住之江オールレディースは最終日を迎えました。


なお今節の売上は71億8699万9700円をマーク。
オールレディース新記録となりました。

【GⅢオールレディース 節間売上ベスト5】
1、71億8699万9700円 (20年12月、住之江)
2、70億0882万0300円 (20年7月、桐生)
3、58億3408万1400円 (20年9月、若松)
4、58億2013万9300円 (20年9月、蒲郡)
5、54億9863万7800円 (20年8月、尼崎)


また今節はスタート無事故で返還ゼロを達成。

オールレディースでの節間返還0円は
前節の児島に続いて2節連続

オールレディースは現在、
開催15日連続で返還ゼロを継続中です。





(加藤奈月選手は1R6号艇で4コースまくり差し一閃。
 3連単3万6070円の高配当を提供しました。
 好レースで今年最後の節を締めくくり、
 明日から30日間のF休みに入ります)

(加藤綾選手は2Rイン逃げで今節3勝目
 節間3勝以上はこれが今年初めてで、
 昨年6月の津男女ダブル戦以来となっています)

(黒澤めぐみ選手は3Rイン逃げで今節3勝目。
 住之江前走となる2月の特別ヴィーナスシリーズでも
 節間4勝をあげるなど当地は好相性ムード。
 住之江では通算8本の1着を奪っており、
 これは24場のなかで最多の数字です)

(角ひとみ選手は5Rイン逃げで今節初白星。
 次節は追加斡旋が入って12/17からの
 桐生男女ダブル戦に中1日で転戦です)

(平川香織選手は1Rイン逃げで今節初白星。
 これがデビュー通算18勝目でイン5勝目。
 インでの連敗を14で止める貴重な1着となりました)

(西村美智子選手は8Rイン逃げで今節2勝目。
 これでインは10連勝の大台に到達です)

(松尾夏海選手は9Rイン逃げで今節3勝目。
 次節は12/22からの地元丸亀男女ダブル戦で、
 デビュー初Vラッシュの流れに乗りたいところです)

(淺田千亜希選手は11Rで3コース差し一閃。
 節間5勝は今節トップタイの活躍でした)

(地元の大阪支部は今節8人での参戦でしたが
 全員が1着を奪う奮闘ぶりを披露。
 計12勝で支部別トップ独走の活躍でした)






さてイン逃げ9連発もあった
今日のレース結果は、

1R ⑥加藤 奈月 4コースまくり差し (3連単36070円)
2R ①加藤  綾 1コース逃げ
3R ①黒澤めぐみ 1コース逃げ
4R ①谷川 里江 1コース逃げ (3連単21190円)
5R ①角 ひとみ 1コース逃げ
6R ①平川 香織 1コース逃げ
7R ①中里 優子 1コース逃げ
8R ①西村美智子 1コース逃げ
9R ①松尾 夏海 1コース逃げ
選抜戦10R ①山川美由紀 1コース逃げ
選抜戦11R ③淺田千亜希 3コース差し (3連単12430円)
優勝戦12R ①出口舞有子 1コース逃げ

【今節上がりタイムベスト5】
1 出口舞有子 1'47"8 (最終日12R)
2 寺田 千恵 1'47"9 (2日目12R)
2 松尾 夏海 1'47"9 (2日目4R)
2 塩崎 桐加 1'47"9 (初日12R)
2 出口舞有子 1'47"9 (初日6R)

【今節の部品交換状況】
山川美由紀 ③ギヤケース
柳澤 千春 ⑤リング1本
谷川 里江 ③ピストン2個・クランクシャフト・ギヤケース・新プロペラ
寺田 千恵 ①ギヤケース、②新プロペラ・クランクシャフト
海野ゆかり ②リング2本、③リング2本
淺田千亜希 ②リング1本、⑤リング1本
岸  恵子 ①ピストン2個・クランクシャフト
五反田 忍 ⑤リング4本
池田 浩美 ⑥電気一式
田口 節子 ①リング4本・ピストン2個・シリンダ
落合 直子 ②リング1本
加藤  綾 ⑤リング1本
原 加央理 ④ギヤケース
高田ひかる ①リング1本、③新プロペラ、⑤リング4本・ピストン2個・シリンダ、⑥ギヤケース
大橋 由珠 ②ピストン2個
寺島 美里 ⑥リング1本
関野  文 ④リング2本
中村かなえ ③リング1本
生田波美音 ②リング2本
(※○内の数字はシリーズ○日目)

