津オールレディース
いよいよ最終日を迎えました。


(津は来年で開設65周年を迎えます)


 

今日のレース結果は、

 

1R ①垣内 清美 1コース逃げ
2R ③落合 直子 3コースまくり差し
3R ①深川麻奈美 1コース逃げ
4R ②日高 逸子 2コースまくり
5R ①金田 幸子 1コース逃げ
6R ①池田 浩美 1コース逃げ
7R ①中里 優子 1コース逃げ
8R ①谷川 里江 1コース逃げ
9R ①藤崎小百合 1コース逃げ
選抜戦10R ①加藤  綾 1コース逃げ
選抜戦11R ④谷川 里江 4コース抜き
優勝戦12R ①淺田千亜希 1コース抜き


 

【今節上がりタイムベスト5】
1 山川美由紀 1:48.5 (2日目8R)
2 淺田千亜希 1:48.6 (3日目10R)
2 垣内 清美 1:48.6 (2日目12R)
4 淺田千亜希 1:48.8 (5日目12R準優)
4 日高 逸子 1:48.8 (2日目6R)

 

【今節の部品交換状況】
鳥居 智恵 ②リング2本、③リング1本
柳澤 千春 ③リング1本
登 みつよ ⑤新プロペラ
道上 千夏 ③リング1本
中里 優子 ⑤新プロペラ
太田 雅美 ③新プロペラ
森脇まどか ①電気一式
池田 浩美 ②リング1本、③新プロペラ
藤崎小百合 ②ギヤケース、③キャブレター
川野 芽唯 ②ギヤケース、③リング2本
櫻本あゆみ ②リング1本
坂田 麻衣 ⑥キャブレター
向井田真紀 ⑤新プロペラ
中川 りな ③キャブレター、⑤ギヤケース
清水さくら ⑥新プロペラ
(※○内の数字はシリーズ○日目。青字は準優組)

 

【今節支部別1着回数】
福岡支部 12勝(日高④、深川③、藤崎②、鳥居①、藤田①、中川①)
三重支部 10勝(高田ひ④、垣内③、加藤綾③)
愛知支部 7勝(谷川⑦)
徳島支部 7勝(淺田⑦)
静岡支部 6勝(池田浩④、倉田②)
香川支部 6勝(山川⑤、中村①)
岡山支部 6勝(金田④、赤澤②)
広島支部 5勝(海野⑤)
大阪支部 3勝(落合②、五反田①)
埼玉支部 2勝(中里②)
東京支部 2勝(橋谷田①、櫻本①)
滋賀支部 2勝(水口②)
兵庫支部 2勝(中谷②)
山口支部 1勝(片岡①)
長崎支部 1勝(池田紫①)







 

さっそく話題は優勝戦へ。

 

まずは優出メンバーの今日の様子を写真で。


3R発売中に試運転艇が転覆するアクシデントが起こり、
ズブ濡れで戻ってきたのはなんとシリーズリーダー。
幸いケガはなかった様子で、しきりに苦笑いしながら
ピットに帰ってきた①淺田千亜希選手でした。


今年6コースは37戦0勝。
大外枠を克服して優勝を狙いたい⑥中村桃佳選手。


次節のレディースチャレンジカップに向けて
ここで弾みをつけたい②海野ゆかり選手。


14年に続いて津オールレディースは
2回目の優出となった⑤水口由紀選手。


今日はマスク率高めだった香川支部勢。


椎名豊選手と和田拓也選手に続く
113期から3人目の優勝を狙う③高田ひかる選手。
オールレディースでのデビュー初Vとなれば
14年唐津での櫻本選手以来で2人目の記録に。


4R発売中、転覆整備をする①淺田千亜希選手と
隣で見守る⑥中村桃佳選手。


前期勝率6.22で勝負駆けに成功して
4期ぶりのA1級復帰を決めた⑤水口由紀選手。
今期は2節連続優出と幸先良い滑り出しに。


転覆整備が終わり、再始動する①淺田千亜希選手。


23歳の⑥中村桃佳選手、22歳の③高田ひかる選手。
若い力がV争いを盛り上げてくれました。


9R発売中、足合わせする①淺田千亜希選手と②海野ゆかり選手。


9R発売中、足合わせする③高田ひかる選手と⑥中村桃佳選手。


プロペラ調整に向かう⑥中村桃佳選手。


先月24日に50歳を迎えたばかりの④山川美由紀選手。
50代初Vを狙います。


②海野ゆかり選手が今節手にした66番のボートは、
2連対率52%で1位のエースボートです。


10R発売中に行なわれた優出組のスタート特訓は
2本とも枠なりの3対3に。







 

