住之江オールレディース
シリーズ最終日を迎えました。

 

 


今日のレース結果は、

 

1R ①宮本 紀美 1コース逃げ
2R ⑥滝川真由子 6コース差し (3連単18010円)
3R ②中谷 朋子 2コースまくり (3連単14110円)
4R ③木村沙友希 3コースまくり
5R ①樋口由加里 1コース逃げ
6R ①松村 昌子 1コース逃げ
7R ⑤永井 聖美 2コース差し
8R ①中里 優子 1コース逃げ
9R ①福島 陽子 1コース逃げ
10R ②樋口由加里 2コース差し
11R ①永井 聖美 1コース逃げ
優勝戦12R ④高橋 淳美 4コース差し


 



(魚谷香織選手)

 

魚谷香織選手は最終日を2着で締めくくり、
3・1・2・1・F・1・1・2・2着という一節に。

 

この活躍により、今節乗っていた37号機は、
今日の時点で2連対率トップに躍り出ました。

 

クイーンズクライマックス(賞金女王)でも
注目のモーターとなりそうです。




(宮本紀美選手)

 

1Rは宮本紀美選手が快勝。
インから逃げ切って今節初白星となりました。

 

今節乗っていたモーターは19号機は、
2連対率2位の準エース機。

 

こちらもクイーンズクライマックス(賞金女王)で
使われる可能性が高そうです。

 



(左から島田選手、木村選手、山下選手)

 

1Rでは島田なぎさ選手2着連絡みの活躍。

 

今節は機力にも悩まされて
6・6・5・6・4・6・6着
苦しい一節になっていましたが、

 

最終日に5コースから思い切った全速戦で
2着に食い込む好レースを見せてくれました。

 

次節は14日からの戸田オールレディースに出場。
地元での大暴れに期待です。




(滝川真由子選手)

 

2Rでは滝川真由子選手が本領発揮。

 

6コース差し一閃で今節初白星を挙げ、
3連単1万8010円の高配当を提供しました。

 



(4R終了直後。③木村沙友希選手)

 

4Rでは木村沙友希選手が3コースまくり一撃。
こちらも待望の今節初白星となっています。

 



(入船幸子選手)

 

入船幸子選手は5日目から1・2・2着の活躍。
シリーズ終盤の敗者戦を大いに沸かせてくれました。

 

次節は地元での唐津ほぼオール女子戦
さらに来月には唐津オールレディースも控えており、
今後の活躍も期待したいところです。




(樋口由加里選手)

 

樋口由加里選手が最終日2連勝をマーク。

 

今節は6・6・1・1・3・2・1・1・⑤・1・1着で、
節間6勝は最多タイの数字となっています。




(永井聖美選手)

 

永井聖美選手も意地の最終日2連勝

 

1・2・1・2・1・2・2・1・③・1・1着で、
今節ただ一人のオール3連対となりました。

 

11R特別選抜A戦の30万6000円を含め、
この一節間でちょうど150万円の上積みに成功。
女子賞金ランキング8位をキープしています。

 

年末にはベスト12メンバーとして
ここ住之江に帰ってくることになりそうです。



 


さて話題は優勝戦へ。

 

【優勝戦12R出走表】
1、西村  歩 (優出10回目)
2、鎌倉  涼 (優出45回目、優勝5回)
3、平高 奈菜 (優出38回目、優勝8回)
4、高橋 淳美 (優出131回目、優勝18回)
5、垣内 清美 (優出113回目、優勝16回)
6、渡辺 千草 (優出102回目、優勝2回)

 


今日の優出メンバーの動きですが、

 

ナイター開催のため、本格的な調整作業に入るのは、
陽が落ちて気温が下がってから。

 

昼間は各選手ともゆったりと過ごし、
6R発売中の優出インタビューを終えてから、
試運転やペラ調整に忙しく動き回っていました。

 


(1R観戦中の①西村選手)


(2R観戦中の③平高選手)


(2R発売中、長い時間話し込んでいた
 左:④高橋選手、右:⑤垣内選手)


(左:②鎌倉選手、右:①西村選手)


(左から③平高選手、津田選手、佐々木選手)


(左:中谷選手、右:④高橋選手)


(⑥渡辺選手)


(初めての優勝戦1号艇を手にした①西村選手)


(②鎌倉選手)


(④高橋選手)


(左:定野選手、右:①西村選手)


(8R発売中。左:③平高選手、右:②鎌倉選手)


(10R発売中。①西村選手)


(10R発売中、ペラ調整室で
 最後の仕上げに入る④高橋選手)


(10R発売中のスタート特訓。
 ⑥渡辺選手が動きを見せるも、
 各選手とも譲らずオールスローに)



 


そして迎えた頂上決戦の時間。


 

コンディションは追い風1m、波高1cm、
気温13℃、天候:晴れ。


 

優勝戦の売上は2億1642万6300円

 

GⅢオールレディースでは
初めての1レース2億円突破となりました。

 

