びわこでの「GⅡ第2回レディースオールスター」
3月11日、シリーズ最終日を迎えました。

 

 

(まだ歴代覇者のペナントが1枚しかついていない

 レディースオールスターの真新しい優勝トロフィー)


(落合直子選手と遠藤エミ選手)

(今井美亜選手、瀧川千依選手、遠藤エミ選手)

(今節最若手の土屋南選手は連絡みゼロと試練の一節に。
 来年の第3回大会は地元児島での開催だけに、
 一年後のリベンジをファンを待っています)

(山本宝姫選手も今節は連絡みなしの厳しい一節に。
 それでも予備1位からの繰り上がりで得た
 記念初出場の機会は貴重な経験となったことでしょう。
 次節の地元下関オールレディースで大暴れしてほしいところです)

(守屋美穂選手は4R2着で待ちに待った今節初連絡み。
 低勝率機に散々泣かされた一節に別れを告げ、
 次節の下関オールレディースで鬱憤を晴らしてくれるはずです)

(喜多須杏奈選手は今節白星こそなかったものの、
 3着5本で舟券を盛り上げる存在に)

(倉持莉々選手は1Rで道中接戦を制して1着。
 今節は節間4勝をあげ、節間トップタイムも出す活躍に。
 今期勝率は今節開始前の6.13から6.23までアップ。
 B1からA1への飛び級がますます現実味を帯びてきました)

(水口由紀選手は2Rをイン逃げで快勝。
 今節は地元滋賀勢3人のうち2人がFと残念な結果でしたが、
 最後に水口選手が待望の今節初白星で溜飲を下げてくれました)

(豊田結選手は3/13~18の福岡ほぼオール女子戦に
 急遽追加斡旋が入りました。中0日で明日が前検日です)


(津田裕絵選手は3Rイン逃げで今節2勝目)

(廣中智紗衣選手は4Rをイン逃げで制して今節2勝目。
 2日目から展示一番時計7連発をマークするなど、
 地区選Vモーター51号機で沸かせてくれた一節でした)



(西村歩選手は5R3コース差しで1万2020円、
 原田佑実選手は10R2コースまくりで1万5700円を提供。
 今日は大阪勢が高配当の使者となりました。
 結局今節は3連単万舟17本で昨年より6本多い数字に)

(樋口由加里選手は6Rイン逃げで今節3勝目)

(海野ゆかり選手は7Rイン逃げで今節3勝目。
 次節は浜名湖SGボートレースクラシックに出場。
 昨年のクラシック以来となる1年ぶりのSG参戦です)

(小野生奈選手は11R3コース差しで待望の今節初白星。
 次節は浜名湖SGボートレースクラシックに出場。
 通算9回目のSG参戦でクラシック初出場です)

(日高逸子選手は8R3コースまくり差しで意地の今節2勝目)

(竹井奈美選手は9Rイン逃げでデビュー通算399勝目
 8月のオールレディースで海野選手が優勝したモーター43号機で、
 4日目以降は3・2・1・1着と底力を見せました。
 明日からF休みに入り、復帰は4/13~16の平和島一般戦です)

 

 

なおコメント欄にてwagnarさんから頂いたご質問ですが、
記念レース(GⅡ以上)初1着を今節マークした選手は、
深川麻奈美選手、島田なぎさ選手、清埜翔子選手、
小池礼乃選手、向井田真紀選手、倉持莉々選手、
瀧川千依選手、薮内瑞希選手です。

 

坂咲友理選手、喜多須杏奈選手、山本宝姫選手、
土屋南選手は次回以降に持ち越しとなっています。

 

 


さて今日のレース結果は、

 

1R ①倉持 莉々 1コース抜き
2R ①水口 由紀 1コース逃げ
3R ①津田 裕絵 1コース逃げ
4R ①廣中智紗衣 1コース逃げ
5R ③西村  歩 3コース差し (3連単12020円)
6R ①樋口由加里 1コース逃げ
7R ①海野ゆかり 1コース逃げ
8R ③日高 逸子 3コースまくり差し
9R ①竹井 奈美 1コース逃げ
選抜戦10R ②原田 佑実 2コースまくり (3連単15700円)
選抜戦11R ③小野 生奈 3コース差し (3連単11520円)
優勝戦12R ①中村 桃佳 1コース逃げ

 

【今節上がりタイムベスト5】
1 倉持 莉々 1:46.5(2日目2R)
2 薮内 瑞希 1:47.5(5日目2R)
3 遠藤 エミ 1:47.6(初日12R)
4 山川美由紀 1:47.7(2日目4R)
5 遠藤 エミ 1:47.8(4日目10R)
5 中村 桃佳 1:47.8(2日目1R)

 

