お教室で使ってる酒粕酵母は寺田本家
さんの玄米酒粕が基になってます。その寺田本家さんの当主・寺田啓佐さんが本を出されてるのですが、読んでて気持ちがあがってくる良い本なのですm(_ _ )m
。。。「自然の仕組みというのがあって、子どもが生まれると、お母さんからはひとりでにおっぱいが湧き出てくる。決してそれは、赤ちゃんがおっぱいをせびる世界ではなくて、求める世界と与える世界が一致しているということだ。
子どもに与えたいという親の思いと、乳を飲みたいという子どもの願いが、そこで一緒になっているわけだ。これは要するに、取ろうと思わなくても与えられる世界があるということ、生かされる世界があるということなのだ。」
「微生物の世界はまったく競争がなく、お互いに助け合い、支え合ってる世界だ。それぞれを尊重して共生している。…多種多様な微生物が参加することによって、生命力のある、命の宿った酒ができる。」
寺田さんは’発酵’という微生物たちの働く様子を知っていくうちに、自分自身の生き方や人の見方もどんどん変わっていったのだという…
パンつくりも、’発酵’という酵母菌の主な働きで作り出す産物お酒とパンの違いはあれど、大変にためになる本でした。
実際に歩んでいくひとりひとりの人生はどんなドラマや小説よりも興味深いもの。これからの酒粕酵母のパン捏ねにも益々気合が入ります(σ・∀・)σ
干柿酵母の胚芽セサミBAGELも美しく焼きあがりました☆
BAGELの発酵の合間にチャチャっとできちゃうパセリがた~っぷり&バジルペーストで和えたイタリアンな切干大根サラダとズッキーニと厚揚げのソテー
私のパン道ももっともっと(ノ^^)八(^^ )ノ
笑
発酵道
著者 寺田啓佐
河出書房新社