というわけで迎えた優勝戦の時間。

 

【優勝戦12R出走表】
①淺田千亜希 (優出156回目、優勝38回、津3V)
②海野ゆかり (優出208回目、優勝48回、津1V)
③高田ひかる (初優出)
④山川美由紀 (優出325回目、優勝74回、津5V)
⑤水口 由紀 (優出78回目、優勝6回)
⑥中村 桃佳 (優出7回目、優勝1回)


 

コンディションは追い風5m、波高3cm、
気温15℃、天候:くもり。


 

進入は枠なりの3対3。

 

STは内からコンマ13、17、16/10、14、12
全艇が10台の好スタートを決めました。

 

1マークはインから先マイを狙う①淺田選手に対し、
2コースの②海野選手がツケマイで襲い掛かり、
3コースの③高田選手が差し込んでくる展開に。


 

バック直線に出ると3艇ラップ状態の大混戦。
①淺田選手と③高田選手は激しく舟をぶつけ合いました。


 

1周2マークは内から先マイする③高田選手に対し、
①淺田選手がツケマイを放つ展開に。

 

これで2艇のマッチレースとなり、
ピット内で見守っていた選手たちもヒートアップ。


 

大興奮でピョンピョン飛び跳ねながら
懸命に声援を送る加藤綾選手の姿もありました。


 

壮絶なデッドヒートは2周1マークでも決着がつかず、
バック直線でまたラップ状態に。


 

勝負が決したのは2周2マーク。


 

外からツケマイを狙った③高田選手が
大きく流れて無念の転覆。

 

①淺田選手に軍配が上がりました。


 

【優勝戦12R結果】
1着 ①淺田千亜希 1コース ST.13
2着 ④山川美由紀 4コース ST.10
3着 ②海野ゆかり 2コース ST.17
4着 ⑤水口 由紀 5コース ST.14
5着 ⑥中村 桃佳 6コース ST.12
転覆 ③高田ひかる 3コース ST.16
決まり手=抜き
2連単①④ 540円(2番人気)
3連単①④② 1150円(3番人気)




 

激しい転覆を喫した③高田選手ですが、
幸いケガはなかったようでひと安心。

 

残念ながら凱旋帰還とはならず、
レスキュー艇に乗ってピットへ戻ってきました。

 

するとピット内に巻き起こったのは盛大な拍手。

 

津ボート関係者やピットで働く方々が、
勇敢に戦って夢破れた地元のヒロインを称えて
拍手をおくっている姿がありました。



そんな出迎えを受けながら帰ってきた③高田選手は、
心配して駆け寄ってきた選手たちに
「大丈夫で~す!」と拍子抜けするほど元気な声で応えながら、
清々しい表情を見せている様子が。

 

敗れて悔いなし。
全力を出し切った6日間を笑顔で締めくくりました。

 

地元で1・1・3・2・3・1・2・①・転の大活躍を演じ、
"高田ひかる"の名を大いにアピールする一節に。
来月から始まるGⅡレディースオールスターの
ファン投票も楽しみになってきたのではないでしょうか。

 

次節は唐津一般戦(11/27~30)に登場。
注目度が高まるなかでどんなレースを見せるのでしょうか。


④山川選手は2着でゴールし、
価値ある賞金45万円の上積みに成功。

これで女子賞金ランキング11位に浮上し、
ベスト12入りへ大きく前進しました。

 

次節はレディースチャレンジカップで、
2年連続4回目のクイーンズクライマックス出場を狙います。


②海野選手は2コースまくり及ばず3着。
津2節連続Vはなりませんでした。

 

次節のレディースチャレンジカップ
女子賞金ランキング2位で迎えることに。
クイーンズクライマックスのトライアル初日1号艇を狙う戦いです。


⑤水口選手は4着で賞金30万円の上積みに。

 

女子賞金ランキング22位は変わりませんが、
ベスト12ボーダーまで約420万円差で踏ん張り、
次節のレディースチャレンジカップに臨みます。


⑥中村選手は6コースから5着。
2回目の優勝はなりませんでした。

 

次節は住之江オールレディース(12/1~6)に登場。
この節を終えると4カ月ほど女子戦から離れます・・・。





 


そして勝った①淺田選手は、
今年2回目・通算39回目の優勝。

 

津では03年・04年・06年女子リーグに続く4回目の優勝で、

オールレディースは4回目の優出で初Vとなりました。

 