【今節の部品交換状況】
日高 逸子 ②リング3本、③キャリアボデー、③電気一式、④電気一式、⑥リング2本
谷川 里江 ②ピストン2個、③キャリアボデー・電気一式
岸  恵子 ①リング4本
中谷 朋子 ①新プロペラ
宇野 弥生 ①新プロペラ、②リング1本
平田さやか ⑤リング1本・キャブレター、⑤リング1本
落合 直子 ④リング2本
藤崎小百合 ③リング1本
西村美智子 ③電気一式
平高 奈菜 ③リング1本
守屋 美穂 ①キャリアボデー、②シリンダ、④電気一式、⑤電気一式
樋口由加里 ③キャリアボデー、④電気一式
浜田亜理沙 ③キャブレター、④キャブレター
竹井 奈美 ②リング1本、④キャブレター
清埜 翔子 ③リング1本
中村 桃佳 ①電気一式
(※○内の数字はシリーズ○日目。青字は準優組、赤字は優出組)

 

【今節支部別1着回数】
福岡支部 15勝(日高②、藤崎②、川野②、深川②、竹井②、小池②、大山千②、小野生①)
香川支部 12勝(中村桃⑤、山川④、平高②、西村美①)
東京支部 7勝(倉持④、廣中②、平田①)
大阪支部 7勝(原田③、西村歩②、五反田①、落合①)
滋賀支部 5勝(遠藤③、水口①、香川①)
愛知支部 4勝(水野②、谷川①、宇野①)
岡山支部 4勝(樋口③、薮内①)
広島支部 4勝(海野③、向井田①)
埼玉支部 3勝(島田①、清埜①、瀧川千①)
福井支部 3勝(今井美③)
群馬支部 2勝(松本②)
兵庫支部 2勝(中谷②)
山口支部 2勝(津田②)
静岡支部 1勝(長嶋①)
三重支部 1勝(山下友①)
徳島支部 0勝

 

【今節コース別1着回数】
1コース 33勝(逃げ29、抜き4) ※イン1着率46%
2コース 8勝(差し6、まくり1、恵まれ1)
3コース 15勝(まくり差し7、まくり5、差し3)
4コース 10勝(まくり3、抜き3、差し2、まくり差し1、恵まれ1)
5コース 5勝(まくり2、差し2、まくり差し1)
6コース 1勝(まくり差し1)

 

 

 


さっそく話題は優勝戦へ。



(①中村選手と大山選手)


(今期勝率は今節開始前の5.47から5.66まで上がり、
 A2級復帰がはっきり見えてきた⑤水野選手)


(12年びわこ女子リーグは4コース抜きで優勝した③藤崎選手。
 今節もセンターから見せ場を作るのか注目に)


(⑥長嶋選手はデビュー通算91回目の優出。
 91期の長嶋選手に勝利の女神がほほ笑むでしょうか)


(②山川選手のモーターは2連対率29位の66号機。
 これが使用22節目でようやく初優出となっています)


(④細川選手は女子ビッグレース最近5大会で4優出の活躍)

(①中村選手)


(次節は地元浜名湖でのボートレースクラシックで
 SG優出への期待が高まりそうな⑥長嶋選手)


(前節の芦屋男女ダブル戦4着に続く2節連続優出の②山川選手)

(自身初の2節連続Vを狙う③藤崎選手)

(2連対率52位のワースト19号機で勝ち上がってきた④細川選手)


(びわこ出場2節目で当地初優出を飾った⑤水野選手)

 

 

 

というわけで迎えた優勝戦の時間。

 

【優勝戦12R出走表】
①中村 桃佳 (4位、優出16回目、優勝4回、記念2優出)
②山川美由紀 (24位、優出342回目、優勝77回、記念19優出5V)
③藤崎小百合 (30位、優出46回目、優勝5回、記念初優出)
④細川 裕子 (34位、優出62回目、優勝9回、記念6優出)
⑤水野 望美 (39位、優出6回目、優勝0回、記念初優出)
⑥長嶋 万記 (2位、優出91回目、優勝26回、記念7優出)
(※カッコ内の順位はファン投票順位)

 

 

コンディションは追い風2m、波高4cm、
気温11℃、天候:晴れ。

 

西陽を浴びながらの頂上決戦となりました。

 

 

進入は①②③/④⑤⑥で枠なりの3対3。

 

STは内からコンマ12、13、20/35、35、38
内2艇が好スタートで他艇を置き去りにしました。

 

1マークは①中村選手が先マイし、
②山川選手が2コースから差す展開に。

 

②山川選手の舳先が一瞬入りかけたようにも見え、
ピット内では「あっ!」「差さった?」と声もあがりましたが、

 

 

ターンの出口から加速していった①中村選手が、
バック直線で2艇身ほどリード。

 

 

2マークを先取りして後続を引き離し、
一気に独走態勢を築きました。

 