また今日一日の売上も6億6864万0200円に達し、
GⅢオールレディース史上最高額となっています。

 

【'14 オールレディース 一日売上ベスト5】
1、6億6864万0200円 (住之江・最終日)
2、6億3777万6200円 (多摩川・最終日)
3、6億2580万0800円 (若松・最終日)
4、6億2081万0000円 (平和島・2日目)
5、6億0452万2900円 (若松・2日目)


 

注目の進入は、特訓や展示から
さまざまな駆け引きが行なわれた末、
①②③/④⑤⑥の枠なり3対3に。

 

スタートは内から20、18、16/17、17、19
ほぼ横一線の隊形になりました。

 

1マークは先マイを狙う①西村選手に対し、
②鎌倉選手がまくりで攻め込む構えに。

 

これをブロックした①西村選手のターンが流れ、
ブイ際に大きなスペースが空きました。

 

そこを見逃さなかったのが④高橋選手
4カドから最内へ鋭く差しハンドルを入れます。



(12R、1周バック直線)

 

バック直線で①西村選手と④高橋選手がラップ状態に。

 

大阪勢の一騎打ちを制したのは④高橋選手
青いカポックが先頭でゴールを駆け抜けました。



(12R、3周2マーク)

 

【優勝戦12R結果】
1着 ④高橋 淳美 4コース ST.17
2着 ①西村  歩 1コース ST.20
3着 ③平高 奈菜 3コース ST.16
4着 ⑤垣内 清美 5コース ST.17
5着 ②鎌倉  涼 2コース ST.18
6着 ⑥渡辺 千草 6コース ST.19
決まり手=差し
2連単④① 2620円(11番人気)
3連単④①③ 9330円(33番人気)

 


GⅢオールレディースはこれまで13戦が行なわれ、
優勝戦は1コース10勝、2コース3勝でしたが、
初めてダッシュ勢の勝利となりました。



 

①西村選手は惜しくも2着に終わり、
デビュー初優勝はならず。

 

それでも初日からの4連勝をはじめ、
1・1・1・1・4・2・2・①・②着の大活躍を演じ、
今節の主役だったことは誰もが認めるところでしょう。

 

これで女子賞金ランキングも55位まで浮上し、
クイーンズクライマックス(賞金女王)シリーズ戦の
出場権争いに加わってきました。

 

年末の住之江で再びその雄姿を見たいところです。



(12R終了直後。①西村歩選手)

 

③平高選手3着に入り、賞金50万円を上積み。
女子賞金ランキング3位に浮上しました。

 

しかも2位の寺田千恵選手との差は、
わずか5万6000円

 

クイーンズクライマックス(賞金女王)の
初日トライアル1号艇を射程圏にとらえています。

 

②鎌倉選手5着に終わって地元初Vならず。
女子賞金ランキングは9位で変動ありません。

 

平高選手と鎌倉選手はこのあと
中2日で蒲郡ヴィーナスシリーズに転戦。

 

そして25日から下関での
GⅡレディースチャレンジカップに臨みます。



(12R終了直後。左から③平高選手、②鎌倉選手、①西村選手)

 

⑤垣内選手は4着、⑥渡辺選手は6着でゴール。

 

準優では外枠からの2着連絡みで
高配当の立役者となった2人ですが、
優勝戦では見せ場を作れませんでした。

 


(12R終了直後。⑤垣内選手)

(12R終了直後。左:⑥渡辺選手、右:松村選手)


 


そして高橋選手は地元ファンが待つ表彰式のステージへ。


 

今年4月に始まったGⅢオールレディースですが、
14戦目にしてこれが初めての地元Vです。

 

【'14 オールレディース 優勝者】
4月 下関  海野ゆかり 1コース逃げ
4月 江戸川 田口 節子 1コース抜き
5月 若松  田口 節子 1コース逃げ
5月 徳山  三浦 永理 1コース逃げ
5月 三国  寺田 千恵 2コース差し
5月 宮島  中谷 朋子 1コース逃げ
8月 平和島 香川 素子 2コース差し
9月 多摩川 海野ゆかり 1コース逃げ
9月 福岡  岸  恵子 1コース逃げ
9月 芦屋  谷川 里江 1コース逃げ
9月 津   寺田 千恵 1コース逃げ
10月 鳴門  岸  恵子 2コース差し
10月 児島  永井 聖美 1コース逃げ
11月 住之江 高橋 淳美 4コース差し
11月 戸田
12月 桐生
12月 唐津

 


高橋選手の優勝は通算19回目
女子歴代14位タイとなりました。

 

【女子 通算優勝回数ベスト15】
1、山川美由紀 71勝
2、日高 逸子 70勝
3、鵜飼菜穂子 56勝
4、寺田 千恵 48勝
5、横西 奏恵 46勝
6、海野ゆかり 45勝
7、田口 節子 44勝
8、谷川 里江 38勝
9、淺田千亜希 37勝
10、角 ひとみ 28勝
11、佐藤 幸子 27勝
12、三浦 永理 24勝
13、大島 聖子 23勝
14、高橋 淳美 19勝
14、岩崎 芳美 19勝