【今節支部別1着回数】
大阪支部 12勝 (原田②、鎌倉②、佐藤享②、高憧②、五反田①、落合①、関野①、計盛①)
東京支部 8勝 (黒澤③、中村か③、渡邉真②)
三重支部 8勝 (塩崎④、加藤綾③、高田ひ①)
香川支部 8勝 (山川美③、松尾夏③、西村美②)
愛知支部 7勝 (出口⑤、谷川②)
徳島支部 6勝 (淺田⑤、岸①)
埼玉支部 5勝 (中里③、原①、平川①)
岡山支部 5勝 (寺田③、田口②)
福岡支部 5勝 (竹井④、武藤①)
静岡支部 4勝 (三浦②、松瀬①、池田浩①)
広島支部 2勝 (角①、海野①)
福井支部 1勝 (加藤奈①)
兵庫支部 1勝 (来田①)
群馬支部 0勝
山口支部 0勝
滋賀支部 出場なし
佐賀支部 出場なし
長崎支部 出場なし

【今節コース別1着回数】
1コース 39勝 (逃げ38、抜き1) ※イン1着率54%
2コース 15勝 (まくり7、差し5、抜き3)
3コース 8勝 (まくり3、まくり差し3、差し2)
4コース 7勝 (まくり2、まくり差し2、抜き2、差し1)
5コース 3勝 (まくり1、まくり差し1、抜き1)
6コース 0勝








さっそく話題は優勝戦へ。


(③鎌倉涼選手と①出口舞有子選手)

(⑤田口節子選手、三松直美、④寺田千恵選手)

(⑥海野ゆかり選手)

(②塩崎桐加選手と加藤綾選手)

(③鎌倉涼選手)

(⑤田口節子選手)

(⑥海野ゆかり選手と④寺田千恵選手)


【優勝戦12R出走表】
①出口舞有子 (優出3回目)
②塩崎 桐加 (優出26回目、優勝3回)
③鎌倉  涼 (優出68回目、優勝14回)
④寺田 千恵 (優出312回目、優勝69回、住之江4V)
⑤田口 節子 (優出189回目、優勝59回、住之江1V)
⑥海野ゆかり (優出247回目、優勝58回、住之江3V)


コンディションは追い風2m、波高1cm、
気温6℃、天候:くもり。

なお優勝戦の売上は4億3097万7100円に。
これはオールレディース史上最高額です。

【GⅢオールレディース 優勝戦売上ベスト5】
1、4億3097万7100円 (20年12月、住之江)
2、4億1950万9800円 (20年7月、桐生)
3、3億8787万3600円 (20年9月、蒲郡)
4、3億8752万5600円 (20年9月、若松)
5、3億0863万8000円 (19年2月、住之江)



進入は①②③/④⑤⑥で枠なりの3対3。

STは内からコンマ03、06、10/12、18、15
①出口選手が圧巻のトップスタートで先制です。

先手を奪った①出口選手は悠々と1マークを先マイ。

②塩崎選手の差しも、③鎌倉選手のまくりも、
出口選手の背中を追うのみとなりました。



バック直線に出ると①出口選手が単独先頭に立ち、
3艇身後ろに③鎌倉選手が続く隊形に。



2マークを先取りした①出口選手が
大きくリードを広げて勝負あり。

1分47秒8の今節最速ラップで
デビュー初優勝のVゴールを駆け抜けました。



【優勝戦12R結果】
1着 ①出口舞有子 1コース ST.03
2着 ③鎌倉  涼 3コース ST.10
3着 ②塩崎 桐加 2コース ST.06
4着 ④寺田 千恵 4コース ST.12
5着 ⑤田口 節子 5コース ST.18
6着 ⑥海野ゆかり 6コース ST.15
決まり手=逃げ
2連単①③ 390円(2番人気)
3連単①③② 1080円(3番人気)