【優勝戦12R結果】
1着 ①中村 桃佳 1コース ST.12
2着 ③藤崎小百合 3コース ST.20
3着 ②山川美由紀 2コース ST.13
4着 ⑤水野 望美 5コース ST.35
5着 ④細川 裕子 4コース ST.35
6着 ⑥長嶋 万記 6コース ST.38
決まり手=逃げ
2連単①③ 720円(3番人気)
3連単①③② 2160円(9番人気)

 


 

 

2番手争いは接戦を制した③藤崎選手が先着。

 

ちなみに1~6着は①③②⑤④⑥という並びで、
奇遇にも昨年の優勝戦とまったく同じ結果となりました。
(※参照、https://ameblo.jp/womenleague-cafe/entry-12253724643.html

 

 

 


③藤崎選手は記念初優出で2着の準V。
女子賞金ランキング2位でこの大会を迎え、
準Vの賞金200万円を上積みする上々の結果に。
クイーンズクライマックス初出場に向けて
大きく一歩前進する大会となりました。

 


②山川選手は2コース差しがあと一歩届かず。
3着に終わって大会2連覇はなりませんでした。
それでも前回覇者として大きな注目を集めるなか、
存分に魅せてくれた一節でした。

 


⑤水野選手は5コースから4着。
GⅡでのデビュー初Vはなりませんでした。

 


④細川選手はスタートで攻め切れず無念の5着。
ただオーシャンカップの選考ポイントを27点に伸ばし、
SG初出場へ当確ランプを灯しています。

 


⑥長嶋選手は6コースから展開なく6着。
オーシャンカップの選考ポイントは22点にとどまり、
4月のGⅡ常滑MB大賞が勝負駆けになってきそうです。

 

 

 


 


そして勝った中村選手は3周を走り終えると、
二度三度とガッツポーズを見せながらピットに帰還。

 

ウィニングランではレスキュー艇から
身を乗りださんばかりに手を振って
ファンの歓声に応えている姿がありました。

 

 

中村選手は優出16回目で優勝5回目

 

【中村桃佳選手 優出歴】
16年1月 大村男女ダブル戦(4着)
16年1月 下関一般戦(優勝)
16年5月 唐津一般戦(5着)
16年7月 桐生ヴィーナスシリーズ(4着)
16年8月 下関男女ダブル戦(2着)
16年10月 桐生オールレディース(2着)
16年11月 津オールレディース(5着)
17年3月 芦屋一般戦(2着)
17年5月 平和島ヴィーナスシリーズ(3着)
17年6月 桐生男女ダブル戦(優勝)
17年10月 戸田ヴィーナスシリーズ(5着)
17年10月 三国男女ダブル戦(優勝)
17年11月 下関GⅡレディースチャレンジカップ(6着)
17年12月 丸亀オールレディース(転覆)
17年12月 児島オールレディース(優勝)
18年3月 びわこGⅡレディースオールスター(優勝)

 

記念レースは優出2回目で初優勝となりました。

 

 

今節は6・1・1・1・2・3・①・①着。

 

ファン投票で1万0035票を集めて堂々の4位に入り、
レディースオールスター初出場を果たすと、

 

初日ドリーム戦こそ6着に終わったものの、
2日目からはオール3連対の快走。

 

予選を2位で通過して準優・優勝戦をイン逃げで制し、
2代目"春の女王"の座につきました。

 

25歳1カ月での女子ビッグレース制覇は、
98年三国レディースチャンピオンの本部めぐみ選手(24歳4カ月)、
99年尼崎レディースチャンピオンの横西奏恵さん(24歳8カ月)に次ぐ
3番目の年少記録となっています。

 

 

これで優勝賞金400万円を獲得し、
もちろん女子賞金ランキング首位に浮上。

 

クイーンズクライマックス初出場を目指すうえでも
大きな価値ある優勝となりました。

 

また今期勝率は今節開始前の6.60から6.81へ上昇。
3期ぶりのA1級復帰は間違いないでしょう。

 

8月の丸亀SGボートレースメモリアルへ
地元施行者推薦されるチャンスも出てきたのではないでしょうか。

 

 

今後の出場予定は、
下関オールレディース(3/15~20)
宮島ヴィーナスシリーズ(3/24~29)
津一般戦(4/3~6)
徳山一般戦(4/17~22)

 

次節は休む暇なく中2日で下関へ転戦。

 

下関といえばデビュー初Vを飾った水面であり、
昨年のレディースチャレンジカップで
記念初優出もマークした好相性水面。

 

GⅡ覇者として一段と大きな注目が集まるなか、
V候補筆頭格としてどんな戦いを見せるのか楽しみです。

 


中村選手、おめでとうございました。

 

 


【GⅡレディースオールスター 歴代優勝者】
第1回 17年 山川美由紀(香川)
第2回 18年 中村 桃佳(香川)


