3人の石切職人の話 | これからの社会で生きていく為に

これからの社会で生きていく為に

2006年から日本は人口減少という問題を抱えることになります。そして今までのパラダイムが全く通用しなくなっていきます。このような状況の中でどのような社会が現れてくるか考えていきながら、想続というテーマが今後どのようになっていくか書いていきたいと思います。

先日の打ち合わせでクライアントが

このような視点があるんだと思ったのでこんな話をさせていただいた。

 

3人の石切職人が建設現場で働いていました。通りかかった旅人が、

石切職人それぞれに同じ質問をします。

『あなたは何をしているのですか?』
1人目の職人はつまらなそうな顔をして、
『お金を稼ぐために石を切ってるんだ』と答えました。

 

2人目の職人は作業しながら
『ここで1番の石切職人になる技術を身につけるんだ』
と無表情で淡々と答えました。

 

3人目の職人は空を見上げ、目を輝かせながらこう答えました。
『教会を作っているんだ。私が作った教会で多くの人が集まり、安らぎの場となるんだ』
一見、ただの力作業に見える仕事でも心の持ち方でこんなに変わるんだなと思います。

 

もちろん、この3人目の視点があるのがクライアントである。

このクライアントと受け皿のビジネスモデルを構築している。

どんな受け皿になるのか。

楽しみである。