ピット内の選手たちが盛大に出迎えるなか、
出口選手はそれに応えてガッツポーズ。
堂々の凱旋帰還となりました。



そしてウィニングランから戻ってきた出口選手を
真っ先に出迎えたのは同期の渡邉真奈美選手。

勢いよく駆け寄っていくと・・・、

思いっきりジャンプして飛びつき・・・、

しばらくこのまま離れようとしませんでした。


さらにもう一人の同期、寺島美里選手も・・・、

同じように飛びついて全身で祝福。

やはりしばらく離れることはありませんでした。

117期女子の優勝はこれが初めて。
感慨深い一日となったことでしょう。



そしてこのあと水神祭へ。


渡邉選手と寺島選手のほかにも、
優勝戦をともに戦った塩崎選手や、
地元大阪勢らが駆けつけ、

うつ伏せに担ぎ上げられると、

 

 

 

半回転しながら背中から着水。

後を追って多くの選手が飛び込み、
何重もの水しぶきが盛大に舞いました。

底冷えする12月の夜の水神祭。
凍てつく水面を真っ先に抜け出して
水揚げされる今日のヒロインでした。




出口選手は15年11月デビューの117期生。
約5年1カ月での初優勝となりました。

【出口舞有子選手 優出歴】
19年8月 唐津ほぼオール女子戦 (5着)
20年5月 浜名湖一般戦 (6着)
20年12月 住之江オールレディース (優勝)

117期生の優勝は上田龍星選手(7V)、
吉田凌太朗選手(4V)、小池修平選手(3V)、
吉田裕平選手(2V)、中村泰平選手(2V)に続いて6人目
女子7人のなかでは初となっています。


今節の出口選手は1・2・1・2・5・1・3・①・①着。

初日に十八番の3コースまくり差しを決めるなど
1着2着の好スタートを切ると、
2日目にイン逃げを決めて得点率2位まで浮上。

誕生日だった3日目は2着5着に終わるも、
4日目に値千金の2コース差しを決め、
逆転で自身初の予選トップ通過を果たしました。

シリーズ後半に入ると機力がますますアップした印象で、
4日目から展示一番時計4連発をマーク。

準優・優勝戦はハイパワーで他を圧倒するイン逃げを決め、
優勝戦では1分47秒8の今節最速ラップも叩き出しました。

ちなみに節間5勝は自己ベストの記録。
バースデイシリーズを最高の形で自ら祝うことになりました。

なおオールレディースは前戦の児島で
宇野弥生選手が優勝しており、
愛知支部の2戦連続Vとなっています。


出口選手の今後の出場予定は、
浜名湖クイーンズクライマックスシリーズ戦(12/26~31)
びわこ男女ダブル戦(1/4~9)
蒲郡ヴィーナスシリーズ(1/13~18)
びわこヴィーナスシリーズ(1/27~2/1)

次節は浜名湖クイーンズクライマックスシリーズ戦に登場。

今年は賞金女王戦線に加われなかったものの、
女子賞金ランキングは現在24位という位置。

来年はベスト12入りの候補の一人に
名前が挙がってきても不思議ではないでしょう。

また今期勝率は5.92まで急上昇しており、
A1級初昇格が狙えそうな状況にもなってきました。

来年に向けて楽しみが広がってきた出口選手。
今後ますます注目度が高まってきそうです。

出口選手、おめでとうございました。



【住之江オールレディース 歴代優勝者】
14年度 高橋 淳美(大阪)
15年度 高橋 淳美(大阪)
16年度 樋口由加里(岡山)
17年度 長嶋 万記(静岡)
18年度 寺田 千恵(岡山)
19年度 平高 奈菜(香川)
20年度 出口舞有子(愛知)






ではこれにて住之江オールレディース@cafeは終了。

次回の@cafeは今年最後の更新、
12月26日開幕の浜名湖クイーンズクライマックス&シリーズ戦です。

現時点での出場予定メンバー(支部別)は、

群馬 松本晶、土屋千
埼玉 
東京 渡辺千、廣中、平田、櫻本、清水沙、富樫、倉持
静岡 池田浩、長嶋、三浦、山下友、土屋実
愛知 細川、谷川、大瀧、宇野、水野、出口
三重 塩崎、高田ひ
福井 今井美、西橋
滋賀 香川遠藤、水口
大阪 五反田、落合、原田
兵庫 
徳島 岩崎、岸
香川 平山平高、山川美
岡山 寺田田口守屋、堀之内、金田、赤澤、樋口、勝浦
広島 角、海野
山口 佐々木
福岡 小野生大山、川野、深川、竹井、渡邉優、高田綾、中川
佐賀 
長崎 
(※赤字はクイーンズクライマックス出場メンバー)

