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LOVE
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前回のブログはこちら
子宮頸がんってどんな病気？
みなさんは子宮頸がんという病気について知っていますか？
わたしはある日突然、ガンを宣告されました。
「子宮頸がん」ステージ確定し、
「子宮頸がんステージⅢCⅠ期」と診断されました。
しかしながら、診断直後、
この病気についての知識がありませんでした。
同じような方が多いのではないでしょうか。
正直、自分が子宮頸がんに罹患しなければ
いまだによく知らない病気だったかもしれません。
子宮頸がんステージ3
リンパ節転移の可能性あり
医師から子宮頸がんのステージを
告げられた時、今自分はどの辺なのか、
かなり深刻な状況なのか、どうなのか
いまいち、ピンときませんでした。
主治医に今自分はどういう状況なのか、
説明はしてもらいましたが、
それでもいまいちピンときませんでした。
リンパ節転移⁉︎
体はどうなっているの⁉︎
とにかくステージがⅢということで、
早急に治療が必要というので、
病状は深刻だということはわかりました。
救急車で大学病院へ救急搬送された時点で
あまり病状は
良くないのだろうとは思っていたので、
医師からガン宣告された時は、
不思議なことに至って冷静でした。
「わたし、ガンなんだな」と。
悪性腫瘍が子宮の中に今6センチ以上あり、
右リンパ節転移の可能性もあるということ。
これが事実なのだと。
とにかく、1日も早く治療開始する必要があると、
根治するために、
覚悟を決めました。
治療にあたり、これからこの病気と向き合っていかなければいけないので、そのためにはまず、
この病気についての知識が必要だと思いました。
診察が終わり
帰宅後に子宮頸がんについて調べました。
帰宅してインターネットで検索してみた
今やいつでも気軽に知りたい情報がインターネットで検索できます。
子宮頸がんについて
自分の病気を知ろうと帰宅するなり、
インターネットで調べました。
するといろんな情報があり、
正直どれが正しいのかわからなくなりました。
婦人科の主治医からは
「子宮頸がんステージⅢCⅠ期」と診断されたけれど、
それを表すチャート表が見当たりません。
全国の大学病院やがんセンターなどのホームページにある
子宮頸がんの説明にも、
「子宮頸がんステージⅢCⅠ期」が見つかりません。
それで、数日後主治医の診察があったので、
その時にこのことを話しました。
いくらインターネットで自分の病状を探しても見つからないと。
子宮頸がんの分類が新しく変わった
いくらインターネットで自分の病状を探しても見つからないと、
主治医に聞いてみたところ、
最近新しく、
子宮頸癌進行期分類が変わったのだそうです。
そりゃ、見つかるわけがないですよね。
なので、主治医から、インターネットの情報は見なくていいと言われました。
子宮頸癌進行期分類の新しい分類のエビデンスを見つけました。
詳しくはこちら
子宮頸癌進行期分類の改定について「日本産科婦人科学会雑誌第73巻第6号」
全国の大学病院やがんセンターなどのホームページにある
子宮頸がんの説明でインターネットに多く出ている
【旧版】病期の進行期（ステージ）表
出典：「国立がん研究センターがん情報サービス」
改訂前のステージ表なのですから、
そりゃ、自分の病状が見つかるわけがないですよね
おかげで、色々インターネットで探し疲れ、
目がしょぼしょぼ、
肩はガチガチになりました
そして、ようやく、自分の病状が載った
改訂した最新の子宮頸がんのステージ表を見つけました。
【改訂版】病期の進行期（ステージ）表
出典：「愛知がんセンターホームページ」
そこには主治医から告げられた私の病状、
「子宮頸がんステージⅢCⅠ期」がありました。
最新の子宮頸がんの進行期分類表や、
ステージごとの広がり方の表が分かりやすく載っているサイトを見つけました。
治療の選択
ステージが確定後、
次は治療を選択します。
診断された
子宮頸がんのステージごとで治療方法が異なります。
図にある治療法は原則的なものだそうです。
出典：「愛知がんセンターホームページ」
大学病院からのパンフレットには
このように記載されていました。
治療方針を決める要素
子宮頸がんの治療方針を決めるために、
以下の要素で決まるそうです。
1．ステージ（病期）：子宮頸がんの大きさや広がりの度合い
2．組織型：子宮頸がんの種類
3．患者の状態：年齢、全身の状態など
納得した上で子宮頸がんの治療に取り組むには、 3つの要素によって、どのように治療方針が決められているのかを理解しておくことが大切です。
がんの組織型、全身の状態や合併症の有無、
妊娠の希望などによっては別の治療法を選択することもあるそうです。
私の子宮頸がんのステージが確定した時に
主治医からは
すぐに放射線と抗がん剤の同時両方で平日通院治療をするというと
言われました。
ガン治療＝入院+手術
と思っていましたが、
平日毎日放射線治療しながら、
途中から抗がん剤治療もする
同時治療をすることになりました。
治療方針について
なぜ手術でなく
放射線と抗がん剤の同時両方で平日通院治療
なのかと、主治医に聞きました。
悪性腫瘍が３センチ以上だと
手術は無理とのことでした。
私は悪性腫瘍が6センチ以上あり、
右リンパ節転移のため、
手術不可。
放射線治療、
抗がん剤治療も開始前に
医師からどんな治療で、
期待される効果など、
じっくり説明を受けます。
放射線治療はどこでも受けられるわけでなく、
限られた病院でしか治療できないそうです。
身近にこの大学病院の
放射線治療を受けるため、遠方からわざわざ
紹介状を書いてもらい、
治療したという方がいて、
ここは、放射線治療には定評があるという事を
聞きました。
偶然にも救急搬送された
大学病院で
すぐに最先端医療が
受けられる事は
ラッキーだと思いました。
それならばと、
主治医を信じてこの大学病院で
治療しようと決めました。
インターネットの情報が正しいとは限らない
子宮頸がんと宣告され、
あれこれネットで病状について調べまくりました。
きっと、私と同じように
がん宣告された方々は
あれこれネットで調べまくったのではないでしょうか。
今回主治医にも言われましたが、
「インターネットに出ている情報が全て正しいとは限らない」
と。
意図せずに時間を浪費してしまい、
「情報過多」に情報に心が疲れてしまいました。
わからないことは直接聞くべし！
主治医はその道のプロフェッショナルです。
インターネットの記事とは違い、
最新の情報や
正しい情報を知っています。
今回、ネットの情報が全て正しいとは限らないのだと、
わからないことは直接聞くべしだということだと思いました。
主治医も、病気のことで不安なことなど
なんでも話すようにと言われました。
自分の病状が今どのくらいなのか、
分かっただけでもひと安心でした。
これから
放射線と抗がん剤の平日通院治療
をするわけですが、
治療方針については
後日、放射線は放射線科の主治医から、
抗がん剤投与については婦人科の主治医から
説明するとのことでした。
診察のたびに
行う検査の説明で
頭と体がついていきません。
今回の教訓は、
「わからないことは直接聞くべし」
些細なことでも
気になることは聞こうと思います。
これからの治療は正直不安でいっぱいですが、
根治すると覚悟を決めて、治療を頑張ります！
次回に続く
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