【淺田千亜希選手 優勝歴】
97年6月 下関男女ダブル戦
97年9月 芦屋女子リーグ
00年10月 児島女子リーグ
01年8月 大村女子リーグ
01年10月 鳴門女子リーグ
01年10月 福岡女子リーグ
01年11月 びわこ女子リーグ
01年12月 尼崎女子リーグ
02年4月 桐生女子リーグ
02年11月 びわこ女子リーグ
03年6月 戸田女子リーグ
03年7月 津女子リーグ
04年10月 津女子リーグ
04年11月 平和島女子リーグ
05年10月 下関女子リーグ
06年2月 浜名湖オール女子戦
06年2月 芦屋オール女子戦
06年6月 鳴門オール女子戦
06年7月 津女子リーグ
07年3月 住之江オール女子戦
07年4月 多摩川女子リーグ
07年6月 浜名湖女子リーグ
07年9月 住之江女子リーグ
07年11月 児島オール女子戦
07年12月 徳山女子リーグ
08年2月 びわこオール女子戦
08年8月 大村女子リーグ
08年11月 宮島女子リーグ
08年12月 唐津オール女子戦
09年8月 三国オール女子戦
10年4月 蒲郡オール女子戦
10年5月 下関男女ダブル戦
10年5月 児島一般戦
11年2月 鳴門オール女子戦
13年3月 徳山オール女子戦
13年4月 鳴門男女ダブル戦
13年5月 児島オール女子戦
16年3月 児島男女ダブル戦
16年11月 津オールレディース


 

今節は1・1・1・2・1・4・2・1・①・①着

 

初日2連勝で得点率トップに立ち、
そこからシリーズリーダーの座を一度も譲らず頂点へ。

 

まくり2本、差し2本、逃げ2本、
そして抜き1本で節間7勝をマークして優勝を手にしました。


 

これで女子賞金ランキングは45位まで上昇。
3年ぶりとなるクイーンズクライマックスシリーズ戦への
出場がはっきりと見えてきました。


 

今後の出場予定は、
住之江オールレディース(12/1~6)
鳴門オールレディース(12/13~18)

 

住之江は2回、地元鳴門は4回のV歴がある水面です。


 

前期勝率6.53で7期ぶりのA1級復帰も果たすなど
本来の力を取り戻し始めた淺田選手が、
今後も目が離せない存在となりそうです。

 

淺田選手、おめでとうございました。








 

ではこれにて津オールレディース@cafeは終了。

 

次回の更新予定は11月22日、
大村での「GⅡ第3回レディースチャレンジカップ」です。

 

現時点での出場予定メンバー(支部別)は、

 

群馬 松本晶恵(山崎、毒島)
埼玉 中里優子(桐生)
東京 平田さやか(石渡、長田)
静岡 長嶋万記(徳増、坪井、菊地、笠原)
愛知 大瀧明日香(原田、池田、赤岩、平本)
三重 (井口、新田)
福井 (中島)
滋賀 水口由紀、遠藤エミ
大阪 (松井、太田、丸岡、湯川、石野)
兵庫 中谷朋子(魚谷、吉川)
徳島 (田村)
香川 山川美由紀、平高奈菜(重成、森高)
岡山 樋口由加里、喜井つかさ
広島 海野ゆかり(辻、山口)
山口 佐々木裕美(谷村)
福岡 日高逸子、藤崎小百合、魚谷香織、川野芽唯、小野生奈、竹井奈美(瓜生、岡崎、篠崎、松田)
佐賀 (深川)
長崎 
(※カッコ内はSGチャレンジカップ出場メンバー)

 

年に一度のSG・GⅡ併催レースをお楽しみに。





 

