変えられない過去をとやかく言うのではなく・・・ | 50代知識と経験を活かしたい栄養士のシンプル起業術

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私は56才で起業したごく普通の栄養士。今67才!私でも起業できた超地道な方法や悩みなどブログで紹介しています。これから起業したい50代、60代の栄養士さん、私といっしょにがんばりまませんか!

 

起業しても「書く」作業があることは変わりません。

集客からランディングページ、プログラム、販売、顧客とのやりとり

ブログからメルマガも「書く」作業のひとつ

 

ところが「書く」ことが嫌いとか苦手な人が多いのも事実

代行を頼みたい人も多いです。

 

 

嫌いになったきっかけは全員が「過去」にありました。

作文でめちゃくちゃ先生に酷評されたとか、親に「あんたは下手だから」と言われたとか

 

40年以上も前のことを引きずっています。やっぱり過去は変えられない?


でも、書けば必ず慣れていきます。下手だと思っていた自分も変わります。

なにより下手だと思って書いた文章には、代行の人が書いた文章より、しっかり「心」がこもっています。


その「心」に惹きつけられたお客さんだけが集まってきます。

 

そこまでせずに、書くのが苦手だから、起業そのものをやめると決めるのは、甘いのではないでしょうか。

  

和田秀樹さんの著書より

変えられない過去をとやかく言うのではなく、変えられる「今」を変える

●角度が違えば分析が変わる


それまでの精神分析では、素行不良の少年がいると「幼いころに親に虐待されたなどの経験があるからだ」という乳児決定論がまかり通っていました。

 

しかし、アドラーはそうした不良少年たちは、目立ちたいから、注目してほしいから素行が悪いだけだと一刀両断しました。

 

「過去の経験のせいだ、仕方ないね」ではなく、自分の意識を変えれば、不良少年はいつだって更生できると説いたのです。

 

ちなみにアドラーもコフートも、無意識なるものをインチキだと否定しています。

 

●日本にもいた角度の精神分析療法を説いた人物

 

森田正馬です。森田療法と呼ばれる治療法を1919年に開発しました。

森田の教えをひとことで言えば、変えられない過去をとやかく言うのではなく、変えられる「今」を変えよう、です。 

 

たとえば、顔が赤くなることを過度に嫌がる赤面恐怖症の患者さんがいたとします。

「顔が赤くなるのを何とかしてください」と患者さんが来たとき、森田療法では、まず「なぜ顔が赤くなるのが嫌なの」と問いかけます。

「こんな赤い顔になったら、皆に嫌われる」と患者さんは答えます。


すると「嫌われたくないと言うことは、あなたは人から好かれたいのですね?」とまた問いかけます。


そして、続けてこう言うのです。

「私は30年も精神科医をやっているけど、顔が赤くなっても好かれている人は何人も知っていますよ」

 

「そんなの例外です」と患者さんが反論しても

「そうかもしれないけど、もっとたくさん知っているのは、顔が赤くなくても嫌われている人です」

 

そしてさらにこう言います。

「あなたは顔が赤くなれるのを治せば好かれると思っているけど、違う」

「顔が赤かろうが、好かれる努力をしない限り好かれませんよ」

「あなたの顔が赤くなるのは治せない。でも、あなたが人から好かれるために、話術を磨くとか、普段からニコニコするとか、元気に挨拶するとか、あなたが他人から好かれる方法であれば一緒に考えられますよ」

 

森田療法の眼差しは、変えられない過去や事柄に向けず、誰しも変えられる「今」と「未来」に向けられているのです。

ものごとは、角度を変えれば、全く違うものになるし、できることはたくさんある。そう教えてくれているかのようです。

物事を考えるときは、角度を変えて見直してみるクセをつけましょう。


「これしかない」

「当たり前だ」

「もうムリだ」

そんなふうにしか見られなかった課題や突破口が、かすかでも、必ず見えてくるはずです。


 

 

/和田秀樹著

 

 

◆◆◆ 

今日は『変えられない過去をとやかく言うのではなく、変えられる「今」を変える』をお伝えしました。
 

いかがでしょうか。

少しでもお役にたてたら嬉しく思います。

 

 

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栄養士起業コンサルタント 小林裕子
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