犬と会いました。
犬。
犬だね。
実は犬、好きだなあと思ったのはここ数年の話。
コロナ手前くらいに好きになりました。
知人とドラッグランに行かせてもらって、ビビり散らかしながら柵に入ったんですが。
犬はすごく人間を人間として見てて面白かったので好きになりました。
これはまだぼくの首が今ほど太くない頃の写真です。
まあ、それはいいです。
音楽の話。
大きく捉えたけどぼくの音楽の話です。
スパニッシュギターと歌で活動していますが、どちらかと言うと作曲家とSEとしての能力の方が高いと自負しています。
と言うのも作る音楽ジャンルが多岐に渡りすぎ。
これは作曲者としてはメリットだけど、アーティストとしてはデメリット気味。
活動している時によく問われるのはジャンルは何なのかということ。
音楽ジャンル。
ぼくも小分けにしたがる節がありますが、それとはまったく逆張りにかなりどうでもええがなという気持ちも。
説明なんか出来なくてええやん、キミら音楽はジャンルで捉えとんのかいな。
パンクが好きだからと言って、じゃあぼくの音楽がパンクと言ったら好きになるんか?
まあ、こういうことです。
とは言うものの好きなものを説明するのには必要な情報です。
今回はぼくがどんな音楽ジャンルが好きで作曲するにあたってどの影響を受けているのかをなんとなしに紹介します。
ショルヘーノと言えばスパニッシュギター。
かと言って別にフラメンコを演奏しているわけではない。
大まかに言うとロマです。
ずっとロマ音楽を軸に各音楽を作っていますが、今度出すアルバムはそんなロマ音楽を特にストレートに作ったものばかりのミニアルバム作品となっています。
お楽しみにね。
元々、好きな音楽の一軍としてあるものはポルトガル音楽ファドです。
ソロのメインタイトル、海へ なんかはファドのような哀愁や郷愁と言った音楽を踏襲しています。
いまだにこの曲は数多ある楽曲の中で群を抜いて人気曲です。
人気曲、とか言うとそれっぽいけどただの当社比です。
次にインド音楽が好きです。
と言ってもインド音楽のどれ、と言うよりインド音楽に通ずるスケール感でしょうか。
映像に奪われがちだけど、イカヅチなんかは何気にその毛色が強いです。
ライブバージョンはまったく違う雰囲気になってますが、原曲はハルモニウム感を出す為のアコーディオンやギターシンセの音ではありますがシタールの雰囲気を醸し出したりしています。
まあでも、にわかです。インド音楽の何のどれが好き、みたいなのは説明出来ません。
なんか好きなのです。音楽ってそんなものです。
次にファンクです。いわゆるダンスミュージックです。
Failureはスパニッシュギターで出来る限界のファンク感を注入しています。
ハウス、とも思われたりしますがスパニッシュギターでの限界ファンクと思ってください。
ノリにノらざるを得ない、そんな音楽ジャンルです。
ファンクは特にタワーオブパワーというバンドに大きく影響を受けまくって生きてきました。
世の中にこんなバンドがいるのかよ、と学生の頃に脳天貫かれて以降、ファンクというものはタワーオブパワーのことを指すものだと思っています、いまだに。
次に、エレクトロです。
かなり広く捉えました。
AI覚醒なんかはダンスエレクトロ、クラブミュージックです。
ドラムンベースもエレクトロに入ります。
ライブでやったこともない上にゆるめのドラムンベースですが、普通のドラムンベースを作るのはあんまり気が乗らなかった頃に作ったドラムンベースシリーズ"ガラクトリック"の一曲です。
あとはハウス・ジャパンヒップホップ感ならまだ死ねないな。
スパニッシュギタリストです。
エレクトロの範疇で言えば、最期に なんかも。
スパニッシュとは?というくらいの仕上がりになってますが自分自身、いまだにこの曲はリピートしてしまうくらい好きなサウンドと内容になってます。
これはなんだろう、インダストリアルとかも入ってくるかな?
エレクトロはこんなところにしておかないと、とにかく幅広いんです。
次にタンゴ。
実はタンゴで作っているのがこのDystosiaという曲。
そもそもぼくは色んな音楽をミックスしてますが、Dystopiaの原曲は割とタンゴのままで作っているかな?と思います。
あとはMonsterという曲もタンゴを軸に引っ掻き回して作りました。
エンディングに使っています。
次にフォルクローレ。
フォルクローレ楽器を思いっきり使っているシネマティックワールドという曲があったりします。
フォルクローレとは切っても切り離せないのがショルヘーノだなと自負してます。
何よりゲーム音楽の影響もあって、好きな音楽ジャンルとしての歴はかなり長く古い。
小学生の頃にゼルダの伝説などの影響で好きになったジャンルでもあります。
サンポーニャという楽器が特に好きなのです。
仲良くさせてもらってるのも大半がフォルクローレミュージシャンだったりするのでフラメンコ関係よりも断然、根が深いです。
次にルーマニア音楽。
最たるは花の如しという曲があります。
最近ライブで演奏し始めたのですが曲自体は2019年くらいに作曲しまして、これこそルーマニア音楽に思いっきりバカみたいに影響を受けて作りました。
ルーマニア音楽と言ってもハンガリーぽい音楽ではなくザンフィルさんというパンフルート(ナイ)奏者、フォルクローレ音楽で使用されるサンポーニャに限りなく近い湾曲した筒の並ぶ楽器を演奏される方の音楽にかなり影響を受けています。
それ以外でルーマニアだとクラシック、またはハンガリー系音楽になるのではないかと思います。よくわかりません。
実はぼくの作るインスト音楽の大半はルーマニア音楽を反映しています。
スパニッシュギタリストとは、なんだったのか。
次にフュージョンです。
総括するとぼくの音楽はほぼフュージョンです。
ワールド音楽のすべてを踏襲した上でポップスとダンスにまとめているので、もうなんかフュージョンです。
上記のNight Rhapsodyはショルヘーノなりのルーマニアフュージョンです。
他にもアフリカンやミュゼット、中東・バルカン(曲・DANCE EGYPT)、ジプシージャズ(曲・クラーケン)、シティポップ(曲・ロングディスタンス)、メタル(曲・G Magic)など多岐にわたりすぎるほどにワールドミュージックが好きです。
説明しだすと本当に色んな音楽が好きなんだなと思うのでやっぱりジャンル分けなんかクソ喰らえという気持ちにならざるを得ないですね。
だからこそスパニッシュギターの汎用性にも脱帽というか。
それらを聴いて頂いているお客様全員に拍手!の気持ちです。
これからも好きなことしかしませんがゆっくりでも着いてきて貰えると嬉しいです。
主軸として作ってきたロマ音楽のミニアルバムテレポートジプシーをお楽しみにね。
ちなみに長きに渡り作ってきたドラムンベース・LoFi HipHop系の新しいミニアルバムも鋭意製作中。
こちらもお楽しみに。
それじゃ、アディオース!