なお今節の売上は55億3857万9200円で、
昨年(55億0659万7500円)より
約3200万円ほど上昇という結果に。

 

準優で2億円以上の返還があったのも響き、
目標の57億円には届きませんでした。

 

 

 


ではこれにてびわこレディースオールスター@cafeは終了。

 

次回の更新予定は4日後の木曜日、
3月15日開幕の下関オールレディースです。

 

現時点での出場予定メンバー(支部別)は、

 

群馬 松本★、島倉
埼玉 安達
東京 長田、栢場、廣中★、平田★、稲生、中澤、伊藤葵、寺島、白石有
静岡 
愛知 谷川★、細川★、出口、中北
三重 鈴木祐、篠木、塩崎
福井 加藤奈、西橋
滋賀 孫崎
大阪 落合★、原田
兵庫 
徳島 
香川 中村桃
岡山 福島、赤澤、守屋★、樋口★、土屋南★
広島 渡邉千、實森
山口 片岡、向井、津田★、山本宝★
福岡 鳥居、大橋栄、深川★、渡邉優、中川、大山千★、戸敷
佐賀 小芦
長崎 池田紫
(※赤字はA1級、青字はA2級、★はレディースオールスター出場組)

 

レディースオールスターからの転戦組が15人。
優出メンバーから中村選手と細川選手も登場します。

 

全国各場を回ってきた17年度オールレディースも
いよいよ下関が24場目、最終戦です。

 

年度末の下関ナイター決戦をお楽しみに。

 

 

 

 

【'18 女子賞金ランキング】 (3/11現在)
1↑中村 桃佳 8,789,000円(1優出1V)
2 藤崎小百合 8,396,000円(2優出1V)
3↓日高 逸子 6,596,000円(4優出)
4↑長嶋 万記 6,557,000円(3優出1V)
5↑細川 裕子 6,404,000円(3優出)
6↓松本 晶恵 6,256,000円(4優出1V)
7↓遠藤 エミ▽6,182,000円(1優出1V)
8↑海野ゆかり 5,749,000円(1優出)
9↑小野 生奈 5,741,000円(1優出)
10↓落合 直子 5,729,000円(2優出)
11↓竹井 奈美▼5,722,000円(1優出)
12↓津田 裕絵 5,607,000円(1優出1V)
13↑山川美由紀 5,395,000円(2優出)
14↓中谷 朋子 4,900,000円(2優出)
15↓香川 素子▽4,802,000円(2優出1V)
16↑廣中智紗衣 4,637,000円(1優出)
17↑水野 望美 4,632,000円(3優出)
18↓平高 奈菜▼4,479,000円(1優出)
19↓五反田 忍 4,405,000円
20↓今井 美亜▽4,375,000円(2優出)

(※昨日より順位が上がった選手は↑、下がった選手は↓。
 ▼はF休み中、▽はF休み未消化)

 


【F休み中の女子レーサー】
淺田千亜希 2/15~3/16
清水さくら 2/18~3/19
金田 幸子 2/22~3/23
芦村 幸香 2/22~3/23
下野 京香 1/23~3/23(F2、60日間)
土屋 千明 2/26~3/27
垣内 清美 2/27~3/28
竹野 未華 3/1~3/30
喜多那由夏 3/2~3/31
清水 沙樹 3/2~3/31
宇野 弥生 3/12~4/10
浜田亜理沙 3/12~4/10
竹井 奈美 3/12~4/10
小池 礼乃 3/12~4/10
田口 節子 1/15~4/14(F2、90日間)
末武里奈子 1/29~4/28(F2、90日間)
山下 友貴 3/12~6/9(F2、90日間)
平高 奈菜 3/12~9/7(F3、180日間)

 

【F休み未消化の女子レーサー】
藤原 菜希 3/13~4/11
来田 衣織 3/13~4/11
倉田 郁美 3/19~4/17
土屋  南 3/21~4/19
松瀬 弘美 3/22~4/20
今井 美亜 3/22~4/20
島田なぎさ 3/22~4/20
岸  恵子 3/30~4/28
加藤  綾 3/30~4/28
原田 佑実 3/30~4/28
西岡 育未 3/30~4/28
池田 紫乃 4/3~5/2
香川 素子 4/7~5/6
瀧川 千依 4/7~5/6
大山 千広 4/7~5/6
間庭 菜摘 4/7~5/6
山下 夏鈴 4/10~5/9
佐々木裕美 4/20~5/19
遠藤 エミ 5/28~6/26
 

【女子レース斡旋停止】
藤原 菜希 4/12~10/11(6カ月間)
今井 美亜 4/21~10/20(6カ月間)
大山 千広 5/7~8/6(3カ月間)
遠藤 エミ 6/27~9/26(3カ月間)
平高 奈菜 9/8~12/7(3カ月間)