平田さやか▼1.50 4走6点 8R②
45(46) 倉田 郁美 1.25 4走5点 6R④
46(47) 五反田 忍 1.25 4走5点 7R⑥
47(45) 谷川 里江 1.25 4走5点 1R⑥
48(48) 中里 優子 1.25 4走5点 4R①
F(20) 平高 奈菜 ―― ―――― 6R⑤
F(ー) 山下 友貴 ―― ―――― 8R⑥
F帰郷 土屋実沙希
帰郷 向井 美鈴
(※◆は不良航法で-10、■は待機行動違反で-7、▼は失格で-5の減点)


ちなみに近年のレディースチャンピオンの
予選突破ボーダーを振り返ると、
12年は5.83の上位着勝負、
13年は6.33、
17年は6.00の上位着勝負、
18年は5.80、
19年は5.40の上位着勝負、
20年は5.83のタイム勝負となっています。
(※14~16年は予選3日間の準優進出戦方式)




(水野望美選手は1・2・2・2着で得点率3位につける活躍。
 もし準優1号艇となれば昨年11月の
 戸田ヴィーナスシリーズ以来で今年初です)

(鎌倉涼選手は10Rでイン逃げを決め、
 6・2・1・1着で得点率5位まで浮上。
 レディースチャンピオン7大会ぶり
 3回目の準優出へ大きく前進しています)

(田口節子選手は3R2コース差しで今節2勝目。
 得点率7位まで上がってきました。
 近況3節連続で準優1号艇に乗っている田口選手。
 明日はどこまで順位を上げてくるのか注目です)

(金田幸子選手は2Rでイン逃げを決め、
 前日得点率24位から14位まで浮上。
 優勝した13年鳴門大会以来となる
 レディースチャンピオン2回目
 準優出が見えてきました)

(倉持莉々選手は6Rで2艇Fが出るなか
 コンマ00で生き残って3コース恵まれの1着。
 貴重な白星で得点率15位まで浮上し、
 明日は3R1号艇で勝負駆けに。
 18年桐生大会に続く2回目の
 レディースチャンピオン準優出を狙います)

(中村桃佳選手は前半3Rで5着に終わるも、
 後半11Rでイン逃げを決めて得点率17位に。
 レディースチャンピオン初準優出に向け、
 明日は7R3号艇で勝負駆けです)

(地元の池田浩美選手は5Rでイン逃げ快勝。
 3・6・4・1着で得点率26位まで挽回し、
 予選突破に望みがつながりました。
 レディースチャンピオン9大会ぶり
 3回目の準優出となるでしょうか)

(寺田千恵選手は8Rで3コースまくり差しを決めるも、
 後半12Rは5着に終わって得点率27位に。
 明日は10R1号艇の1回走りで登場。
 もし1着なら得点率6.00になる計算です)


(原田佑実選手は今日8月6日が誕生日
 4着5着でバースデイウィンはなりませんでした)

(高田ひかる選手は4Rで展示タイム6秒61となり、
 6秒59の遠藤エミ選手を下回って展示二番時計に。
 今年1月16日から続いていた
 "連続展示一番時計"が91走でストップしました)

(細川裕子選手は10Rで2コースから4着。
 昨年8月21日から続いていた
 "2コース連続3連対"が40走でストップしました)

(新田有理選手は1Rで好走を見せるも惜しくも2着。
 GⅠ初1着はおあずけとなりました。
 今節手にしたモーター33号機は、
 前節に吉村誠選手が6コース差しを決めて
 3連単30万0660円の浜名湖最高配当を出したモーター。
 今節は新田選手が高配当を生むのか注目です)


(大山千広選手と鎌倉涼選手)

(小野生奈選手)

(松本晶恵選手と平山智加選手の98期勢)

(藤崎小百合選手)

(長嶋万記選手、宇野弥生選手、寺田千恵選手)

(遠藤エミ選手)

(中谷朋子選手と谷川里江選手)

(古賀千晶選手)

