江戸川オールレディース
シリーズ最終日を迎えました。




(あいにくの雨模様のなか迎えた最終日。
 夕方になると照明も灯ってナイターのような雰囲気に)

(五反田忍選手が2コースまくりと5コースまくりで今日2連勝。
 今日一日で33万円の大きな上積みに成功し、
 レディースチャレンジカップ出場へまだまだ望みをつないでいます)

(笠野友紀恵選手は6Rで道中ごぼう抜きの強烈な1着。
 26号機のパワーを引き出して存分に魅せてくれた一節でした)

(森岡真希選手は4R2コースまくりで今節3勝目)

(倉持莉々選手は8R道中逆転で待望の今節初白星。
 前節多摩川に続いての最終日1着となっています)

(稲生夏季選手は9Rをイン逃げで快勝。
 F2を抱えながら2勝をあげて奮闘が光った一節でした)

(平田さやか選手は11R4コースまくり差しで今節5勝目。
 これで東京支部は節間合計12勝となり、
 支部別トップの白星をあげる活躍でした)

(事故率が高い影響で近況はダッシュ一本で戦っている大橋由珠選手。
 今日3着3着の活躍で4節ぶりの連絡みに)

(今節が江戸川初参戦だった菅野はやか選手。
 04年5月のデビューから約13年5カ月で
 ようやく全24場出場となっています)


(今節デビュー初1着を目指していた白石有美選手、
 森下愛梨選手、田中博子選手は残念ながら白星ならず。
 ちなみに"初1着水神祭が江戸川"という現役女子選手はゼロです)


(津→多摩川→戸田→江戸川と中0日での4節連続出場だった
 前田紗希選手と勝浦真帆選手の2人。
 9月18日からの27日間連続出勤がようやく終わりました。
 次節は前田選手が中8日で10/24からの児島一般戦、
 勝浦選手は中2日で10/18からの常滑オールレディースです)






 

さて今日のレース結果は、

 

1R ①大山 博美 1コース逃げ
2R ①茶谷  桜 1コース逃げ
3R ②五反田 忍 2コースまくり
4R ②森岡 真希 2コースまくり
5R ⑥笠野友紀恵 6コース抜き (3連単11250円)
6R ②潮田 浩子 2コースまくり (3連単28180円)
7R ⑤大瀧明日香 5コースまくり
8R ②倉持 莉々 2コース抜き
9R ①稲生 夏季 1コース逃げ
選抜戦10R ⑤五反田 忍 5コースまくり (3連単10440円)
選抜戦11R ④平田さやか 4コースまくり差し
優勝戦12R ①佐々木裕美 1コース逃げ


 

【今節上がりタイムベスト5】
1 佐々木裕美 1:49.9(5日目12R)
2 佐々木裕美 1:50.5(最終日12R)
2 平田さやか 1:50.5(最終日11R)
4 岸  恵子 1:50.8(5日目11R)
5 平田さやか 1:51.2(5日目7R)

 

【今節の部品交換状況】
宮本 紀美 ④リング4本
日高 逸子 ①リング3本、④リング1本、⑤リング3本、⑥ピストン2個
勝浦 真帆 ⑤リング1本
(※○内の数字はシリーズ○日目。赤字は優出組)

 

【今節支部別1着回数】
東京支部 12勝(平田⑤、栢場③、稲生②、松村①、倉持①)
徳島支部 10勝(岸⑤、岩崎④、坂田①)
岡山支部 9勝(田口⑤、森岡③、福島①)
静岡支部 8勝(三浦④、千葉②、松瀬①、池田明①)
山口支部 8勝(佐々木⑦、片岡①)
愛知支部 6勝(笠野③、大瀧③)
広島支部 5勝(海野③、角②)
滋賀支部 4勝(茶谷③、香川①)
大阪支部 4勝(五反田④)
福岡支部 4勝(鳥居①、日高①、大山博①、武藤①)
福井支部 2勝(潮田②)




 


さっそく話題は優勝戦へ。



(①佐々木裕美選手と④田口節子選手の優勝戦同走は、
 4月の徳山オールレディース以来で通算8回目に)

(4日後の10月18日が誕生日の②岸恵子選手。
 ちなみに①佐々木選手は10月2日、⑥日高選手は10月7日です)

(昨年の江戸川オールレディースは長嶋万記選手が優勝。
 静岡勢による連覇の期待がかかる⑤三浦永理選手)

(④田口節子選手は今日の時点で今期勝率が7.83。
 6期ぶり5回目の女子勝率1位がほぼ確定です)

