人君の学は三徳 | これからの社会で生きていく為に

これからの社会で生きていく為に

2006年から日本は人口減少という問題を抱えることになります。そして今までのパラダイムが全く通用しなくなっていきます。このような状況の中でどのような社会が現れてくるか考えていきながら、想続というテーマが今後どのようになっていくか書いていきたいと思います。

人君たる者が学ばなければならないことは智・仁・勇の三字である。

すなわち、『論語』に「知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼(おそ)れず」と、

なお『中庸』に「知仁勇の三者は天下の達徳なり」とあるが、この三字をよく会得するならば、

一生この三徳を受用しても尽きはてることがないというだけではなく、

世人が驚くほどの事業を為し遂げ、手本を後世に残すことのできるのも、

この智仁勇の三徳を実践する以外にはない。