グリム童話の一つである「カエルの王さま」
のお話。皆さん、知ってます?
。。。昔むかし…とある湖のほとりでお姫様がマリ遊びをしていて、大切な金のマリを湖に落としてしまいました。お姫様がシクシク泣いていると、湖の中から一匹の醜いカエルが出てきて「アナタの大切な金のマリを湖の中から拾ってきてあげたら一緒にご飯を食べてくれたり、ベッドで一緒に寝たり、いつも一緒のお友達になってくれる?」と言います。
お姫様はカエルのことはとっても嫌な気がしたのだけど、大事な自分の金のマリが戻ってくるのは嬉しいので「いいですよ。」と返事をしてカエルに金のマリを取ってきてもらいます。とりあえずお礼を言って、早々に帰ってしまったお姫様のお城にひょっこり現れたのが、先程のカエル。
絶対に嫌と言ってごねるお姫様でしたが、お父様になだめられ渋々カエルをお城に招きいれ、一緒にご飯を食べ、いざ寝ようと思ったときにカエルがノコノコと自分のベッドに入ろうとするのを見て、「まぁ、カエルのくせに!」と力いっぱい、お姫様は壁にカエルをたたきつけてしまいました
(…ってすごい惨いお姫様ですよねぇ
)
ところが叩きつけられたカエルはそのまま下に落ちた途端に、やさしい目をしたハンサムな王子様
に変わったのです。壁に打ち付けられた拍子に悪い魔女にかけられた魔法が解けたのです!
お姫様は王子様と心の底から仲良くなり、一生幸せに暮らしましたとさ。。。
という、何だかひどいお姫様なようなのにしっかり幸せになってるっていう、グリム的ブラック感が興味深いこの童話大人になって読むと、いろいろなことが思い出されて違う角度から楽しめる(?)( ´艸`)
つい最近、代官山のshopで見つけて我が家に連れて帰ってきた’カエルの水差し’
グリム童話の「カエルの王さま」のカエルがこんなカエルだったってことはないでしょうけど、このピンクのカエルが何処かにいる私の王子様
とのご縁
を引き寄せるかぁ~~
なんて、心の片隅で期待してる今日この頃です…笑