(③岩崎芳美選手は次節が10/30からの鳴門男女ダブル戦。
 地元でV獲りの期待が高まります)

(⑥日高逸子選手は今日も本体整備を行ない、
 ピストン2個の交換に着手)

(7月の江戸川ヴィーナスシリーズは山下友貴選手が優勝。
 オールレディースも静岡勢の⑤三浦永理選手が制するのか)

(④田口節子選手は次節が10/24からの平和島ボートレースダービー。
 14年のオールスター以来、約3年ぶりのSGに臨みます)

(①佐々木裕美選手)



 


というわけで迎えた優勝戦の時間。

 

【優勝戦12R出走表】
①佐々木裕美 (優出62回目、優勝5回)
②岸  恵子 (優出70回目、優勝9回)
③岩崎 芳美 (優出114回目、優勝20回、江戸川1V)
④田口 節子 (優出155回目、優勝50回、江戸川1V)
⑤三浦 永理 (優出113回目、優勝33回)
⑥日高 逸子 (優出326回目、優勝72回)


 

 

コンディションは向かい風3m、波高3cm、
気温16℃、天候:くもり。

 

流速は下げ潮50cmで、
"向かい風・向かい潮"の水面で決戦の幕が開きました。


 

進入は①②③/④⑤⑥で枠なりの3対3。

 

STは内からコンマ11、14、25/25、22、31

 

①佐々木選手がインからコンマ11のトップスタートで先制。
これで勝負はほぼ決しました。

 

快速パワーで悠々と1マークを先マイした①佐々木選手は、


 

バック直線に出ると4艇身ほどのリードを奪って独走。


 

まくらせず差させずの圧勝劇を演じ、
これで近況イン11連勝に。

 

今日も隙のない鉄壁ぶりでした。


 

【優勝戦12R結果】
1着 ①佐々木裕美 1コース ST.11
2着 ②岸  恵子 2コース ST.14
3着 ③岩崎 芳美 3コース ST.25
4着 ⑥日高 逸子 6コース ST.31
5着 ④田口 節子 4コース ST.25
6着 ⑤三浦 永理 5コース ST.22
決まり手=逃げ
2連単①② 330円(1番人気)
3連単①②③ 1240円(3番人気)


 


 

勝った佐々木選手は通算6回目の優勝。

 

12年若松女子リーグ以来となる
約5年6カ月ぶりの栄冠を手にしました。

 

【佐々木裕美選手 優勝歴】
03年5月 唐津女子リーグ
08年7月 三国女子リーグ
09年1月 浜名湖一般戦
11年9月 浜名湖オール女子戦
12年4月 若松女子リーグ
17年10月 江戸川オールレディース


 

オールレディースは10回目の優出で初優勝。

 

オールレディース開幕から通算86節目で
ついに初めて山口支部に優勝旗が渡りました。

 

【オールレディース 支部別優勝回数】
岡山支部 19回(寺田⑫、田口④、守屋①、樋口①、喜井①)
静岡支部 14回(長嶋⑥、三浦⑥、池田浩②)
愛知支部 7回(谷川⑤、大瀧②)
大阪支部 7回(鎌倉③、高橋淳②、五反田②)
滋賀支部 6回(遠藤③、香川②、水口①)
群馬支部 5回(松本④、櫻本①)
広島支部 5回(海野⑤)
兵庫支部 4回(中谷④)
徳島支部 4回(岸②、新田芳①、淺田①)
香川支部 4回(山川③、平山①)
福岡支部 4回(日高①、小野生①、竹井①、大山千①)
埼玉支部 3回(中里②、島田①)
東京支部 2回(永井②)
山口支部 1回(佐々木①)
長崎支部 1回(池田紫①)
三重支部 0回
福井支部 0回
佐賀支部 0回

 

8月のSGボートレースメモリアルで寺田祥選手が優勝し、
10月のGⅠ下関周年では白井英治選手が優勝するなど、
近況勢いに乗っている山口支部。

 

先日の戸田ヴィーナスシリーズでは
津田裕絵選手が優勝戦1号艇に乗っており、
女子戦線にも"山口旋風"の流れがやってきている印象です。

 

 

今節の佐々木選手は1・1・5・1・1・1・①・①着
8戦7勝のピンラッシュを演じる快進撃。

 

2連対率3位のモーター22号機を引き当て、
前検タイム2位タイとさっそく好気配を見せると、
8走で7本の展示一番時計を出す快速ぶりで他を圧倒。

 

