児島での「GⅡ第3回レディースオールスター」
シリーズ最終日を迎えました。

 



(深尾巴恵選手は今日2着2着と見せ場充分の活躍。
 今節は計4本の連絡みをマークしましたが、
 4万舟、2万舟、3万舟、2万舟
 すべて高配当になる大穴クイーンぶりでした)

(廣中智紗衣選手は5Rを道中逆転で制し、
 昨日に続いてまたも"抜き巧者"ぶりを披露。
 ちなみに昨日の1着がデビュー通算400勝でした)

(地元の勝浦真帆選手は1Rでイン逃げ快勝。
 初日1R以来の連絡みで今節2勝目となりました)

(守屋美穂選手は8Rで道中逆転の1着。
 岡山勢は今節計15勝で支部別トップの数字に。
 昨年のびわこ大会で福岡支部がマークした
 15勝と並んで大会最多タイ記録となっています)

(小野生奈選手は11Rをイン逃げで快勝。
 昨年のびわこ大会に続いて2大会連続で
 最終日11Rの"特別選抜A戦"1着です)

(関野文選手は2R2コース恵まれで今節2勝目。
 昨日から2・2・1・3着で敗者戦を沸かせました)

(小池礼乃選手は3Rイン逃げで今節2勝目。
 今節開始前は今期勝率4.97でしたが、
 今節の活躍で5.13まで挽回しています)

(喜多須杏奈選手は昨日から3・3・3・3着。
 レディースオールスターは昨年に続いて
 2大会連続の節間3着5本となりました)

(来年の第4回大会は鳴門が舞台。
 徳島うずしおレディースの出番です)

(土屋実沙希選手は4Rで今節初の1号艇を迎え、
 きっちりイン逃げを決めて今節3勝目をマーク。
 明日から30日間のF休みに入り、
 復帰は4/11からの鳴門一般戦の予定です)

(長嶋万記選手は9Rイン逃げで待望の今節初白星。
 厳しい戦いでたまった今節の鬱憤を次節の
 SGボートレースクラシックで晴らしてほしいところです)

(松本晶恵選手は10R選抜戦で4コースまくり差し一閃。
 昨日から圧巻の3連勝で締めくくり、
 次節のSGボートレースクラシックに向かいます)

(山川美由紀選手は6Rでイン逃げ快勝。
 コンマ08の快ショットで今節2勝目をあげました。
 今節9走でゼロ台スタート5本を決めた山川選手。
 今節平均STは驚異のコンマ09でした)

 

【今節平均STベスト5】
1 土屋  南 ST.09 ST順2.00
2 山川美由紀 ST.09 ST順2.89
3 今井 美亜 ST.10 ST順2.67
4 大山 千広 ST.10 ST順2.78
5 清水 沙樹 ST.12 ST順2.11

 

 

 

さて雨が降り続くなか行なわれた
今日のレース結果は、

 

1R ①勝浦 真帆 1コース逃げ
2R ②関野  文 2コース恵まれ
3R ①小池 礼乃 1コース逃げ
4R ①土屋実沙希 1コース逃げ
5R ③廣中智紗衣 3コース抜き (3連単31170円)
6R ①山川美由紀 1コース逃げ
7R ②落合 直子 2コース差し
8R ①守屋 美穂 1コース抜き (3連単23070円)
9R ①長嶋 万記 1コース逃げ
選抜戦10R ④松本 晶恵 4コースまくり差し (3連単10060円)
選抜戦11R ①小野 生奈 1コース逃げ
優勝戦12R ①寺田 千恵 1コース逃げ

 

【今節上がりタイムベスト5】
1 寺田 千恵 1'46"7(5日目11R)
1 小野 生奈 1'46"7(4日目11R)
1 大山 千広 1'46"7(初日12R)
4 小野 生奈 1'46"8(4日目2R)
5 遠藤 エミ 1'46"9(4日目12R)

 

【今節の部品交換状況】
香川 素子 ①電気一式
佐々木裕美 ①新プロペラ
細川 裕子 ⑤ギヤケース・キャリアボデー・新プロペラ
西村  歩 ②新プロペラ
津田 裕絵 ④新プロペラ
小野 生奈 ③リング1本
小池 礼乃 ②新プロペラ
高田ひかる ②新プロペラ
新田 有理 ①新プロペラ
薮内 瑞希 ①新プロペラ
(※○内の数字はシリーズ○日目)

 