2020年の総決算をお見逃しなく。








【'20 女子賞金ランキング】 (12/14現在)
1 守屋 美穂 44,115,666円
2 平山 智加 41,517,666円
3 小野 生奈 38,447,733円
4 平高 奈菜 37,813,000円
5 寺田 千恵 32,765,340円★
6 大山 千広▼32,061,000円
7 松本 晶恵 30,364,000円
8 岩崎 芳美 30,044,000円
9 細川 裕子 29,971,000円
10↑田口 節子 29,155,600円★
11↓香川 素子 29,019,733円
12↓遠藤 エミ 28,829,340円
13 川野 芽唯 28,111,940円
14 大瀧明日香 27,993,533円
15 深川麻奈美 27,704,200円
16 長嶋 万記 27,501,666円
17↑海野ゆかり 25,067,733円★
18↓竹井 奈美 24,944,600円★
19↑塩崎 桐加 24,065,400円★
20↓宇野 弥生▼23,796,073円

24↑出口舞有子 22,157,400円★
(※★は今節住之江出場メンバー。
 昨日より順位が上がった選手は↑、下がった選手は↓。
 ▼はF休み中、▽はF休み未消化)


【'20 優勝回数(女子)】

優勝5回 平山、大山
優勝4回 平高、守屋
優勝3回 香川、田口、松本晶
優勝2回 寺田、大瀧、堀之内、廣中、川野、鎌倉、竹井
優勝1回 日高、岩崎、海野、中谷、池田浩、佐々木、宇野、
       長嶋、菅野、落合、藤崎、西村美、深川、櫻本、遠藤、
       小野生、西舘、高田ひ、中村桃、出口、西橋、土屋南
(※赤字は今日の優勝)

【F休み中の女子レーサー】
赤澤 文香 11/18~12/17
宇野 弥生 11/18~12/17
間庭 菜摘 11/18~12/17
倉持 莉々 9/23~12/21 (F2、90日間)
黒明 花夢 11/24~12/23
仁科さやか 10/26~12/24 (F2、60日間)
戸敷 晃美 9/26~12/24 (F2、90日間)
實森 美祐 9/26~12/24 (F2、90日間)
橋谷田佳織 11/27~12/26
末武里奈子 11/5~1/3 (F2、60日間)
上田 紗奈 10/9~1/6 (F2、90日間)
浜田亜理沙 11/11~1/9 (F2、60日間)
小芦るり華 11/11~1/9 (F2、60日間)
山川 波乙 11/11~1/9 (F2、60日間)
山本 梨菜 12/13~1/11
山崎小葉音 12/13~1/11
加藤 奈月★12/15~1/13
大山 千広 10/17~1/14※ (F2、90日間)
笠野友紀恵 11/24~1/22 (F2、60日間)
日高 逸子 9/9~2/4 (F3、150日間)
喜多須杏奈 12/13~2/10 (F2、60日間)
高橋 淳美 11/18~2/15(F2、90日間)
(※はクイーンズクライマックス出場により変動あり)

【F休み未消化の女子レーサー】
松尾 怜実 12/17~1/15
犬童 千秋 1/1~1/30
森下 愛梨 1/1~1/30
柴田 百恵 1/1~1/30
野田 彩加 1/9~2/7
垣内 清美 1/9~2/7
深見亜由美 1/10~2/8
富樫 麗加 1/12~2/10
清水 愛海 1/12~2/10
清水 沙樹 1/19~2/17
西橋 奈未 1/19~2/17
吉田 彩乃 1/19~2/17
栢場 優子 1/26~2/24
本部めぐみ 1/26~2/24
中北  涼 1/26~2/24
西岡 成美 1/31~3/1
(※★は今節住之江出場メンバー)