優勝戦でも2位にコンマ08の大差をつける
ぶっちぎりの展示トップタイムでした。

 

2コースまくり、3コース抜き、5コースまくり差し、
イン逃げ、4コースまくり、イン逃げ、イン逃げ
と、
6コース以外すべてで1着を奪う圧巻の内容。

 

いつでも、どこからでも、どんな展開でも勝てる、
そんな印象を抱かせるほどの強烈な走りでした。


 

この活躍で今期勝率は今節開始前の5.90から
一気に6.12まで急上昇。

 

今日の時点でA1級ボーダーは6.15あたりとなっており、
17期ぶりのA1級昇格も狙える状況になってきました。


 

今後の出場予定は、
丸亀一般戦(10/20~23)
唐津オールレディース(10/30~11/4)
平和島ほぼオール女子戦(11/15~20)


昨年は10月に児島オールレディース(優出5着)、
桐生オールレディース(優出6着)、
三国オールレディース(優出5着)と
3節連続優出の活躍を見せていた佐々木選手。

 

今年も秋戦線で主役の一人となるのか注目したいところです。


佐々木選手、おめでとうございました。



 

【江戸川女王決定戦 歴代優勝者】
12年度 新田 芳美
13年度 浜田亜理沙
14年度 田口 節子
15年度 中里 優子
16年度 長嶋 万記
17年度 佐々木裕美

 

なお今節は節間スタート無事故で返還ゼロを達成。

 

オールレディースでのスタート無事故は8月尼崎以来で6戦ぶり、
返還ゼロは5月大村以来で10戦ぶりとなっています。




 


ではこれにて江戸川オールレディース@cafeは終了。

 

次回の更新予定は4日後、
10月18日開幕の常滑オールレディースです。

 

現時点での出場予定メンバー(支部別)は、

 

群馬 久保田、蜂須
埼玉 中里、島田、清埜
東京 小神野、長田、○渡辺千、宮本、平田、藤原、大橋由
静岡 池田浩三浦、鈴木成
愛知 鵜飼、谷川大瀧細川水野、深見、出口、清水さ、中北
三重 垣内、本部
福井 
滋賀 孫崎
大阪 
兵庫 
徳島 
香川 山川平高
岡山 金田、赤澤、守屋、勝浦
広島 海野、向井田
山口 向井
福岡 藤田、犬童、川野、深川、坂本、真子、渡邉優
佐賀 
長崎 池田紫
(※赤字はA1級、青字はA2級)

 

海野選手、岸選手、大瀧選手、三浦選手、平田選手など
江戸川から中2日で転戦する選手もちらほら。

 

またレディースチャレンジカップ出場圏内にいる20人のうち
ちょうど半分の10人もが参戦する大一番です。

 

秋の常滑決戦をお楽しみに。




 


【'17 女子賞金ランキング】 (10/14現在)
(※カッコ内は10月中の出場予定。
 略称はA:オールレディース、W:男女ダブル戦)

1 小野 生奈 33,961,000円☆(10/14~尼崎、10/24~三国W)
2 長嶋 万記 32,625,500円☆(10/14~桐生G1、10/24~平和島SG)
3 遠藤 エミ 30,434,500円☆(10/14~桐生G1、10/24~平和島SG)
4 松本 晶恵 26,043,000円☆(10/14~桐生G1、10/30~唐津A)
5 寺田 千恵 25,586,400円 (10/24~平和島SG)
6 山川美由紀 24,461,500円 (10/18~常滑A、10/30~鳴門W)
7 細川 裕子 24,051,000円 (10/18~常滑A、10/30~唐津A)
8 川野 芽唯 23,253,840円 (10/18~常滑A、10/30~唐津A)
9 平高 奈菜 23,065,900円 (10/18~常滑A、10/30~唐津A)
10 海野ゆかり 22,913,500円 (10/18~常滑A)
11 樋口由加里 21,941,900円☆(10/12~福岡、10/24~三国W)
12 田口 節子 21,544,200円 (10/24~平和島SG)
――――――――クイーンズクライマックスボーダー――――――――
13 中谷 朋子▼21,095,900円 (※チャレカF休み)
14 三浦 永理 21,088,340円 (10/18~常滑A)
15 日高 逸子 20,363,400円 (10/24~三国W)
16 竹井 奈美 19,010,000円 (10/24~三国W)
17 岸  恵子 18,957,500円 (10/18~常滑A、10/30~鳴門W)
18↑大瀧明日香 18,467,000円 (10/18~常滑A、10/30~唐津A)
19↓山下 友貴 18,380,900円 (10/20~下関)
20↓谷川 里江 18,342,200円 (10/18~常滑A、10/30~唐津A)
21 守屋 美穂 17,642,000円 (10/18~常滑A)
――――――――レディースチャレンジカップボーダー―――――――
22 今井 美亜▼17,626,500円 (※チャレカF休み)
23 落合 直子▼17,470,670円
24 藤崎小百合▼17,247,500円
25 五反田 忍 17,232,000円 (10/20~津、10/30~鳴門W)
26 中村 桃佳 16,854,000円☆(10/12~福岡、10/24~三国W)
27 水口 由紀 16,104,000円☆(10/14~芦屋、10/24~三国W)
28↑平田さやか 15,343,000円 (10/18~常滑A、10/30~唐津A)
29 宇野 弥生 15,305,500円☆(10/14~芦屋、10/24~三国W)
30↓金田 幸子 15,197,000円 (10/18~常滑A)