【'16女子賞金ランキング】 (11/17現在)
1 遠藤 エミ 31,870,000円 (11/22~大LCC)
2 海野ゆかり 29,858,000円 (11/22~大LCC)
3 松本 晶恵 28,937,000円 (11/22~大LCC)
4↑小野 生奈 28,493,000円 (11/15~福、11/22~大LCC)
5↓長嶋 万記 28,407,000円 (11/22~大LCC)
6 平山 智加 26,520,000円
7 寺田 千恵▼25,895,000円
8 竹井 奈美 24,094,000円 (11/13~芦、11/22~大LCC)
9 中谷 朋子 23,702,000円 (11/22~大LCC)
10 樋口由加里 23,619,680円 (11/22~大LCC)
11↑山川美由紀 23,408,390円 (11/22~大LCC)
12↓渡邉 優美▼23,173,000円
――――――クイーンズクライマックスボーダー――――――――
13 魚谷 香織 22,378,000円 (11/15~福、11/22~大LCC)
14 日高 逸子 21,996,000円 (11/22~大LCC)
15 細川 裕子▼20,193,000円
16 平田さやか 20,183,000円 (11/22~大LCC)
17 平高 奈菜 20,156,000円 (11/13~芦、11/22~大LCC)
18 田口 節子▽19,609,000円 (11/13~芦)
19 藤崎小百合 19,303,000円 (11/22~大LCC)
20 川野 芽唯 19,184,680円 (11/22~大LCC)
21 佐々木裕美 19,141,000円 (11/22~大LCC)
22 水口 由紀 18,972,000円 (11/22~大LCC)
23 大瀧明日香 18,390,000円 (11/22~大LCC)
24 喜井つかさ▽18,204,000円 (11/22~大LCC)
25 中里 優子▽17,600,680円 (11/22~大LCC)
(※カッコ内は11月27日までの出場予定。
 略称:LCCはレディースチャレンジカップ。
 昨日より順位が上がった選手は↑、下がった選手は↓。
 ▼はF休み中、▽はF休み未消化)


 

【F休み中の女子レーサー】

細川 裕子 10/24~11/22
木村沙友希 10/25~11/23
山下 友貴 8/26~11/23(F2、90日間)
今井 美亜 9/26~11/24(F2、60日間)
高橋 淳美 10/29~11/27
薮内 瑞希 10/29~11/27
白石 有美 10/31~11/29
三松 直美 9/2~11/30(F2、90日間)
中北  涼 11/1~11/30
森岡 真希 10/3~12/1(F2、60日間)
池田 明美 11/6~12/5
篠木亜衣花 11/6~12/5
清埜 翔子 11/6~12/5
中田 夕貴 11/6~12/5
寺島 美里 11/6~12/5
寺田 千恵 11/9~12/8
鈴木 成美 11/12~12/11
渡邉 優美 11/12~12/11
深川麻奈美 11/18~12/17
戸敷 晃美 11/1~12/30(F2、60日間)
松瀬 弘美 11/6~1/4(F2、60日間)
塩崎 桐加 10/10~1/7(F2、90日間)
金田 幸子 11/18~1/16(F2、60日間)

 

【F休み未消化の女子レーサー】
田口 節子 11/19~1/17(F2、60日間)
水野 望美 11/21~12/20
鵜飼菜穂子 11/27~12/26
小芦るり華 11/27~4/25(F3、150日間)
赤澤 文香 12/7~1/5
野田部宏子 12/7~1/5
中里 優子 12/13~1/11 (1/12~4/11女子戦斡旋停止)
武藤 綾子 12/13~1/11
太田 雅美 12/14~1/12
實森 美祐 12/14~1/12
五反田 忍 12/19~1/17
喜井つかさ 12/19~1/17 (1/18~7/17女子戦斡旋停止)
中村 桃佳 12/20~1/18 (1/19~4/18女子戦斡旋停止)
福岡 泉水 12/20~1/18

池田 紫乃 1/12~2/10


 

4日間開催の福岡一般戦(11/15~18)は
予選最終日の3日目を迎え、

前日得点率10位だった魚谷香織選手
5コース抜きと4コースまくりで今日2連勝の活躍。

 

1・1・5・4・1・1着で予選3位まで順位を上げ、
見事に優出切符を獲得しました。

 

【優勝戦12R出走表】
①三嶌誠司、②原田富士男、③魚谷香織
④池永太、⑤山田竜一、⑥村越篤。

 

今節は「日本財団会長杯」のため優勝賞金は120万円と高額。
現在女子賞金ランキング13位の魚谷選手。
一気にベスト12圏内に入ってくるチャンスです。


(魚谷香織選手。写真は9/7福岡)

 

桐生男女ダブル戦(11/15~20)は3日目。

 

女子の得点率上位は、
①新田芳9.75、②原田8.20、③香川8.20、
④堀之内8.00、⑤西村美7.60、⑥岸7.20、
⑦渡辺千6.75、⑧安達6.75、⑨内田6.25。

 

堀之内紀代子選手が今日2連勝で
得点率4位まで上がってきました。


(堀之内紀代子選手。写真は10/20三国)

 

三国一般戦(11/17~20)が今日開幕。

 

栢場優子選手が5Rで2コース差しを決め、
初日白星スタートとなっています。



(栢場優子選手。写真は10/12桐生)


 

各地の混合戦などで奮闘中の女子レーサーにも
ぜひご注目ください。