残酷な時代 | これからの社会で生きていく為に

これからの社会で生きていく為に

2006年から日本は人口減少という問題を抱えることになります。そして今までのパラダイムが全く通用しなくなっていきます。このような状況の中でどのような社会が現れてくるか考えていきながら、想続というテーマが今後どのようになっていくか書いていきたいと思います。

現代は残酷な時代となった。

昔は上司から部下に対して強制した働き方で働いていた。

私はこれが先輩だったが、このやられ方に疑問を呈さず、やっていた。

そしてある瞬間から自分が思考し仕事をやる事になって今に至る。

一方、現代は上記の強制という言葉が出て来ない。

別の言い方をすれば、上司が強制できない社会となった。

そしてこの上司は部下をコントロール、導くスキルなど持ちえず、

基本的には部下を放置する道を選ぶことになった。

(これは自分のリスク管理としてかなり適正な判断である。)

その結果、部下はある資質があるものしか育たなくなった。

それは質問ができる人。

これにはもちろん、前提条件がある。

質問をするには何かをある程度、やれないという前提条件が入る。

こうならないと何から質問して良いのかさえ分からない状態になるのだ。

その結果、部下いわゆる若い世代は悪い意味で力の無いまま社会で戦う事になった。

これは全て親のせいである。

大きな要因はモンスターペアレントに象徴されていたのだ。

これによってこの子供は他の人からのアドバイスが全て消えるという状況が作られてしまった。

そしてその結果、社会に出たら自分の武器を持てないまま社会に出て今に至るのだ。

ほんと残酷な社会である。

もうこの差はありとあらゆる場面で出ている。

そしてこの延長線上には彼らの破綻・社会への八つ当たりが待っているのだと思う。