38 佐々木裕美 14,017,000円 (10/20~丸亀、10/30~唐津A)
(※☆は他場出場中。
 昨日より順位が上がった選手は↑、下がった選手は↓。
 ▼はF休み中、▽はF休み未消化)

 

※レディースチャレンジカップの出場枠は上位20人ですが、
 すでにF休み確定の選手がいるため、
 現在のボーダーは21位となっています。


 

【F休み中の女子レーサー】
中谷 朋子▼9/19~10/18、10/24~12/22(F2、60日間)
小池 礼乃 9/19~10/18
西岡 育未 9/19~10/18
安井 瑞紀 9/23~10/22
新田 有理 9/26~10/25
西村美智子 9/28~10/27
道上 千夏 9/30~10/29
田村 美和 10/2~10/31
佐藤 享子 10/2~10/31(L)
落合 直子▼10/9~11/7
藤崎小百合▼10/9~11/7
篠木亜衣花 10/9~11/7
竹野 未華 10/9~11/7
大豆生田蒼 10/9~11/7
油浦 ゆみ 9/19~11/17(F2、60日間)
渡邉真奈美 8/31~11/28(F2、90日間)
深尾 巴恵 10/13~12/11(F2、60日間)
赤井  睦 10/15~12/13(F2、60日間)
今井 美亜▼9/25~12/23(F2、90日間)
富樫 麗加 8/31~2/26(F3、180日間)
村上 奈穂 10/2~2/28(F3、150日間)
(※▼は女子賞金ランキング30位以内)

 

【F休み未消化の女子レーサー】
池田 紫乃 10/24~11/22
孫崎 百世 10/24~12/22(F2、60日間)
實森 美祐 10/30~11/28
鳥居 智恵 11/5~12/4
垣内 清美 11/5~12/4
高田ひかる 11/5~12/4
寺島 美里 11/5~1/3(F2、60日間)
関野  文 11/5~12/4
高橋 淳美 11/11~12/10
角 ひとみ 11/11~2/8(F2、90日間)
福島 陽子 11/11~12/10
稲生 夏季 11/17~1/15(F2、60日間)
深見亜由美 11/17~1/15(F2、60日間)
中北  涼 11/17~12/16
西橋 奈未 11/17~12/16
若狭奈美子 11/23~1/21(F2、60日間)

 

【女子レース斡旋停止】
永井 聖美 7/29~1/28(6カ月間)



 

福岡一般戦(10/12~16)は3日目。

 

中村桃佳選手は2Rで5コース差しを決めるなど、
5・1・4・1・2着で得点率9位につける活躍。

 

出口舞有子選手は8Rで2コース差しを決め、
デビュー通算4勝目をマークしています。


(出口舞有子選手。写真は6/3常滑)

 

尼崎一般戦(10/14~17)が今日スタート。

 

堀之内紀代子選手が2着3着、
小野生奈選手が3着3着の発進となっています。


(堀之内紀代子選手。写真は8/2芦屋)

 

芦屋一般戦(10/14~19)も今日開幕。

 

宇野弥生選手が3Rでイン逃げを決めて
白星スタートとなっています。


(宇野弥生選手。写真は6/5常滑)

 

GⅠ桐生周年(10/14~19)も今日スタート。

 

松本晶恵選手が1Rでイン逃げを決めるなど、
初日1着2着で得点率6位の好発進を見せています。


(松本晶恵選手。写真は8/2芦屋)

 

各地の混合戦などで奮闘中の女子レーサーにも
ぜひご注目ください。