 

このところ優勝戦23連敗と
なかなか栄冠に手が届いていなかった高橋選手。

 

09年2月の住之江オール女子戦以来、
約5年9カ月ぶりの優勝となりました。

 

【高橋淳美選手 優勝歴】
92年10月 唐津女子リーグ
93年5月 平和島女子リーグ
93年7月 三国女子リーグ
93年7月 福岡
93年9月 住之江女子リーグ
93年11月 鳴門女子リーグ
94年7月 丸亀
94年11月 鳴門女子リーグ
95年9月 住之江女子リーグ
97年7月 三国女子リーグ
98年10月 住之江女子リーグ
99年10月 児島女子リーグ
99年11月 徳山女子リーグ
00年2月 住之江オール女子
00年4月 下関女子リーグ
03年2月 びわこオール女子
06年1月 住之江オール女子
09年2月 住之江オール女子
14年11月 住之江オールレディース

 


住之江では実に7回目の優勝。

 

9月の住之江男女ダブル戦では
惜しくも優出2着に終わっていましたが、
その雪辱を果たしての優勝となりました。


 

今節の高橋選手は1・1・6・1・6・4・2・3・②・①着

 

初日1Rを4コースまくり差しで制してスタートし、
最終日12Rを4コース差しで制して締めくくりました。


 

これで優勝賞金100万円を加算し、
この一節間で189万8000円の上積みに成功。

 

ベスト12入りへ大きく前進する6日間となりました。

 

【'14女子賞金ランキング】 (11/4現在)
1、水口 由紀 27,702,000円 (次節11/7~びわこ)
2、寺田 千恵 26,483,000円 (次節11/6~福岡)
平高 奈菜 26,427,000円 (次節11/8~蒲郡)
日高 逸子 26,271,000円 (次節11/14~戸田)
5、平山 智加 25,812,000円 (次節11/8~蒲郡)
6、田口 節子 25,586,000円 (次節11/6~福岡)
7、三浦 永理 25,255,000円 (次節11/8~蒲郡)
8、永井 聖美 24,972,000円 (次節11/14~戸田)
9、鎌倉  涼 24,508,000円 (次節11/8~蒲郡)
10、海野ゆかり 23,705,000円 (次節11/7~びわこ)
11、小野 生奈 23,436,000円 (次節11/8~蒲郡)
12、岸  恵子 22,773,080円 (次節11/13~唐津)
13、高橋 淳美 22,731,000円 (次節11/13~唐津)
14、中谷 朋子 21,733,000円 (次節11/14~戸田)
15守屋 美穂 21,274,000円 (次節11/8~蒲郡)
16松本 晶恵 21,033,000円 (次節11/8~蒲郡)
17、谷川 里江 20,767,000円 (次節11/6~福岡)
18、魚谷 香織 20,338,000円 (次節11/8~蒲郡)
19樋口由加里 20,040,000円 (次節11/8~蒲郡)
20大瀧明日香 19,972,000円 (次節11/14~戸田)
21、香川 素子 19,008,000円 (次節12/4~下関)
22竹井 奈美 18,909,500円 (次節11/14~戸田)
23向井 美鈴 18,841,000円 (次節11/14~戸田)
24、遠藤 エミ 18,508,000円 (次節11/7~びわこ)
25、宇野 弥生 17,577,000円 (次節11/16~多摩川)
(※昨日より順位が上がった選手は↑、下がった選手は↓)


 

今後の高橋選手は13日からの唐津ほぼオール女子戦を走り、
25日からの下関GⅡレディースチャレンジカップに参戦。

 

地元住之江でのクイーンズクライマックス(賞金女王)出場に向け、
年始から奮闘を続けてきた2014年シーズン。

 

長い道のりも残すはあと2節だけです。

 

地元ファンの熱烈な声援を背に、
ラストスパートに入った高橋選手に一段と注目が集まります。

 

高橋選手、おめでとうございました。




 

ではこれにて住之江オールレディース@cafeは終了。

 

次回の更新予定は10日後、
11月14日からの戸田オールレディースです。

 

現時点での出場予定メンバー(支部別)は、

 

群馬 久保田
埼玉 大塚、中里、島田、清埜
東京 小神野、松堂、渡辺千、宮本、松村、栢場、永井、黒澤
静岡 定野、倉田、池田浩、山下
愛知 鵜飼、渡邊博、谷川、笠野、大瀧、平本
三重 
福井 中村照、藤堂
滋賀 茶谷、遠藤ゆ
大阪 
兵庫 登、森脇、中谷、古賀
徳島 新田
香川 山川、柳澤、道上、西村美
岡山 福島、堀之内
広島 
山口 向井
福岡 日高、大山、藤田、武藤、竹井、西澤、伊藤
佐賀 
長崎 松尾美、野田
(※赤字はA1級)

 

次節もお楽しみに。