【今節支部別1着回数】
岡山支部 15勝(寺田④、田口③、守屋③、勝浦②、土屋南②、樋口①)
福岡支部 12勝(日高③、小野生③、小池②、藤崎①、川野①、竹井①、大山千①)
三重支部 7勝(塩崎⑤、高田ひ②)
群馬支部 5勝(松本③、土屋千①、深尾①)
滋賀支部 5勝(遠藤③、香川②)
東京支部 4勝(廣中②、清水沙①、富樫①)
静岡支部 4勝(土屋実③、長嶋①)
愛知支部 4勝(宇野③、細川①)
大阪支部 3勝(関野②、落合①)
兵庫支部 3勝(中谷③)
香川支部 3勝(山川②、西村美①)
福井支部 2勝(今井美①、西橋①)
徳島支部 2勝(岩崎①、岸①)
広島支部 2勝(海野①、新田有①)
山口支部 1勝(佐々木①)
埼玉支部 0勝

 

【今節コース別1着回数】
1コース 44勝(逃げ41、抜き3) ※イン1着率61%
2コース 12勝(差し9、まくり1、抜き1、恵まれ1)
3コース 5勝(まくり差し2、まくり1、抜き2)
4コース 7勝(まくり3、まくり差し3、差し1)
5コース 3勝(まくり差し3)
6コース 1勝(まくり差し1)

 

 

 

さっそく話題は優勝戦へ。

 


(⑤田口節子選手と①寺田千恵選手。
 地元岡山の期待を背負って優勝戦へ)

(②塩崎桐加選手は明日から30日間のF休み
 復帰は4/11からの鳴門一般戦になる予定です)

(③中谷朋子選手は次節がボートレースクラシック
 SG出場2節目での初1着水神祭を狙います)

(次節ボートレースクラシックを走ったあと
 30日間のF休みを控えている④遠藤エミ選手)

(①寺田千恵選手)

(児島では昨年2月の一般戦と
 昨年11月のオールレディースに続いて
 3節連続10回目の優出となった⑥日高逸子選手)

(昨年のレディースオールスターは
 F休みのため出場できなかった⑤田口節子選手。
 2年ぶりの参戦で大会初準優出・初優出です)

(インとカドでの対決が予想された
 ①寺田千恵選手と④遠藤エミ選手は、
 3R発売中に足合わせを行なって意見交換する姿が)

(今回はファン投票32位だった②塩崎桐加選手。
 来年はどこまで順位を上げてくるか楽しみなところ)

(③中谷朋子選手は優勝戦でも展示一番時計をマーク。
 今節8走で6本の展示トップタイムを叩き出し、
 今節平均展示順位1.25はトップの数字でした))

(15年の児島ヴィーナスシリーズを
 4号艇で優勝している④遠藤エミ選手。
 当地2回目の優勝を再び4号艇で狙います)

(①寺田千恵選手)

 

 

 

というわけで迎えた優勝戦の時間。

 

【優勝戦12R出走表】
①寺田 千恵 (優出291回目、優勝65回、女子ビッグ16優出3V)
②塩崎 桐加 (優出17回目、優勝3回、女子ビッグ初優出)
③中谷 朋子 (優出122回目、優勝21回、女子ビッグ2優出)
④遠藤 エミ (優出90回目、優勝26回、女子ビッグ8優出3V)
⑤田口 節子 (優出164回目、優勝52回、女子ビッグ8優出2V)
⑥日高 逸子 (優出349回目、優勝73回、女子ビッグ18優出3V)

 

 

強い風雨がおさまらぬなか水面へ駆け出していった6選手。

 

コンディションは追い風5m、波高5cm、
気温11℃、天候:雨。

 

なお優勝戦の売上は5億5597万8900円で、
レディースオールスターの1レース売上最高額でした。

 

 

進入は①②③/④⑤⑥で枠なりの3対3。

 

STは内からコンマ19、24、27/39、29、27
インの①寺田選手がトップスタートです。

 

1マークは③中谷選手がまくりを狙うも、
①寺田選手がこれをブロックして逃走。

 

②塩崎選手の差し、⑤田口選手のまくり差しも
あと一歩届かずの展開となりました。

 

 

バック直線に出ると①寺田選手が
2艇身ほどのリードを奪って単独先頭に。

 

 

2マークを先マイした①寺田選手が
独走態勢を築いて勝負は決しました。

 

 

これで女子ビッグレース優勝戦は
12大会連続でイン逃げ決着です。

 

 

2番手争いは外枠3艇による混戦となり、
2周1マークで好旋回を見せた⑤田口選手に軍配。

 

地元岡山支部がワンツー達成です。


【優勝戦12R結果】
1着 ①寺田 千恵 1コース ST.19
2着 ⑤田口 節子 5コース ST.29
3着 ④遠藤 エミ 4コース ST.39
4着 ⑥日高 逸子 6コース ST.27
5着 ③中谷 朋子 3コース ST.27
6着 ②塩崎 桐加 2コース ST.24
決まり手=逃げ
2連単①⑤ 1090円(4番人気)
3連単①⑤④ 3730円(13番人気)

 

 


 

勝った寺田選手は通算66回目の優勝。

 