(鎌倉涼選手はコンマ01、平高奈菜選手はプラス04。
 スリットで明暗を分けた100期勢)







【'21 女子賞金ランキング】 (8/6現在)
1 平高 奈菜▽30,397,000円★ (今年4V)
2 小野 生奈 27,435,266円★ (今年2V)
3 遠藤 エミ 25,514,000円★ (今年4V)
4 田口 節子 22,999,000円★ (今年3V)
5 竹井 奈美 19,974,000円★ (今年2V)
6 寺田 千恵 19,916,000円★ (今年1V)
7↑守屋 美穂 19,654,000円★ (今年4V)
8↓三浦 永理 19,502,000円★
9 渡邉 優美 19,339,266円★ (今年2V)
10 細川 裕子 19,228,000円★
11 浜田亜理沙 18,946,595円★
12 西村美智子 18,620,000円★ (今年1V)
13 海野ゆかり 18,228,000円★
14 鎌倉  涼 17,471,000円★ (今年3V)
15 松本 晶恵 17,386,000円★
16 宇野 弥生 17,093,000円★ (今年1V)
17 平山 智加 17,059,000円★ (今年1V)
18 中村 桃佳 16,642,000円★
19 大瀧明日香▼16,241,000円
20 大山 千広▽16,149,000円★
(※★は今節浜名湖出場メンバー。
 昨日より順位が上がった選手は↑、下がった選手は↓。
 ▼はF休み中、▽はF休み未消化)


【'21 女子優勝回数】
優勝4回 平高、守屋、遠藤
優勝3回 田口、鎌倉
優勝2回 香川、小野、竹井、渡邉優
優勝1回 寺田、淺田、池田浩、宇野、落合、西村美、
       平山、森、中川、高田ひ、出口

【F休み中の女子レーサー】
田中 博子 7/10~8/8
三松 直美 7/13~8/11
大瀧明日香 7/13~8/11
佐々木裕美 7/13~8/11
野田部宏子 7/13~8/11、8/20~10/18(30日間・60日間)
清水さくら 7/13~8/11
山川 波乙 7/13~8/11
清水 愛海 7/13~8/11
藤本紗弥香 7/16~8/14
土屋 千明 5/19~8/16 (F2、90日間)
野田なづき 7/19~8/17
今井 美亜 5/24~8/21 (F2、90日間)
前田 紗希 7/23~8/21
赤井星璃菜 7/23~8/21
滝川真由子 7/24~8/22
吉田 杏美 7/25~8/23
西岡 成美 7/28~8/26
間庭 菜摘 7/29~8/27
武井莉里佳 7/31~8/29
福山恵里奈 8/4~9/2
塩崎 桐加 6/18~9/15 (F2、90日間)

【F休み未消化の女子レーサー】
後藤 美翼 8/9~9/7
五反田 忍★8/10~9/8
中谷 朋子★8/10~9/8
長嶋 万記★8/10~9/8
川野 芽唯★8/10~9/8
水野 望美★8/10~9/8
富樫 麗加★8/10~11/7(F2、90日間)
新田 芳美 8/13~9/11
大石 真央 8/19~9/17
末武里奈子 8/31~9/29
森田 梨湖 8/31~9/29
安井 瑞紀 9/1~9/30
清水 沙樹 9/2~10/1
宮本 紀美 9/6~10/5
笠野友紀恵 9/6~10/5
藤田 美代 9/6~10/5
深尾 巴恵 9/6~10/5
山下 奈緒 9/6~10/5
谷口 佳蓮 9/7~10/6
西岡 育未 9/9~10/8
松尾 怜実 9/11~10/10
清水 未唯 9/13~10/12
土屋実沙希★9/19~10/18
柴田 百恵 9/19~10/18
平高 奈菜★9/25~10/24
大山 千広★9/27~10/26
山下 友貴★9/28~10/27
出口舞有子 10/2~10/31
(※★は今節浜名湖出場メンバー。赤字は今日のF)