※今日は「前半版」「後半版」の
 2回にわけて更新します。

(後半版、http://ameblo.jp/womenleague-cafe/entry-12156025199.html






若松ナイターGWオールレディースは
シリーズ2日目を迎えました。



前半版はこの話題。



(1R、2周2マーク。④大山千広選手)


今日のMVPは大山千広選手でした。


大山博美選手との注目の母娘対決となった1Rで、
4コースから豪快にまくってデビュー初1着


ピット内ではまくりが決まると
あちこちから「オォ~!」という大歓声。


なにせ今節はピット内に福岡支部の先輩が
大挙20人ほどもいるとあって、
歓声はいつもの何倍も大きく響いていました。



「おめでとぉ~!」という祝福の声と
万雷の拍手に迎えられながら、
千広選手が笑顔いっぱいでピットに帰還。



そのころ博美選手は悔し涙か嬉し涙か、
両手で目頭をぬぐう仕草を見せて、
ピット内で出迎える選手たちの笑いを誘っていたのでした。



ピットに揚がってきた千広選手は、
同走した太田選手や野田選手らに一人ずつ挨拶して回り、
最後に1号艇の選手のもとへ。



母娘で言葉を交わしながら
肩を並べて引き揚げていく姿が。


そんな微笑ましい光景を見守っていた周りの選手たちからは、
「スター性あるねぇ」「モッてるなぁ」といった声が。


母娘対決という注目のレースで、
しかも地元ファンが詰めかける若松水面で、
しかもゴールデンウィークの日曜日という
来場者がいつもより多い日に、
雲ひとつない青空のもとで奪った初1着。


これ以上記憶に残るデビュー初1着も
なかなかないと思わせるようなレースでした。




そして記念の水神祭はレース直後に実施。



レスキュー艇に乗って大時計前に移動してきた
青いカポックの千広選手と、

その横には緑のカポックを着た選手が。



博美選手でした。



史上初となる母娘水神祭のスタートです。



参加したのは博美選手のほかに、
川野芽唯選手、小野生奈選手、渡邉優美選手。


なにせ今節は福岡支部が21人もいるだけに、
1R終了直後のピットでは
「誰が行く? 4人しか乗れないの?」と
みんなで話し合いしている光景もありましたが、
このメンバーが参加権を勝ち取ったようです。



4人の手でうつ伏せに担ぎ上げられると、



両手で頭を覆いながら、
見事に頭からズボッと水面に着水。



あとを追って博美選手と川野選手も水面へ。



カポック姿で並んで浮かぶ母娘。


水面際で見守っていたたくさんのファンから
祝福の声と拍手をおくられ、
一緒に手を振って応えていました。



そしてレスキュー艇に残った2人は、
網を持って救助活動を開始。



豪快に飛び込んでだいぶ流されていった3人ですが、
救助隊のおかげで迅速に帰還。


両手をパタパタと動かして
一生懸命に泳ぐ千広選手の姿も印象的でした。




福岡116期の大山千広選手は
昨年5月12日にデビュー。


デビュー期にF2を喫して
満足に走れない時期もありましたが、


これまで15節走って
2着4本3着14本と連絡みを重ね、
初1着は時間の問題と思われていました。


そして間もなくデビュー1周年というタイミングで
待ちに待った瞬間が。


116期女子(7人)では、
新田有理選手と瀧川千依選手に続いて
3人目の水神祭となりました。




水神祭を終えてピットに帰ってきた千広選手。


頭から飛び込んでだいぶ水を飲んだのか、
しきりに鼻を押さえている姿も。



そして一緒に飛び込んでくれた母のもとへ駆け寄り、
濡れたカポックを脱がす手伝いをしていたのでした。



そんな千広選手ですが、
このあと9Rでも2着に入る好走を見せ、

4・1・2着得点率9位まで浮上。


一気にデビュー初準優出も射程圏に入ってきました。


明日は5R6号艇で登場。
また一段と注目の集まるレースになりそうです。




後半版に続く...

(後半版、http://ameblo.jp/womenleague-cafe/entry-12156025199.html