2月の住之江オールレディース以来となる
2節ぶりの優勝で今年2Vとなりました。

 

【女子優勝回数ベスト10】
1、山川美由紀 80V
2、日高 逸子 73V
3、寺田 千恵 66V
4、鵜飼菜穂子 56V
4、海野ゆかり 56V
6、田口 節子 52V
7、横西 奏恵 46V
8、谷川 里江 45V
9、淺田千亜希 39V
10、三浦 永理 33V


女子ビッグレースは、
07年徳山レディースチャンピオン、
10年下関レディースチャンピオン、
15年芦屋レディースチャレンジカップに続く4回目の優勝。

 

【女子ビッグレース優勝回数ベスト10】
1、山川美由紀 5V(LC④、LA①)
2、寺田 千恵 4V(LC②、LA①、LCC①)
3、鵜飼菜穂子 3V(LC③)
3、日高 逸子 3V(LC②、QC①)
3、横西 奏恵 3V(LC③)
3、遠藤 エミ 3V(LCC②、QC①)
7、谷川 里江 2V(LC②)
7、海野ゆかり 2V(LC②)
7、本部めぐみ 2V(LC②)
7、田口 節子 2V(LC②)
7、松本 晶恵 2V(QC②)
(略称、LA:レディースオールスター、LC:レディースチャンピオン、
 LCC:レディースチャレンジカップ、QC:クイーンズクライマックス)

 

女子4大レースのうち3つのタイトルを
獲得した選手は寺田選手が史上初

 

これで年末のクイーンズクライマックスでは
女子4大競走グランドスラムがかかることになりました。

 


 

地元児島では10年男女ダブル戦、10年一般戦、12年一般戦、
14年一般戦、17年男女ダブル戦に続く6回目の優勝に。

 

場別では古巣芦屋の7Vに続いて
2番目にV歴の多いレース場となっています。

 

【寺田千恵選手 レース場別優勝回数】
桐生①、戸田①、江戸川①、平和島①、多摩川①、
浜名湖0、蒲郡①、常滑②、津④、
三国③、びわこ③、住之江④、尼崎③、
鳴門③、丸亀③、
児島⑥、宮島⑥、徳山①、下関④、
若松⑥、芦屋⑦、福岡④、唐津0、大村①

 

これまで児島では男女混合戦3V、男女ダブル戦2Vがありましたが、
女子リーグやオールレディースではまだ一度も勝てていない寺田選手。

 

当地オール女子レースでは初めてとなる優勝を飾り、

「BOATRACE KOJIMA GⅡ LADIES ALLSTARS March.10th.2019 WINNER」と
背中に刺繍の入った世界にたった一枚だけの
デニムのウィナージャケットに袖を通しました。

 

 

今節は4・2・1・3・3・1・①・①着。

 

初日ドリーム戦こそ6号艇で4着に終わるも、
2日目に2着1着として流れを掴むと、
4日目には2コース差しを決めるなど
日に日にパワーアップしていった印象。

 

準優では1分46秒7の今節最速タイをマークし、
シリーズリーダーの座を手をしました。

 

そして優勝戦では巧みなイン逃げを披露し、
近況イン11連勝となるVゴール。

 

選手代表を務めながら優勝も手にした今節。
まさに陸でも水面でも主役は寺田選手でした。

 

ちなみに今節4勝をマークし、
デビュー通算1903勝という数字に。
2000勝へのカウントダウンが始まっています。

 

 

この優勝で賞金400万円を上積みし、
もちろん女子賞金ランキング首位に浮上。

 

クイーンズクライマックス8年連続出場
皆勤賞継続を目指す2019年シーズンは、
これ以上ないスタートダッシュとなりました。

 


またこの優勝でSGオーシャンカップの
選考ポイントが10点加算され、
29点まで伸ばして悠々と当確ランプが点灯。
3年ぶり3回目の出場となりそうです。

 


今後の出場予定は、
大村オールレディース(3/14~19)
徳山男女ダブル戦(3/26~31)
びわこ一般戦(4/7~12)
宮島GⅠマスターズチャンピオン(4/16~21)

 

ゆっくり休む暇もなく次節は中2日で大村へ転戦。
2月住之江で優勝している寺田選手にとっては
オールレディース開催2戦連続Vがかかる一戦です。

 


というわけで児島での女子ビッグレース初開催となった
「GⅡ第3回レディースオールスター」は、
地元岡山レディースのワンツーという大団円に。

 

寺田選手と田口選手はもちろん、
守屋選手や土屋選手らも含めた岡山勢全員の
地元戦にかける熱い思いが印象的だった今節でした。

 

そしてその思いを力に変えて
頂点にまで登り詰めた寺田選手にはただただ脱帽。
ファンの記憶に深く長く刻み込まれる

児島レディースオールスターとなったのではないでしょうか。


寺田選手、おめでとうございました。

 

 


【レディースオールスター 歴代優勝者】
17年 山川美由紀(香川)
18年 中村 桃佳(香川)
19年 寺田 千恵(岡山)

 

 

 

なお今節の売上は62億6086万8500円で、
目標の60億円を軽々とクリア。

 

昨年のびわこ大会を7億円以上も上回り、
レディースオールスター最高額となっています。

 

【レディースオールスター 節間売上】
17年 55億0659万7500円(宮島)
18年 55億3857万9200円(びわこ)
19年 62億6086万8500円(児島)

 

 

 

 

ではこれにて児島レディースオールスター@cafeは終了。

 

次回の更新予定は4日後、
3月14日開幕の大村オールレディースです。

 

現時点での出場予定メンバー(支部別)は、

 

群馬 久保田、今井裕、金子
埼玉 中里
東京 渡辺千、宮本、橋谷田、栢場、平田、古川、藤原、富樫
静岡 定野、倉田、池田浩、森下
愛知 谷川
三重 垣内、高田ひ
福井 
滋賀 白石佳
大阪 五反田、落合、赤井星
兵庫 
徳島 
香川 柳澤、西坂、西村美、平高
岡山 寺田、森岡、三松、金田、守屋
広島 海野
山口 津田、芦村
福岡 武藤、伊藤玲、小池、池田奈、戸敷
佐賀 入船、小芦
長崎 野田、西澤
(※赤字はレディースオールスター出場組)

 

レディースオールスター出場組からは
寺田選手、海野選手、守屋選手、小池選手など
10人が中2日で大村へ転戦。

 

18年度最後のオールレディースとなる
大村ナイター決戦をお楽しみに。

 

 

 

 

 

【'19女子賞金ランキング】 (3/10現在)
1(4) 寺田 千恵 10,863,000円★(今年2V)
2(1) 遠藤 エミ▽8,675,000円★(今年1V)
3(2) 小野 生奈 7,722,000円★(今年2V)
4(8) 田口 節子 7,424,000円★
5(3) 山川美由紀 7,241,000円★(今年1V)
6(5) 大山 千広 6,456,000円★
7(6) 松本 晶恵 6,229,000円★
8(13) 塩崎 桐加▼5,885,000円★
9(18) 日高 逸子 5,621,500円★
10(7) 竹井 奈美▼5,515,000円★
11(9) 岸  恵子 5,430,000円★
12(10) 海野ゆかり 5,413,000円★
13(12) 今井 美亜 5,347,000円★(今年1V)
14(11) 西村美智子 5,273,000円★
15(16) 守屋 美穂 5,206,000円★(今年1V)
16(14) 宇野 弥生 4,979,000円★(今年1V)
17(15) 渡邉 優美▽4,795,000円
18(17) 魚谷 香織 4,686,000円
19(22) 廣中智紗衣 4,426,000円★
20(20) 高田ひかる 4,379,000円★
(※★は今節児島出場メンバー。
 カッコ内は前日女子賞金ランキング順位。
 ▼はF休み中、▽はF休み未消化)


【F休み中の女子レーサー】
松瀬 弘美 2/17~3/18
前原  哉 2/18~3/19
蜂須 瑞生 2/18~3/19
中川 りな 2/19~3/20
喜井つかさ 2/28~3/29
道上 千夏 3/5~4/3
山崎小葉音 3/9~4/7
鵜飼菜穂子 3/10~4/8
細川 裕子 3/11~4/9
竹井 奈美★3/11~4/9
塩崎 桐加★3/11~4/9
土屋実沙希★3/11~4/9
倉持 莉々★3/11~4/9
新田 有理★3/11~4/9
坂 咲友理 2/26~4/26(F2、60日間)

 

【F休み未消化の女子レーサー】
本部めぐみ 3/12~4/10
西舘 果里 3/14~4/12
清水さくら 3/14~4/12
赤井星璃菜 3/20~4/18
新田 芳美 3/22~4/20
藤田 美代 3/22~4/20
遠藤 エミ★3/22~4/20
笠野友紀恵 3/25~4/23
末武里奈子 3/25~4/23
原田 佑実 3/29~4/27
真子奈津実 3/29~4/27
勝浦 真帆★3/29~4/27
中村かなえ 3/29~4/27
島倉  都 3/29~4/27
高橋 淳美 4/1~4/30
川野 芽唯 4/7~5/6
喜多須杏奈★4/7~5/6
渡邉 優美 4/13~5/12
大豆生田蒼 4/13~5/12
薮内 瑞希★4/13~7/11(F2、90日間)
福岡 泉水 4/13~5/12
富樫 麗加★4/13~5/12
深川麻奈美★4/20~5/19
西橋 奈未★4/22~5/21
(※★は今節児島出場メンバー。赤字は今日のF)